ドラマ『未解決の女2020』第5話のネタバレ・感想・あらすじをまとめてみました!
『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season2』第5話は2020年9月3日に放送されたドラマです。
銀行の立てこもり犯が草加慎司(遠藤憲一さん)の娘を通し、未解決事件の犯人を逮捕するよう要求してきました。
3人の立てこもり犯が皆同じ児童養護施設出身と分かり、未解決事件の被害者と深い関わりがあったことが分かります。そして、未解決事件のダイイングメッセージが気にかかる鳴海理沙(鈴木京香さん)は犯人に呼び出され…!?
それでは、詳細を見ていきましょう。
未解決の女2020の5話ネタバレ
2008年、養護施設「若麦学園」にて河本直也(矢野聖人さん)の卒園記念パーティーが開かれていました。
河本よりも一足早く卒園した高村青斗(落合モトキさん)と竜崎健一(山根和馬さん)もお祝いに駆けつけました。
若麦学園施設長の麦野は、河本たちと年が近い娘・麦野奈津(水谷果穂さん)もさみしがっていると話します。
河本と高村、竜崎は奈津と年も近く、仲良くしていたのです。
奈津の帰宅を待ちつつパーティーは進みますが、その頃、帰宅途中の路上にて奈津は刺殺されていました。
奈津は地面に「三」というダイイングメッセージともとれる字を遺しており、それは犯人を指すものと思われました。
当時、捜査に当たっていた草加慎司(遠藤憲一さん)は同じアルバイト先の三田良平(佐藤祐基さん)を疑います。
河本と高村、竜崎は草加に頭を下げて奈津を殺した犯人を捕まえるよう頼み、草加も「必ず逮捕する」と答えました。
しかし三田のアリバイは成立し、他の被疑者も見つかることなく、事件は未解決のままになってしまうのでした。
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文書解読係にて、草加の健康診断の結果が悪かったことに対して矢代朋(波瑠さん)が注意しています。
草加が家庭を顧みずにいた結果、妻と娘が去ったことを矢代が新係長の国木田哲夫(谷原章介さん)に話します。
それを見た鳴海理沙(鈴木京香さん)は、草加に「私はむしろ、ひとりの時間が大好き」と声をかけなぐさめるのでした。
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午後2時59分、あおい銀行東日野支店が窓口業務を終える準備をしていたところ、3人の銀行強盗が飛び込んできます。
強盗は3億円を要求しますが、規模の小さな東日野支店はそんな額の現金は置いていませんでした。
他の犯人に責められ「昭和じゃあるまいし銀行強盗なんてして上手くいくわけないでしょ」と犯人の一人が開き直ります。
そして、緊急ボタンに手を伸ばした行員の女性の目の前にやってきて目出し帽を脱ぎ「お父さんと似てないね」と笑いました。
銀行の前には殺人犯捜査担当の岡部守(工藤阿須加さん)が到着し、現場の情報を伝えています。
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文書解読係へ岡部の上司・桑部一郎係長(山内圭哉さん)から電話があり、立てこもりが起きていると聞かされます。
桑部係長は草加を呼び出し、草加の娘・美里(佐久間由衣さん)が人質の中にいると話します。
また、犯人は草加を指名していると言い、文書解読係に現場の映像を繋いで美里と犯人の様子を見せます。
犯人に銃をつきつけられた美里は、「三」と書かれた紙を持たされ、カメラの前へと進んできました。
美里の横にいる犯人は先ほど目出し帽を外した男で、その顔を見た草加は「まさか…この青年…」とつぶやくのでした。
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午後4時40分、草加は銀行に電話をかけ、犯人の一人である河本と話し始めます。
その様子を見守る他の犯人も目出し帽を外し、彼らが高村と竜崎であることが判明します。
河本を覚えていた草加に、河本は「だったら覚えてるよね? 早く約束守ってよ」と言うのです。
「奈津を殺した犯人を捕まえろ。明日の朝10時まで待ってやる」と河本は言い、できなければ人質を殺すと続けます。
思わず「待ってくれ」と言った草加に、河本は笑いながら「こっちは12年も待ってんだぞ!」と叫びました。
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草加の上司にあたる特命捜査対策室室長の古賀清成(沢村一樹さん)が捜査の指揮を執り始めました。
奈津を殺した犯人と疑われていた三田は、事件の1年前から奈津に付きまとい、通報され警告も出されていました。
しかし、映画館にいたという三田には複数の目撃情報があり、来場者のアンケートまで書いていたのです。
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その頃、桑部係長率いる殺人犯捜査担当の刑事たちも捜査会議をしていました。
こちらは現在起きている立てこもりを担当しており、最年長の竜崎は出所したばかりの半グレ集団の一員だと説明します。
また、河本と高村は同じ工場に勤めていたが業績悪化を理由にリストラされ、現在は無職だと分かりました。
桑部係長は、金欲しさに銀行強盗するならまだしも、未解決事件の再捜査を求めて立てこもるのは不可解だとぼやくのでした。
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草加に、娘を心配する元妻から電話がかかってきて「美里を助けて、お願い」と念押しされます。
しかし人質の家族は捜査に加わることができないというルールがあり、草加は思い悩むのでした。
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若麦学園を経営していた父により施設にいる子と一緒に育てられた奈津は、母亡き後、学園の仕事や家事もしていました。
家計を支えるためにアルバイトもしていた奈津は、河本へ渡すはずだった卒業祝いの寄せ書きを持ったまま亡くなりました。
奈津と年の近い立てこもり犯の3人は、本当の家族のように育っていたのです。
文書捜査のエキスパート・鳴海は、三田の書いたアンケートよりも、河本への寄せ書きの方が気になる様子です。
そして奇妙な動きを始めたと思ったら振り返り、矢代に「ちょっと麦っていう漢字、書いてもらえる?」と言うのでした。
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銀行の人質である一人の老女が、ぜいぜいと苦しそうな息をしています。
河本は思わず駆け寄った美里を注意しますが、美里はその老女には命に関わる持病があるのだと話します。
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文書解読係にやってきた古賀室長と室長補佐・宗像利夫(皆川猿時さん)は、草加の同僚が人質に指名されたと話します。
それを聞いた矢代は準備を始めますが、古賀室長は「引きこもり魔女」鳴海が指名されたのだと笑いました。
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現場に連れてこられた鳴海は「いやよ!」と反抗しますが、矢代は耳打ちで人質の極意を伝えます。
そこに駆けつけた草加は「俺が行く」と鳴海を心配しますが、鳴海は震える声で「大丈夫です」と言いました。
鳴海は手錠をかけられながら「さっきの三田の文章にも違和感があった」とハッとした顔になります。
そして鳴海は犯人たちに引き渡され、入念にボディーチェックをされた後に美里の隣に座らされるのでした。
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午後8時30分、上野シネマファーストにやってきた矢代と草加は、鳴海の発言を思い返します。
12年前の事件にて三田のアリバイの1つとされた映画のアンケートに書かれた三田の文字に、鳴海は違和感を覚えました。
鳴海は「文字の意味と筆跡がちぐはぐだったの」と美や壮大さの感想を攻撃的な字で書くのはおかしいと話します。
また「アリバイが完璧すぎるというのも違和感がある」と、三田が替え玉トリックを用いた可能性があると言いました。
その発言を基に矢代たちは現場検証を始めます。
12年前、目立つ服装の三田は売店でアイスコーヒーを買って、わざと派手に転んで周囲の人々に印象を残しました。
そして、それと同じ服装をしていた男が上映途中に入ってきて、エンドロールが始まると出て行ったのです。
しかし暗い状態だったこともあり、上映中の目撃情報では三田の顔を見た者はいなかったとされています。
草加は、三田が他の男と服を取り換えて上映中のアリバイを確保し、上映中に現場に向かい奈津を殺害したと推理します。
殺害後に映画館に戻った三田は、もう一度服を取り換えてエントランスに行き、アンケートを提出した。
それならば三田のアリバイが崩せると考えた矢代は、古賀室長に電話し、三田の協力者の捜査を頼みます。
矢代は「三田に背格好の似た、12年前に三田の言うことを聞きそうだった人物」というあいまいな情報を伝えます。
実績を上げることに執着する古賀室長は、宗像室長補佐に「どんな手を使ってでも捜し出せ!」と指示するのでした。
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草加は妻と娘が出て行った頃のことを矢代に話し「また何もしてやれなかったら、俺は…」とつぶやきます。
そんな草加を矢代は励まし、2人は三田捜しを始めました。
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銀行で美里の隣に座った鳴海は、美里が持たされた紙に「三」と書いたのは河本だと聞き出します。
鳴海が「そう…よほど好きだったのね、麦野奈津さんのことが」と言うと、それを聞いた河本が歩み寄ってきました。
金が欲しかったと主張する高村に対し、河本は奈津と付き合っていた高村こそ犯人を恨んでいたと反論します。
働くところも生きる希望も失った河本は、せめて奈津を殺した犯人を捕まえたいのだと鳴海に話します。
河本たちの経緯を知った美里は「申し訳ありません、父が約束を果たせなくて」と言いつつも犯行をやめるよう促します。
美里から施設長の気持ちを推しはかるように言われた河本は逆上し、天井に向かって発砲します。
施設長は末期がんでいつ亡くなるか分からない状態のため、河本は施設長が生きている間に犯人を捕まえたいのです。
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美里は父のせいで事件に巻き込まれたと鳴海に謝りますが、鳴海は「こういう仕事よ」と割り切った様子で答えます。
それを聞いた美里は昔の草加を思い出し、離婚を切り出す母親に「すまん」としか言わなかった草加のことを話します。
鳴海は口下手な草加らしいと言って、草加は今でも昔と同じように走り回っていると伝えます。
そんな時、紙に書かれた「三」を見た鳴海は手を組み「こんなところで…」と天を仰ぐのでした。
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古賀室長は12年前の事件における三田の協力者を突き止め、証言により三田のアリバイを崩していました。
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午前3時40分、三田がよく出入りしている店に向かった宗像室長補佐は、乱闘している三田と草加に遭遇します。
そのまま取調室に連れてこられた三田は、警視庁から会わないように警告を出されていたため替え玉を使ったと話します。
しかし「あの女、他の男と会ってたんだ」と言った三田は、その男が奈津を刺して走り去ったと続けました。
それを聞いた草加は三田の話が嘘だと感じて怒りをにじませますが、矢代が止めに入ります。
実は、河本への寄せ書きを見た鳴海は「この字は書き順が普通と違うのよ」と、奈津の書く「麦」が変だと言ったのです。
奈津の書く「麦」は、横棒3本を書いた後に縦棒で貫く順で書かれていたのです。
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午前6時41分、草加は銀行に電話をかけ、説明のために銀行に入りたいと伝えました。
手錠をかけて銀行に入って草加は、娘・美里に銃を突きつけた河本の前に連れて来られます。
三田のアリバイが崩れたと知らせた草加は「しかし、犯人は別にいる」と話します。
「あれは三ではなかった」という鳴海の言葉にうなづいた草加は、「三」の上に小さな点があったと言います。
つまり奈津は、4画目を書こうとしたところで力尽きてしまったのです。
奈津が書こうとした字が「青」だと分かり、当時奈津の彼氏だった高村青斗に視線が集まります。
そこで竜崎は、夜勤明けだからと高村が卒園パーティー直前まで寝ていたことを思い出します。
そこから抜け出して現場に向かったと疑う竜崎に対し、河本は「嘘だって言ってくれよ」と高村に問いかけます。
すると高村は「全部奈津が悪いんだよ!」と、奈津のボディーガードを務めていたのに奈津から振られたと話します。
奈津は若麦学園で一緒に育った高村を家族のように思っていると言いましたが、その実、河本に惹かれていました。
奈津の振る舞いからそれを察した高村は「みんな家族のはずだよな!?」と奈津を問い詰めました。
河本を特別と語る奈津が「卒園したら告白しようって、私…」と言ったことで高村は激高し、ナイフで奈津を刺したのです。
怒りをあらわにする河本に高村が銃を向けた瞬間、草加が河本をつかんで倒れ込みました。
それにより河本は弾を避けられましたが、高村は近くにいた鳴海をつかまえ、鳴海の頭に銃口を突きつけました。
そこで「先輩!」という矢代の声が後ろから聞こえたため、高村が銃を鳴海から離して振り返りました。
カウンターの後ろに隠れていた矢代が、カウンターに飛び乗る勢いで高村の腕を蹴り、持っていた銃を蹴り飛ばします。
そのまま着地した矢代は、丸腰になった高村を背負い投げして、倒れた高村に手錠をかけるのでした。
蹴り飛ばされた銃をキャッチした岡部の後ろから刑事たちがなだれ込み、河本と竜崎が包囲されます。
そして草加は「奈津さんに、彼らに、先生に、お前を家族だと思っていた全ての人たちに謝れ」と高村に語りかけました。
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3年振りの再会が立てこもりだったことで美里は疲れた様子ですが「でも、ちょっと見直した」と草加を褒めます。
捜査本部で美里を待つ母のところへ「一緒に行く?」と美里に誘われる草加ですが、まだ仕事があると断りました。
すると美里は、話したいことがあるから食事に行こうと草加を誘うのでした。
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鳴海は人質になる前、矢代から「トイレにチャンスあり」と教えられたことで、トイレに行った際に窓を開けておきました。
その窓から侵入してきた矢代を「一瞬、王子様に見えた」と言う鳴海に、国木田係長は「姫も王子も帰りますよ」と言います。
その様子を眺めながら「女の刑事ってみんなあんな感じ?」と問う美里に、岡部は「いいえ、あれは特別です」と答えます。
美里からの食事の誘いに乗った草加は、美里の背中を見送ってから文書解読係のところへと走っていくのでした。
未解決の女2020の5話感想
今回は12年前の未解決事件の再捜査を求めて銀行に立てこもった青年たちと草加刑事とのやりとりが軸になりました。
養護施設「若麦学園」施設長の娘・麦野奈津は、施設にいる子どもたちと家族同然に過ごしていました。
亡き母の代わりを務める奈津は、苦しい家計を支えるためにアルバイトもしていました。
そのアルバイト先で三田から目をつけられストーキングされる問題もありましたが、奈津は不幸ではありませんでした。
施設にいる子どもたちの中で、年の近い河本・高村・竜崎と特に仲良くしており、充実していたからです。
奈津はその中でも河本には特別な想いを抱いており、河本が卒園したら告白しようと考えていました。
しかしその前に、三田から奈津を守るためにボディーガードをしていた高村から、奈津は告白されます。
施設の子どもは家族だと言って高村を振った奈津ですが、河本への好意を知られてしまいます。
卒園パーティーを終えたら奈津が河本に告白すると考えた高村は、パーティーに向かう途中の奈津を殺害しました。
当時警視庁から接近禁止を言い渡された三田がアリバイ作りをしていたことで、事件が複雑になってしまったのでした。
河本主導で始まった立てこもりにより、時間制限つきの未解決事件の再捜査が始まりました。
お遍路刑事と言われる足を使うタイプの刑事・草加は、家族から捨てられた今もなお家族を思い続けていました。
だからこそ、家族同然に育った奈津を思うがゆえに犯人逮捕を願う河本に強く共感し、力を尽くしたのでしょう。
家族の1人である高村の犯行を暴くという胸の痛む結果になり、これで河本が救われたのだろうかと考えてしまいますね。
できることなら、亡くなる間際の施設長には犯人が高村だということは知らせずにいたいものです。
そして6話と最終話は前後編になるということで、楽しみですね!
未解決の女2020の5話あらすじ
2020年9月3日(木)よる9:00~
第5話『銀行立てこもり事件』閉店間際の銀行に3人組の男が押し入り、立てこもった。しかも人質の中には、「特命捜査対策室」第6係の刑事・草加慎司(遠藤憲一)の娘で、3年前に妻と共に家を出ていった草加美里(佐久間由衣)がいた上に、なぜか犯人は「草加という刑事に電話させろ」と警察に要求してきたのだ。そんな中、防犯カメラ映像で、漢数字の「三」が書かれた紙を持たされる美里と、犯人の一人の顔を確認した草加は息をのむ。その男はある未解決事件の捜査で出会った河本直也(矢野聖人)だったからだ!
草加が担当した未解決事件とは12年前、専門学校生・麦野奈津(水谷果穂)が帰宅途中に刺殺され、地面にダイイングメッセージともとれる漢数字「三」の文字が書き残されていた事件。しかし、奈津に当時つきまとい、漢数字「三」が名前に入っていることから真っ先に容疑がかかった大学生・三田良平(佐藤祐基)のアリバイは完璧…。奈津の父が経営する児童養護施設で育った直也から、必ず犯人を捕まえてほしいと懇願された草加は逮捕を誓ったが、必死の捜査もむなしく三田のアリバイは崩せず、他に犯人も特定できず仕舞いだった――。
草加は立てこもり犯の指示に従い、すぐさま電話。すると、直也は人質の命を盾に取り、約18時間後の翌朝10時までに奈津を殺した犯人を捕まえるよう要求する。自分のせいで起こった事件だと、自責の念に駆られる草加。だが、人質の家族は捜査に直接関われないため、自らの手で決着をつけることはできず…。
まもなく直也以外の立てこもり犯は、同じ児童養護施設で育った高村青斗(落合モトキ)と竜崎健一(山根和馬)で、3人とも奈津と仲が良かったことが判明する。さらに矢代朋(波瑠)は、12年前の事件当日、直也の施設卒業を祝う会のために奈津が用意した寄せ書きを入手。そこに書かれた「麦」の文字に、文書捜査のエキスパート・鳴海理沙(鈴木京香)は引っかかり…。
その矢先、人質の一人が持病を発症。直也は急病人と交換する人質として、理沙を指名する! 覚悟を決めた理沙は、朋と草加に“ある文書”にも違和感があったと告げ、銀行へ入っていくが…!?
ゲスト
草加美里………佐久間由衣「特命捜査対策室」第6係の刑事・草加慎司の一人娘。銀行員。3年前、捜査に明け暮れて家庭のことを二の次にしていた草加に愛想を尽かし、母・陽子と共に家を出た。以来、わだかまりが残ったまま、父とは一度も会っていない。そんな折、自らが勤める銀行で立てこもり事件が発生し、人質となってしまう。しかも犯人の指示で、漢数字の「三」が書かれた紙を持たされ…!?
河本直也………矢野聖人
銀行に立てこもった3人組の一人。親がおらず、養護施設「若麦学園」で育ったが、12年前に兄弟同然の絆で結ばれていた施設経営者の娘・麦野奈津が刺殺される事件が発生。草加に犯人の逮捕を懇願したが、願いは結局かなえられなかった…。12年の時を経ても当時の悔しさが消えることはなく、草加の娘・美里らを人質に取って立てこもり、ふたたび犯人逮捕を要求する。
高村青斗………落合モトキ
銀行に立てこもった3人組の一人。河本直也ら、立てこもり犯たちと一緒に養護施設「若麦学園」で育ち、12年前に何者かに殺された麦野奈津とも仲良くしていた。直也より2歳上で、一足先に「若麦学園」を退所して独り立ち。つい最近まで直也と同じ工場に務めていたが、共に業績悪化を理由にリストラされ、無職の身となってしまい…。
(引用:公式サイト)
まとめ
草加の娘を人質に取った銀行強盗は、朝までに未解決事件の犯人を捕まえるように草加に指示しました。
鳴海は寄せ書きに書かれた被害者の字と、完璧なアリバイを持つ被疑者の字の両方からヒントを得ます。
真犯人の存在を知った矢代たちは、ダイイングメッセージを基に強盗犯の1人が殺人犯だと突き止めるのでした。
>>未解決の女2020の4話ネタバレ・感想・あらすじ!久保田紗友が涙したラストの結末!
◎次回のネタバレ!
>>未解決の女2020の6話ネタバレ・感想・あらすじ!3件の事件が複雑に絡まった最終章始まる!
◎全話ネタバレまとめ!
>>未解決の女2020の1話~最終回までのネタバレ・感想・あらすじまとめ!
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