『MIU404』の2話ネタバレ感想・あらすじについて、まとめてみました!
2020年6月26日からTBSテレビ系の金曜ドラマ『MIU404』の放送が開始されました。
今回は【追え!走る人質監禁立てこもり】事件です。
伊吹の洞察力が火をふき、ふんわりした情報からだんだん確信へと迫っていきます。
志摩と伊吹のデコボコバディの活躍を早速見ていきましょう!
MIU404の2話ネタバレ!
(4機捜分駐所)
「謝ってもらってない」
伊吹藍(綾野剛さん)が志摩一未(星野源さん)に真面目な表情で言いました。
志摩は心当たりがなく訊き返すと、「俺を殴ったよな」と続けました。
前回、伊吹藍(綾野剛さん)が犯人に銃口を突き付けたと思った矢先。
実は拳銃ではなく『おもちゃのステッキ』でした。
それを見た志摩一未(星野源さん)は腹を立て、伊吹を殴りました。
彼はそのことをまだ根にもっていて、謝罪を要求します。
すると、志摩も「言い忘れたことがある」と言い車を眺めながら「どうしてこんな車に乗ってるんだ」とぼやきました。
前回2人が犯人を止める際に車体を押し付けた結果、破損した為に乗れなくなりました。
それで仕方なく、張り込みで時々使用されていた警察車両(まるごとメロンパンの移動販売カー)を与えられました。
4機捜の車を当番のとき貸してほしいと隊長の桔梗ゆづる(麻生久美子さん)に依頼すると、「他のチームが貸してくれると思う?」
2人の運転テクを思い返した結果、「自分なら貸さない」と志摩。
スピードが出ないことに文句を言っていて、「いざって時に犯人を追えない。何のための機捜ですか」と伊吹が訴えます。
機動捜査隊は『交通機動隊』ではなく『刑事部の機動捜査隊』だと説明します。
事件発生時、いち早く現場に到着して初動捜査に当たります。
そのためにも、交通法規を遵守しなければいけません。
以上の話で志摩に「文句ないよね」と訊くと、「文句ありません…」と諦めた様子でした。
それを聞いた伊吹が「さっきと言ってること違う!!」と突っ込みました。
やり取りを見て「仲良しだね」と微笑ましい表情を浮かべるゆづるに志摩は「仲良くない」と返します。
ゆづるはただ「問題を起こさなければそれでいい」と言うと、横から九重世人(岡田健史さん)が仕事外の雑談が見受けられると口を挟みます。
そして4機捜の分駐所が芝浦署のすぐ裏に移動し、先日のオフィスよりきれいで広くなっています。
ラフ過ぎて本部の方がよかったと文句を言うと、総務から「窓からうどんの湯切りをした人がいるからもう使わせない」と怒られたそうです。
(湯切りをした犯人は陣馬耕平(橋本じゅんさん))
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(パトロール中)
走行中に隣の車の後部座席に座っている女性と何度か目が合うと伊吹がいい、何度も目くばせをしてきます。
そして運転している男性も落ち着かない様子。
車が走り出したとき、女性の服を背後から掴む男の手が見えました。
心配になり車線変更し、例の車の後ろに移動したとき『殺人事件の容疑者が現場から逃走』と無線が入りました。
容疑者は28歳男性、黄緑色のジャンパーにジーパン姿で痩せており、現在凶器を所持していると続けて情報がきました。
先ほど伊吹が見た男の服が一致し、志摩に伝えると「見たのは袖だけ?」と何度も訊き返します。
そして、同じような人物は他にもいると言われ、「車内にいた人たちの様子がおかしかった」と強く訴えました。
志摩も『走る…人質監禁…立てこもり?』と徐々に疑い始め、無線を持ち『容疑者が乗っているかもしれないので追尾許可がほしい』と依頼します。
許可がおり、くれぐれも慎重に行うよう指示もありました。
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(事件現場のハウスクリーニング)
到着した陣馬は警官たちに「犯人見つけたかもしれないんだって?」と訊かれ「まだまだふんわりした話」と返します。
被害者は専務の松村幸弘で第一発見者は社員の仙田でいつも通りに出勤したところ、加々見崇(松下洸平さん)が逃走する瞬間を目撃しました。
勤務歴も長く遅刻や欠席もない真面目な社員でした。
それから荷物はそのまま放置され、財布も一緒でさらに運転免許はあるが運転はできないそうです。
『逃げるために通りがかりの人を車ごと拉致した可能性はある。404が追ってる車の持ち主が分かったので行くように』とゆづるは九重たちに言います。
陣馬は『血がついてない』といい、特に遺体の周りには両手の掌紋がベタベタついているのが目につくと九重に指摘します。
つまり、『加々見の手はドアを開けるときは汚れていなかった』ことが分かりました。
加々見が犯人ではない可能性があることや、仙田は彼が刺すところは見ていないことを陣馬にいいます。
そこで『血の掌紋が誰のものか、鑑識に任す』といい、現場を離れました。
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(404号車)
車内から後頭部がチラチラ見えるため、伊吹が「3人目がいる。犯人だ!」と何度も繰り返し言いました。
志摩は「仮に犯人だとして殺人を犯しているため、刺激しないためにも車から降りるまで待つ」と冷静に言います。
伊吹が「超消極的解決」と言うと「安全な解決」と返しました。
追尾していたとき、検問に引っかかってしまいました。
無線で警官に伝えるのは一足遅かったので、すぐ出られるよう志摩は待機します。
警官が加々見の乗る車に『殺人事件の捜査をしているので免許証の提示』を依頼します。
少し話した後、警官が404に来たので「前の車に容疑者が乗っていた」ことを伝え身分を明かしました。
後頭部座席にいた男は『彼らの息子』だと警官がいいます。
名前は田辺秀則、1991年4月14日生まれ、それから証拠として中学時代の写真も提示されたと報告がありました。
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(九重&陣馬)
田辺夫妻の家を訪ねたところ留守だったため、近所に聞き込みをすることにしました。
九重が袖だけで犯人と決めるのは信憑性に欠ける、99%無駄だと淡々と述べます。
陣馬も同意し『俺たちの仕事は99%無駄だ』といいます。
住人が出てくるのを待つ間、九重が陣馬に志摩の過去の話をします。
捜査一課で失敗して飛ばされたと話すと、失敗の内容は聞いたのかと訊き返します。
『志摩は相棒を殺した』とだけ述べました。
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(404号車)
伊吹が「俺の話を信じてくれるのか」と訊くと「誰のことも信じてない。可能性がゼロになるまで確認はする」といいます。
伊吹は昔から誰にも信じてもらえない過去があり、その中でたった1人だけ信じてくれた人物がいました。
陣馬から着信で『田辺夫妻には確かに息子がいた。彼は中3の時自殺していた。13年前の今日に』と連絡がありました。
田辺夫妻は息子の墓参りに行く途中でした。
だんだん加々見が秀則に見えてきたようで人質としての緊張が抜けつつありました。
それを一蹴すべく大声で「僕はあなた達を脅しているんだ!」と凶器を向けます。
「あなた本当に人を殺したの?」と訊くと彼は首を左右に振りました。
ただ普通に出勤して専務に『人員を増やしてほしい。業務の責任を社員とバイトのせいにされても困る』と直談判しました。
2人はそれを聞いて「信じる」と彼に言いました。
志摩が車から降りて田辺夫妻の車を訪問し、「バックドアが開いている」と伝え代わりに閉め直すといい、中にボイスレコーダーを仕込みました。
車内に戻り服装が一致したことや凶器の所持も確認とれたと言うと、伊吹も「ほら見ろ」と嬉しそうな表情を浮かべています。
夫妻の安全が確保できるまで追尾をすることが決定しました。
それから伊吹の携帯を借りて陣馬に『ショウブの花束を買ったフラワーショップ松木の前足を探ってほしい』と連絡を入れます。
しばらくしてレコーダーから加々見の音声が聞こえてきました。
彼は父親に虐げられてきた為言うことを聞かないと認めてもらえなかった過去がありました。
そして高校卒業後、東京へ上京しあてもない為日雇いでつなぎネットカフェに寝泊りしていました。
その半年後に偶然、中学の同級生の岸と出会いました。
事情を話したら今の会社を紹介してくれて、そのおかげで人間らしい暮らしができるようになったといいます。
それを聞いた伊吹は「いい奴じゃん」と笑みを浮かべました。
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岸は確かに在籍していたが先週でクビになっていました。
因みにクビにしたのは殺害された専務でした。
そこへ糸巻貴志(金井勇太さん)が『被害者を中傷するツィートを発見した』ことをゆづるに報告しに来ました。
内容は『ウチクリンの松村幸弘はパワハラ野郎で天誅上等!』です。
彼の実家は山梨で、ちょうど彼らが追尾している車の行き先も山梨方面に向かっているところです。
(加々見&田辺夫妻)
パワハラの被害があまりにもひどく、怒った岸が専務を殴りました。
その結果、クビになってしまいました。
田辺が「もっと上の人に相談したの?」というやり取りを聞き、志摩が『この夫婦本当に人質か?』と疑い始めます。
声色から凶器で脅されているようには聞こえませんでした。
それで岸が専務を岸が…と言ったあたりで音声が途切れてしまいました。
伊吹は彼が犯人ではなかったことに安堵したが、「犯人でないなら何故逃げ回っているんだ」と訊くと、「自分の無実を証明するために決まってるだろ」と返します。
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(陣馬&九重)
殺害現場とフラワーショップの距離は目と鼻の先でした。
防犯カメラがあったので店員に見せてもらうよう依頼します。
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(伊吹&志摩)
2人は加々見のことを信じる信じないと口論していました。
それでも彼を信じたいと伊吹が言ったとき、ゆづるから無線が入りました。
『フラワーショップの防犯カメラの映像に拉致監禁の一部始終が映ってた』ことが分かり山梨県警にも応援要請したので合流して確保するよう指示がきました。
陣馬も「無駄じゃない1%の方だったな」と九重にいい、向かいました。
道の駅の駐車場で田辺夫妻の車が停まり、伊吹は万が一に備えて確保の許可も依頼しました。
田辺はトイレに行きたいといい向かいながら、「最後まで付き合うよ。君が行こうとしてる場所に」と言いました。
早苗も「そうよ、約束」といい協力者となりました。
(男子トイレ)
加々見は「俺はあなた達の息子じゃないですよ」と言うと、彼は「俺たちはあの子を信じてやれなかった」と息子について話します。
当時、学校でクラスの子の財布からお金が盗まれる事件が起こり、その犯人が秀則だと疑われていました。
彼は反抗期の最中で話も聞かずに怒鳴りつけて頭を下げさせました。
無実だと分かったのは彼が自殺した後でした。
今だに何で死んでしまったか、原因が分からないといった様子でした。
過去に戻れるなら秀則に「お前を信じる」と言いたいと声を震わせました。
加々見が田辺の肩に手を置こうとしたとき、加々見に出頭するよう言うが凶器を出して抵抗します。
そこへ田辺が伊吹を取り押さえ彼を逃がし、また志摩も早苗に抑えられて身動きとれない間に逃げられてしまいました。
岸の実家には警官を手配したと2人に伝え、田辺夫妻は無事かと尋ねました。
しかし彼らは『合意の上だった』と主張していました。
そこで「彼は殺人事件の容疑者です。知っていて逃がしたのなら犯人隠避で罪に問われる可能性があります」と述べます。
「彼が無実だったら隠避にならない」と伊吹が言い返すと、「犯罪の嫌疑を受けて捜査中なら隠避になる」といいます。
そのとき九重から『岸を見つけた』と連絡がありました。
彼はまだ東京にいて女の家で寝ていたそうです。(事件があったことを知らない様子)
志摩は田辺夫妻に加々見の行方、やっていないのなら何のために山梨まで来たのか訊きました。
岸に会って自首を勧めようとしたと田辺が言うが、本人は東京にいて事件を知らない状態です。
そして彼らは加々見が無実だと信じたいと強く言うと、「人は信じたいことを信じるんだ」といいます。
犯人が「俺はやってない」というときの多くはごまかしたり捕まりたくないために言うが、
本当は犯人自身がやっていないと思いたいときです。
できることなら罪を犯す前に戻りたい、でも時は戻りません。
それでもやってないと言うと、「彼は自殺するかもしれません!」と怒鳴ります。
伊吹も田辺にどこ行ったかちゃんと教えてほしいと訴えました。
「ラウンドホームという用品店があるからその先は自分で歩いていく」と言っていたと早苗が教えてくれました。
彼が最終的にどこを目指していたかは彼らにも分かりません。
その頃、加々見は用品店で包丁を盗み逃走します。
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現場にあった血の掌紋の鑑定結果が出ました。
加々見の自宅で採取したものと一致したことが分かり、伊吹はいらだっていました。
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(加々見の実家)
実家に着いたとき、岸から自首するよう連絡がありました。
彼は父親を殺して自分も死ぬと言います。
昔から父親を怒らせると、反省文を書かされたりごめんなさいと言うことを強要されてきました。
父親は非があっても絶対に謝罪しない人物で、松村と似ていました。
また岸がクビになったのもアイツのせいだと言うと、殺人なんて頼んでないと返します。
こうなったのは全部父親のせいだ、それを教えるために来たと述べます。
家中探しても父親はおらず、2年前に事故で亡くなったと伝えました。
この家にはもう誰も住んでないと伊吹が教えてくれました。
それから「今朝専務を殺害したのはお前か?違うよな」と問うと、志摩が「父親へのあてつけで殺害したのか?」と写真を見せながら言いました。
「違う、僕はただ許せなかっただけだ!」と否定しました。
さらに父親が亡くなったことで復讐する相手がいなくなってしまい、彼は憤りを感じ「まだ一度も謝ってもらってない!」と叫びました。
志摩は「理由はどうあれ命は取り返しがつかない」と述べ、伊吹は「殺しちゃダメなんだ。どんなにムカついても殺した方が負けだ」と言いました。
加々見が泣いている姿を見て「無実でいてほしかった」と呟きました。
志摩は手錠を差し出し伊吹に確保させました。
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田辺夫妻も加々見の元へ到着し、彼に「ごめんね。最後まで付き合うって約束したのに」と謝罪します。
パトカーに乗り込む前、田辺の放った『ごめんね』に反応し足を止めて振り向き彼らに頭を下げました。
加々見を見送った後、腹減ったといい山梨名物のほうとうを食べに行きます。
そこで志摩は殴ったことを謝罪し、伊吹も嬉しそうな表情でした。
「俺たちいい相棒になれそうじゃん」と言うと「結構です」と断られてしまいました。
調子にのった伊吹に「さっきの謝罪を撤回する」と言ったとき、「時は戻らない」と返します。
志摩もその言葉を反芻しました。
最後に「お前は長生きしろよ」と真面目な表情で言いました。
MIU404の2話感想
今回の事件は私が見た刑事ドラマの中で今までにない事件でした。
伊吹と志摩の言葉の掛け合いのテンポが良く、ときどきコントを見ているような気分になります。
本日は人を信じない志摩が少しだけ伊吹を信じた場面がありました。
それは彼が袖だけ見て犯人が乗っているかもしれないと言ったときです。
かなりふんわりした状況を無線で流すのは彼自身もなかった出来事かもしれません。
まだまだ発展途上の2人ですが、歩み寄れたらいいなと感じました。
九重が事前に調べていた志摩の情報ですが、相棒を殺したと言う場面がありました。
その件についてはまだ分かっていませんが、陣馬がちゃんと調べたのかと言うあたり相棒が事件に巻き込まれたのかと考察しました。
そう考えると伊吹に言った『お前は長生きしろよ』という発言も辻褄が合う気がします。
捜査一課時代の描写が紐解かれるときがくるまで真相はまだ分かりませんが、今後は志摩の言動など注意しながらみていこうと思います。
MIU404の2話あらすじ
#27.3onair
伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)がパトロールをしていると、伊吹が隣を走る車に違和感を抱く。そんな中、警視庁から殺人事件の容疑者が凶器を持って逃走しているという無線が入る。容疑者の特徴から伊吹は、隣の車に容疑者が乗っているかもしれないと察知し、追跡する。
一方、殺害現場の初動捜査にあたる陣馬(橋本じゅん)と九重(岡田健史)は、第一発見者の証言から凶器を持って逃走した人物が、加々見崇(松下洸平)だということを知る。加々見は、事件現場となったハウスクリーニング会社では真面目に働く社員だったという。
殺害された会社の専務との関係性を疑う中、陣馬は遺体周辺には血の掌紋が多数ついているにも関わらず、加々見が飛び出した部屋のドアノブには血が付着していなかったことを不可解に思う。
疑惑の車を追尾する伊吹と志摩は、運転する田辺将司(鶴見辰吾)と助手席の妻・早苗(池津祥子)が怯えていたことから、車内で夫婦を脅す加々見による“移動立てこもり事件”と見立て慎重に様子を伺うが、接触した田辺夫妻の妙な態度から事件は予期せぬ方向へと転がっていく…。
(引用:公式サイト)
まとめ
次回は『いたずら通報事件』が発生します。
警官が現場に到着するとダッシュで逃げるといった厄介な内容です。
連続した犯行の狙いとは何なのか、ド派手なアクションも展開されます。
※この記事のトップ画像は、公式サイトから引用させていただきました。