私たちはどうかしている(マンガ)12巻のネタバレ・感想・あらすじ!61話~65話の内容まとめ

『私たちはどうかしている』マンガ第12巻のネタバレ・感想・あらすじについて、まとめてみました!

私たちはどうかしているの第12巻は2020年4月13日に発売しました。

まさたか
まさたか

光月庵の後継者は七桜に決まりますが、次々と困難が降りかかり七桜を苦しめます。また、光月庵を離れた椿でしたが、あるきっかけで七桜の妊娠を知ることになります。

他にも、多喜川と女将について衝撃的な事実が発覚したり、新たに栞の姉由香莉が七桜に近づいたり……今回も波乱ばかりです。

早速ネタバレを見ていきましょう!

目次

私たちはどうかしている(マンガ)12巻のネタバレ!(61話~65話の内容まとめ)

大旦那が開けた襖の奥にいたのは七桜でした。

それを見た女将は、自分は見た目も美しい趣向を凝らした柚子の上生を選んだ、まさしく椿が作ったものではないか、と声を荒げます。

女将は椿が作ったものだと思い、七桜の御菓子を選んでいたのです。

大旦那から、椿が作ったものはつばき餅、それは樹から初めて教わった菓子だ、と告げられると女将は何も言えず黙ってしまいました。

大旦那が隣の襖を開け椿に声をかけようとすると、あの女に勝つって約束したから信じて任せたんだ、なんのために産んだと思っているんだ、とすかさず女将が椿に詰め寄ります。

やめないか、と大旦那は女将を押さえようとしますが、発作が起きて倒れてしまいます。

すぐに大旦那は病院に搬送されますが、容体は思わしくない様子でした。

病室の外では七桜、椿、女将、そして多喜川が心配そうに待っています。

緊迫した状況の中、椿が大旦那に呼ばれました。

椿が病室に入ると、つばき餅に魂をふるわされた、本当にうまかった、自分だけに向けられた御菓子だった、と大旦那は声を振り絞って話し始めます。

そして大旦那は、いままですまなかった、これからはおまえだけの菓子を作るんだ、なににも縛られず、好きに、自由に……と言いかけて話さなくなってしまいました。

椿は、これからもっと自分の御菓子を食べてもらうんだ、いままでの分も……おじいさま!と声をかけますが、大旦那は息を引き取ってしまいました。

椿は涙を流し大旦那のベッドに項垂れ、その姿を七桜は病室の外で切なそうに見つめていました。

***

大旦那の葬儀の日、椿の姿はなく、参列者は光月庵はの跡継ぎは椿じゃないらしい、椿は実の孫ではないらしいと噂話をしています。

そんな中、七桜と多喜川が現れました。

すると女将は、関係者だけの式に何しに来たの、と2人を止めようとしますが、七桜は、孫として祖父に最期のあいさつをさせてください、とまっすぐに目を見て返します。

続けて多喜川に、騒ぎ立てないほうが賢明ですよ、と言われると女将は引き下がりました。

七桜は大旦那に手を合わせ、これで私の家族はいなくなった、もっとちゃんと話をしたかった……と心の中で話しかけます。

その姿を見た参列者たちが、あの子が正式な後継者よ、と噂話を始めます。

椿はどこにいるの、椿の焼香が先だ、と女将が焦り始めた時、略礼服を着た椿が現れました。

なんて格好をしているの、どうして着物じゃないのと女将は驚きを隠せない様子で、参列者たちも、親族は正式礼服のはずだ、噂は本当だったのかとひそひそと話し始めます。

ただ椿はどれにも反応せず、静かに焼香を済ませ、参列者に一礼し去っていきました。

山口と城島が追いかけ椿に声を掛けますが、山口さんにはいつも助けられました、感謝しています、自分のものは処分してください、とだけ告げ椿は去っていきました。

そして椿はその先に待ち構えていた七桜に会います。

椿は

「18年まえと逆になったな……あのときからずっとこうしたかったんだろ、やっと自分のものを取り戻せた、よかったな」

(引用:『私たちはどうかしている』BE・LOVEコミックス 12巻)

と微笑みながら七桜に声を掛けます。

そして、

「ひとつ頼みがある、光月庵を絶対つぶさないでくれ」

(引用:『私たちはどうかしている』BE・LOVEコミックス 12巻)

と告げ、七桜の前から立ち去りました。

七桜は何も言うことができず、椿との思い出を頭に浮かべながら涙を流しますが、ずっとほしかったものを手に入れたんだから泣く権利はない、なにがあっても光月庵を守り抜く、と決意を固めた表情で光月庵の看板を見上げました。

その頃多喜川は、あれが七桜さんね、と栞の姉に声をかけられていました。

多喜川は、きみも参列してたのか、栞さんなら奥にいるよと伝えますが、栞の姉は、あなたにお祝いを言いに来た、目的を果たすことができておめでとうと不敵な笑みを浮かべながら話すのでした。

***

ある日、七桜は城島の手を借り、光月庵に荷物を運んでいました。

部屋を見まわしながら七桜は、またここに戻ってきたんだ……とかみしめます。

それじゃあと部屋を出ようとする城島に、いろいろ迷惑をかけるかもしれないけど、またよろしくねと七桜は手を差し出します。

城島は、七桜さんには戻ってきてほしくなかった……と呟きますが、ぽかんとしている七桜を見て、独り言です、またなにかあったら呼んでくださいと言って出ていきました。

残された七桜は、以前花がすみまで自分を止めに来てくれた城島を思い出し、ごめんねと心の中で謝りつつ、自分にはやらなきゃならないことがある、自分の宿命なのだ、と思い直すのでした。

七桜は従業員たちに挨拶を済ませ、厨房の手伝いをしようと山口に声を掛けますが、厨房はルーティーンが決まっているから、任せてもらいたい、と言われてしまいます。

続いて七桜は店頭の手伝いに向かいますが、従業員に上生菓子の配置について聞かれすぐ答えることができず、椿さんならすぐ答えてくれた、とぼやかれてしまいます。

こないだまでただの職人だったのに、この状況でよく平気でいられるな、などの従業員の陰口も七桜の耳に入り、自分はよそ者ってだけでなく、椿を追い出した人間なんだ、と自分の置かれている厳しい状況を改めて認識し、覚悟を強くするのでした。

その日の夜、七桜は母親の考えた桜の羊羹を作ろうと、誰もいない厨房にやってきました。

色合いを出すために必要な赤い色粉を取り出しますが、赤色へのトラウマは抜けておらず、七桜は気分が悪くなりしゃがみ込んでしまいます。

そこに女将が現れ、大丈夫?と背後から七桜に声を掛けました。

七桜は強張った表情で振り返りますが、そんな怖い顔しないで、純粋に心配しているの、と女将は続けました。

そして、これから力を合わせて店を守っていかなきゃ、そうでしょう、と七桜の手をとりました。

離してください、まずは旦那を殺したのは自分だと、無実の母に罪を着せたんだと全部話して罪を償ってください、と七桜は女将を拒絶しました。

すると女将は、かわいそうな椿、行くところもなくきっとボロボロになってるわ、あなたは暖かいお屋敷でゆっくり休んで、と七桜に嫌味を言い、厨房を出ていきました。

そんなことはない、椿はこの店の呪いから解き放たれて、もう一度御菓子を作るために、目の治療を進めているはずだ、きっとどこかで……と七桜は椿を想うのでした。

***

ある日、七桜の元に、栞の姉の長谷由香莉が訪れていました。

由香莉は長谷屋の亭主になり、長谷屋で行われる“武六会”の招待状を渡すために会いに来たようです。

武六会が、特別な6店だけが名を連ねることができ、加賀の伝統を守る象徴のような存在であることは七桜も認識していました。

同席している従業員から、会に出ることができるのは正式に跡を継いだ者だけ、椿も参加したことはない、当主として最初の重要な仕事なのだと七桜は告げられました。

従業員は続けて、武六会はその一員としてふさわしい店かどうか、品位、功績、貢献などの面で毎年審査し合っていて、少しでも劣るところがあるとすぐに外される、もし外されてしまうと店の終わりも同然なのだと七桜に説明しました。

自分のふるまいが光月庵のものとして見られる、店の終わりにも繋がりうる……と看板を背負うことへの重みを改めて感じた七桜の表情は強張っていました。

武六会当日、長谷屋に着いた七桜を由香莉が部屋まで案内してくれました。

緊張している様子の七桜に由香莉は、七桜さんはかわいらしいから、笑って座っていれば皆さん優しくしてくれますわと声をかけます。

いよいよ部屋の前に着いた七桜は、所作や歴史はしっかり叩き込んだ、はじめの挨拶をしっかり……と思いながら入ります。

中には料亭みどりの緑川、呉服屋白藤の白藤、芥田流家元の芥田が既にいました。

七桜は今まで感じたことのない厳かで冷たい、隙の許されない場の空気に飲まれ、体が固まってしまいました。

そこに、あれ、七桜ちゃんも来てたんだ、と多喜川が現れました。

武六会には多喜川も属していたのです。

着物よく似合ってるねと多喜川に笑顔を向けられると、緊張が解け、七桜は無事挨拶を済ませらることができました。

七桜が24歳であることを知ると、緑川と白藤が驚いた表情を見せ、緑川は、光月庵さんは大丈夫なのかしら、こんな言葉を知らない方が店主なんて……と呆れたように言いました。

思い当たる節がない七桜がきょとんとしていると、緑川は七桜の挨拶の中に”若輩者”という言葉があったこと、実際にそうだからそれは謙遜の言葉になっていないことを指摘しました。

更に緑川は七桜が愛人の子であることにも触れようとし、追い込まれていく七桜でしたが、くしゃみをした多喜川のおかげで話は反れました。

しかし標的は多喜川に移り、道楽で和菓子屋をやっているとかで、家をないがしろにしているという噂だ、お父さまはあんなに立派だったのに、と次々と緑川から責められてしまいます。

多喜川は笑ってその場を過ごそうとしますが、すみません、自分の勉強不足なので精進いたします、と七桜が話を遮りました。

すると芥田が、その辺にしたらどうか、亡くなった大旦那にも失礼ですよ、例の儀式を済ませてから彼女の評価を決めたらどうか、と口を開きました。

続けて芥田は、2月末日にある奉納の儀に献上する菓子を、代々光月庵の当主が受け継ぐ道具を使って作ってほしいのです、と七桜に言います。

武六会には毎年店の命である道具を神社で清めて、店の繁栄と継続を祈る重要な儀式があり、そこに供える菓子を光月庵の後継者が代々作っている、椿の父の樹も道具を使って月と桜の美しい落雁を作った、と芥田は説明します。

芥田にできるかどうか問われた七桜は、かならず皆さまの納得のいく御菓子を作ります、と宣言し頭を下げました。

長谷屋を出る時、雪が降っていたため、七桜がその様子を眺めていると、多喜川が傘を差し出してくれました。

多喜川は、みんななにかを守って生きてきた人たちだから、変わることをなにより恐れていて、新しいものには無意識に拒絶してしまうんだ、だから波風立てずに笑って合わせておいたほうがうまくやるコツなんだよ、話します。

七桜は、あの人たちは多喜川さんの全部を知ってるわけじゃないのに、好き勝手言われていいんですか、私は絶対にイヤですと返します。

そして、

「多喜川さんのこともっとちゃんと知りたいです」「好きなものや苦手なこと、怒るのはどんなときか、つらいときどうするのかとか、癖はなにかとか……本当の多喜川さんを知りたいです」

(引用:『私たちはどうかしている』BE・LOVEコミックス 12巻)

と七桜は多喜川をまっすぐ見つめながら話します。

すると多喜川は七桜の言動から、自分の幼い頃、本当はどんな御菓子好きなの?と気にかけてくれた七桜の母親の顔が思い浮かび、衝撃から傘を落としてしまいました。

多喜川さん?と七桜が声を掛けた時、こんなところで喧嘩なんて、変な噂を流されるわよと由香莉が現れました。

状況が飲み込めず反応できない2人に、もめごとでしょ?”薫さん”のそんな怖い顔初めて見るものと由香莉は続けます。

多喜川のことを”薫さん”と呼ぶ由香莉を七桜は不思議そうに見つめています。

そんな七桜に、ねえ知ってる?薫さんてね――と由香莉は話を続けようとしますが、強張った表情で由香莉!と呼ぶ多喜川に制止されました。

そんなに嫌だった?自分の名前が女みたいで恥ずかしいと思ってることを言われるの、と由香莉に言われると、 はっと我に返り、それはそうだよといつものように笑いながら話を終え、また光月庵にも寄るよと七桜に言い立ち去っていきました。

七桜が前から知り合いなんですか?と尋ねると、由香莉は家同士が古い付き合いなのと言い、御菓子楽しみにしてますねと帰っていきました。

残された七桜は、強張った表情の多喜川を思い出し、まなざしがだれかに似てる……と考えを巡らせていました。

***

七桜は早速店に戻り、例の御菓子の道具を確認しに行きます。

しかし、引き出しを開けると道具は無く、蝶の死骸が残されていました。

今後の流れを予測していた女将が、七桜を妨害しようと、道具を持ち出していのです。

七桜も女将の仕業だと勘付き、慌てて女将の部屋に行きますが、女将の荷物は全て無くなっていました。

従業員たちにどうかされたんですか?と聞かれますが、自分が当主になったことで不安を感じている従業員たちに相談するわけにもいかず、七桜は一人で聞き込みを始めますが、女将の行きそうな場所に見当もつかず苦戦します。

七桜はいっぱいいっぱいで周りが見えなくなり、車にぶつかりそうになってしまいます。

その時、栞が現れ、七桜を引っ張ってくれました。

様子がおかしいと思った栞は七桜を追っていたのです。

なにかあったんですか“?と栞は聞きますが、大丈夫と七桜ははぐらかして去ろうとします。

栞は七桜を止めようと手を握りますが、手の冷たさに異変を確信した栞は、話してください、店は一人でやるものじゃない、七桜さんだけのものじゃないんです、と強く言いました。

七桜は椿から言われた、

「光月庵を絶対につぶさないでくれ」

(引用:『私たちはどうかしている』BE・LOVEコミックス 12巻)

という言葉を思い出し、栞を頼ることにしました。

栞が長谷屋にいた時に集めた料亭や宿の連絡先を用意してくれ、2人は一カ所ずつ女将が立ち寄っていないか連絡をとることにしました。

全部に連絡を終え回答待ちになったところで、なにも食べてないですよね、と栞が栗まんじゅうを差し出しました。

七桜はアルミホイルで包んで焼いたらもっと美味しいよとアドバイスをし、早速2人はそれを実践し美味しさを堪能します。

二人で談笑しながら御菓子を食べていると、七桜の不安も和らいだのか、栞さん今日はありがとう、あのまま突っ走っていたら取り返しのつかないことになっていたかも、と言いました。

それに対して栞も照れながら 、不思議ですね、光月庵で一緒に御菓子を食べてるなんて、と話しました。

そして心配そうな表情で栞は聞きたいことがあると言い、多喜川さんと付き合っているんですか?と七桜に問いかけます。

驚く七桜に、姉、由香莉のことが気になって……姉には気を付けてください、と栞は話し始めます。

10年くらい前多喜川と姉は付き合っていたようだが、姉の一方的な想いだったようですぐダメになってしまったこと、姉の連絡を無視したり、心ない態度をとっていたため、栞が多喜川にあまりいい印象を持っていないことを七桜に伝えました。

それを受けた七桜は、多喜川がいなかったら生きてさえなかったかもしれない……と何度も救ってくれ、結婚しようといってくれた多喜川を思い浮かべ、改めて大切な人だと認識し、信じて向き合おうと決意するのでした。

***

椿は石川県の志賀町で夕子に出会っていました。

椿が禁煙の店で煙草を吸った客を注意し、殴られてしまったところを、偶然同じお店にいた夕子が助けたのです。

改めて2人で飲みなおすことになり、夕子は椿にお酒をつごうとすると、お酒はちょっとと断られます。

椿は目の手術をしたからだと説明しますが、心配そうな夕子に、ちょっと見にくくなっただけなのでともう大丈夫ですとフォローを加えました。

椿と夕子はお互いの近況を話しつつ、話題は七桜のことになりました。

自分が七桜さんの母親じゃないってこと、知っているんだろ?と夕子が問うと、光月庵を奪うために頼まれたんですよねと椿が答えたため、夕子はそれを否定します。

違うなんてどうしてわかるのか、実際七桜は正体がばれてあの火事の中姿を消した……と椿は続けようとしますが、夕子に違う、と強く遮られました。

そして夕子は七桜が椿の子を妊娠していたことを告げました。

妊娠初期のうちに火事で子供を亡くしてしまったこと、七桜が自分を責めてとても辛そうだったことを夕子が伝えると、どうしてそんな大事なことを何も言わないんだ、と椿は悔しそうに拳を握りました。

その様子を見た夕子はごめんよ、あんたには絶対言うなって約束だったんだ、と辛そうに謝り、よりを戻すことはできないの?と問いかけます。

椿は一杯もらってもいいですかと声を掛け、お酒を口にしながら、俺たちはけっきょく偽りの夫婦でしかなかった、出会ってからずっと傷つけ合ってばかりだ、と俯きながら呟くのでした。

同じ頃、多喜川は女将の居場所を掴んでいるようですが、七桜ちゃんもすぐに見つけるかなと自ら教える様子はありませんでした。

***

女将の情報が中々来ないことに焦る七桜でしたが、山口から職人が2人辞めようとしていることを聞き、更に追い込まれてしまいます。

職人は光月庵の将来に不安を感じており、引き抜きの話を受けていたようです。

不安でいっぱいになる七桜ですが、自分が厨房に入ればなんとかなる、と必死に自分を言い聞かせていました。

そんな時栞から、女将さんを見たって連絡きました、”いをり”さんに昨晩泊まったそうですと告げられ、すぐに2人は宿に向かいました。

しかし、入れ違いに女将は宿を退室しており、2人が慌てて周辺を探していると、神社に向かう女将の姿を見つけました。

急いで追いかけると、女将はちょうど道具を燃やそうと準備しているところでした。

七桜たちの姿に気付くと、女将は一緒に焚き火をしない?と声を掛けます。

そして、3年前この道具も燃えるべきだったのにどうして守ってしまったのか、大旦那はいつも自分を道具としてしか見ていなかった、血のつながっていない椿が当主になれば、大旦那へのなによりの復讐になったのに、と憎しみを露わにした女将は道具に火をつけました。

七桜はすぐに自分の羽織を使って火を押さえ込みに行き、なんとか道具を守ることができました。

道具が手元に戻り安心した七桜は気を失って倒れそうになりますが、ほんとに無茶なやつだ、と口にしながら何者かが身体を支えてくれました。

なんとその人物は椿で、どうしてここに……と七桜はとても驚きます。

椿は何も言わず七桜を見つめ、会えば傷つくのにどうして戻ってしまうのか……と考えるだけでした。

一方場を離れた女将にもある人物が、光月庵の女将だった人がみじめなものですねと声をかけていました。

その人物は多喜川で、なぜ父はあなたみたいな人に夢中になったのか、父親を奪われた家族がどういう末路を迎えるか想像してみたことはありますか?、あなたのその姿を見るのがずっと夢だったと次々と続けます。

しかし、実際その状況になっても気分はちっとも晴れない、と多喜川は複雑な様子でした。

すると女将は、何かを思いついたように、意地悪しないで、お父さまはとっても優しくしてくれたわと言います。

そして、光月庵がダメなら、多喜川家に椿を継がせようかと言うのです。

動揺する多喜川に、

「椿は多喜川家の血を継いでいるんだから、不出来なお兄さんよりふさわしいと思わない?弟の方が―――」

(引用:『私たちはどうかしている』BE・LOVEコミックス 12巻)

と女将が話す途中でこの巻は締められました。

私たちはどうかしている(マンガ)12巻の感想

光月庵の後継者問題に決着がつき、念願叶った七桜でしたが、やはり一筋縄ではいかないですね。

店を仕切るだけでも大変なのに、武六会、由香莉とどんどん壁が増えて行くので、はらはらするシーンも多かったです。

ただ武六会は女将などとは違って、御菓子づくりが認められれば、それ以降試練は少ないのかなと思っているので、どうかうまくいってほしいです。

また由香莉の行動は全く読めないので、また怖いですね。

由香莉のターゲットは多喜川なのか、七桜なのか……。

また、多喜川が由香莉に口止めしようとしたことも気になります。

なんとなくですが、多喜川と由香莉が付き合っていたことではない気がするんですよね。

栞が近くにいるから2人の仲については七桜に気付かれる可能性は十分ありますし、実際この巻で七桜は栞から聞かされますもんね。

ただ少なくとも栞も言っている通り、由香莉は七桜の味方ではなさそうなので、今後の言動に要注意ですね。

そして、多喜川、椿、女将の関係性も衝撃的でしたね。

まさか椿が女将と多喜川の父親との子供だとは……。

多喜川のまなざしが誰かに似てるという七桜の心の言葉もあったので、七桜も遠からず気付いてしまうんでしょうか。

折角七桜が多喜川との距離を縮めようと一歩ずつ踏み出している時なのに……。

ただ椿も七桜にまた近付いてきてくれたので、七桜が椿、多喜川それぞれとどう進めていくのかも今後の注目ポイントですね。

そして女将はこの巻で更に悪役への道を進めましたね。

女将は親としての愛情は全くなく、結局椿を復讐の道具としか見ていなかったんですね。

光月庵の次は多喜川家の後継ぎを狙うなんて、絵に描いたような悪役像で逆にすがすがしいですね(笑)

女将の思い通りに話は進まない自信はありますが、女将の言動によって七桜や椿が傷つく可能性は多々あるのでとても不安です。

あとこの巻で気になったのは、多喜川と椿がなぜ神社にいたのか、です。

多喜川はそもそも女将の居場所を探していたのも気になります。

女将が光月庵からいなくなっていることをなぜ知ったのか、居場所を知った後もなぜ七桜に教えないのか、七桜と同じタイミングで神社にきていたのははぜ、と多喜川については疑問ばかりです。

椿もなぜあの神社に現れたのか……光月庵内でも七桜が女将を探していることを知っているのは栞だけのはずなので、椿が情報を手に入れることは難しいはずですよね。

椿に情報を提供したのは一体誰なのでしょうか……?

次巻でこの辺の経緯が明らかになると信じて、楽しみに待つことにします(笑)

私たちはどうかしている(マンガ)12巻のあらすじ

除夜際での七桜と椿の勝負に決着がつき、ついに光月庵の後継者が決まった。だがその直後、大旦那は倒れて病院に運ばれてしまう。新旧の交代が行われ不安に感じる従業員ら。さらに新当主は金沢の文化をけん引する武六会にその実力を試されることになる。そんな中、一層強く七桜に惹かれる多喜川は徐々に自分の気持ちを抑えられなくなるが、かつての恋人・由香莉が現れて不穏なムードに。ある重大な真実を知った椿も動き出し事態は急変!?

(引用:『私たちはどうかしている』BE・LOVEコミックス 12巻

まとめ

12巻のネタバレ、いかがでしたか?

七桜にとって厳しい状況が多く、読んでいて心が痛かったです。

ただ、これからは栞、多喜川、そして椿が力になってくれそうなので、次巻で一気に好転してくれることを願います。

七桜、椿、多喜川の関係がどう進むのかも次巻の注目ですね。

また13巻のネタバレでお会いしましょう!

長々とお読みいただきありがとうございました。

この記事のトップ画像は、Amazonから引用させていただきました。

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