『恐怖新聞』(漫画)第4巻のネタバレ・感想・あらすじについて、まとめてみました♪
不幸の手紙で礼のクラスメイトの中岡が不幸の手紙を出したことで恐ろしい目にあいます。その後も礼の周りで次々と恐怖の出来事が起きてラストで礼が大ピンチに陥ります。
果たして、礼の身に起こる恐ろしい出来事とはなんなのでしょうか?
詳細を、さっそくみていきましょう!
恐怖新聞(漫画)4巻のネタバレ
不幸の手紙
学校のクラスメイトは不幸の手紙が家に届くようになったと口々に話していました。
礼は恐怖新聞のポルターガイストに話を聞くと、不幸の手紙はインチキだから破り捨てていいと話します。
ポルターガイストの言った通りみんなに話すとみんなも納得して不幸の手紙を怖がらなくなりました。
礼が女子と話しているのが気に入らない礼のクラスメイトの中岡はクラスメイトが怖がる新しい不幸の手紙を作ってみんなを怖がらせようとします。
女子たちのもとに不幸の手紙が届き女子たちは恐怖で指を切って血を出して手紙を他の人に回します。
計画通りみんなが怖がっているのを見て中岡はいい気になっています。
そんななか、中岡の家に不幸の手紙が届きましたが、中岡は手紙を破り捨てます。
その夜、中岡が寝ていると天井から血が滴り落ちてきました。
中岡はびっくりして両親に話しますが、血はどこにも落ちていませんでした。
中岡は天井裏に何かいると父親に話して父親が天井裏を見ましたが誰もいませんでした。
代わりに中岡が天井裏を見ると血だらけの幽霊がたくさんいて中岡は絶叫しました。
中岡は恐怖で部屋を飛び出し、礼の部屋に恐怖新聞がやってきます。
新聞には中岡が不幸の手紙を出していた犯人だと書かれていて、ポルターガイストは中岡が不幸の手紙をでっち上げたから不幸の手紙が回ってきた人々からの恨みをかったと話します。
その恨みが中岡にとりつき中岡は呪われたと話しました。
中岡は礼が恐怖新聞と話しているのを見て礼の部屋の外で気絶していて、礼を見ると礼の顔が血だらけで中岡は恐怖で逃げた出しました。
中岡は学校に行ってもみんなの顔が血だらけで、恐怖のあまり暴れまわります。
精神科医によると幻覚が見えているというのが結論でした。
中岡は自分を縛るように父親に言い父親は中岡を縛りました。
中岡が天井を見ると血が雨のように滴り落ちて恐怖で絶叫をします。
その時、恐怖新聞が中岡のそばに落ちてきて中岡が助かる方法は出した不幸の手紙をすべて自分のほうに戻ってくるように念じることだと告げます。
中岡は必死に念じて、しばらくして優しい人間に生まれ変わっていました。
礼はもしかして恐怖新聞が自分と中岡を助けたのかと考えているのでした。
生きていたモナリザ
礼は世界的に有名な絵画「モナリザ」が盗まれた事件の話を始めます。
ある時、モナリザがルーブル美術館から盗まれる事件が発生してそれから6年間犯人は捕まりませんでした。
そして、6年後モナリザを売った男がいて男が出した手紙の通り指定されたホテルに行くとモナリザが置いてありました。
イタリアの画廊にモナリザは飾られてフランスとイタリアで長年揉めた末にモナリザはルーブル美術館に返されることになります。
モナリザを盗んだ犯人はペルジアという男でモナリザの絵を盗んだ動機が実に奇怪だったのです。
ペルジアがルーブル美術館に行きモナリザを見ていると突然モナリザが話しかけてくる声が聞こえてそれ以来モナリザに魅了されました。
ある日、ペルジアがカフェ・テラスに行くとモナリザにそっくりな女がいてその女は怪しい男と一緒にいました。
すると突然、一緒にいた男がモナリザ似の女性をナイフで刺してペルジアは無我夢中で彼女を病院に運びました。
彼女は礼を言って彼女はマティルダと名乗りました。
その日以来ペルジアとマティルダは付き合うようになりましたが、ある時マティルダは若くして亡くなります。
ペルジアは愛するモナリザに会う方法がルーブル美術館に行くこと以外でしか方法がなくなりました。
ペルジアは我慢ができず美術館の抜け道を見つけて見事モナリザを盗み出しました。
ペルジアは貧乏暮らしをしていて、盗んでから6年目のある日飢えに耐えきれずに恋人と別れを惜しむように手放す時に大粒の涙を流していました。
ペルジアは裁判にかけられましたが、釈放同然の罪で済みました。
後から調べたところによるとモナリザ似のマティルダが本当はペルジアの思い込みではないかという噂が立ちました。
さらに、目撃証言によるとマティルダを刺した男がナポレオンにそっくりだったという情報を聞きます。
ナポレオンはモナリザが手元にあった時に額縁に合わせるためにモナリザを小さくカットしたという逸話があります。
礼は恐怖新聞を読んでマティルダがモナリザの生まれ変わりではないかと考え始めるのでした。
笑う骸骨
ある大名の家臣で梶川市之進という武士がいました。
その梶川は気に入らないことがあると町人を斬り捨てるという傍若無人な武士だったのです。
ある日、花見で笑っていた町人に梶川は自分を笑ったと思い込んでその町人を刀で斬り首をはねて殺しました。
その後、町人を殺した場所を歩いていると笑う骸骨を見つけて肝が座っている梶川はまったく怖がらずに自分の屋敷に持ち帰りました。
梶川の笑う骸骨の噂は城中に広まりついには大名の耳にも届きました。
しかし、家老の居村はその噂を信じずもし本当に骸骨が笑ったら腹を切ると大名に約束します。
居村は梶川のもとに行き大名の前で骸骨を見せてもし笑わなかったら腹を切ると梶川は宣言しました。
梶川は骸骨を大名に見せて骸骨に笑えと命じます。
ところが、骸骨は笑うどころか微動だにせずまるで普通の骸骨でした。
梶川は笑いながら約束通り大名の前で腹を切って自害します。
その時、骸骨は梶川が切腹した姿を嘲笑うように笑い始めるのでした。
礼はその笑う骸骨が町人の恨みの怨霊だったのは間違いないと話しました。
悪魔のカード
礼はタロットカードの話を始め、これから起こる恐ろしい話を始めます。
クラスメイトの東はカソリック教の教会で悪魔の像が現れる話をします。
その像を東の父親が何の気なしに買ったが、マリキージャおばあさんが悪魔に取り憑かれます。
マリキージャおばあさんは自分の家族を殺して警察官も殺害します。
東の父親は神父でマリキージャおばあさんに取り憑いている悪魔をはらいました。
悪魔の像は燃やしたはずだがなぜか東の家にまた現れて東は怖がります。
東の父親のラファエル神父がスペインに行くということで礼を家に招く東。
礼が家に行き、夜になって礼が寝るとベッドに何か重い物が落ちてきました。
それはなんと犬の生首で、生首は礼に噛み付きました。
犬を殺したのは東の妹のとも子でとも子は男の声で汚い言葉を発しました。
とも子は何事もなかったように眠りについて礼たちはとも子が悪魔に取り憑かれたのではと不安になります。
そして、とも子の部屋に燃やしたはずの悪魔の像がありました。
翌朝、とも子は夜に起きたことは何も覚えていませんでした。
礼がご飯を食べるとご飯の中にゴキブリが入っていて思わず吐き出します。
そして、とも子はゴキブリを美味しそうに食べてゴキブリを家に集めます。
ゴキブリは東家に大量発生して礼は警察に通報しました。
警察が駆けつけましたがゴキブリはもういなくなっていました。
いつの間にかとも子がいなくなり礼はとも子の部屋のドアを打ち破ります。
とも子の部屋には焼き捨てたはずの悪魔の像があり礼は悪魔の像を焼き捨てます。
その時、不気味なおばあさんが姿を現してタロット占いでとも子が悪魔に取り憑かれていると言い当てました。
外国から神父がやってきて悪魔はらいをするがどっちが勝つかはわからないと予言します。
礼がとも子の部屋に入ると礼が処分したはずの悪魔の像があり突然ポルターガイストが発生しました。
礼は東家を逃げ出して自分の部屋に逃げ込みます。
その時、恐怖新聞が礼の前に落ちてきてポルターガイストが現れます。
ポルターガイストは占い師のおばあさんに化けて礼に予言をしたと話しました。
ポルターガイストはとも子が病院に搬送されたと礼に言い礼は急いで病院に駆けつけました。
ラファエル神父がスペインから帰ってきて早速悪魔はらいを始めようとします。
しかし、医師がとも子についている悪魔に襲われて殺されてしまいます。
ラファエル神父は正装に着替えてとも子の病室へいき悪魔はらいを始めました。
神父は聖水をかけて悪魔を弱らせましたが、悪魔が礼と東を騙して病室に連れてこさせます。
神父が油断した隙に悪魔は聖水の入ったビンを壊します。
神父は聖水を作り直して悪魔に聖水をかけました。
悪魔はとも子の声でもう大丈夫だと言い安心した礼と東が病室に行く。
しかしそれは悪魔の罠で弱ったとも子の身体から礼の身体に乗り移った悪魔。
礼は悪魔に取り憑かれて神父と東に不気味な笑みを浮かべるのでした…。
恐怖新聞(漫画)4巻の感想
不幸の手紙では、不幸の手紙を面白がってクラスメイトに出しましたが、それで恨みをかって怨霊が中岡にとりつくようになりました。
中岡はそれからおかしくなり人々を殴るようになりました。
中岡は最後はいい子になってたけどこれってハッピーエンドなんでしょうか?
なんか後味が悪かったです…。
生きていたモナリザでは、モナリザにそっくりな女性に会ったのをきっかけにモナリザを盗んだ男の顛末を描いています。
モナリザを盗んだ男は狂気と思われるほどモナリザを愛していました。
そこまで何かを愛せるのってある意味羨ましいです!
笑う骸骨では、とある家臣が笑う骸骨を拾ったのをきっかけに結果的に自分の命を失うことになりました。
骸骨が笑うと聞いただけで不気味ですが、その骸骨は家臣に斬られた恨みで大名の前で笑わずに家臣は切腹をすることになりました。
笑うというのは決して楽しいことばかりじゃないということがわかりました…。
悪魔のカードでは、悪魔にとりついた少女を助けようとしまうが、その悪魔は今度は礼にとりつきます。
悪魔というのはこんなに恐ろしい存在だったとは思いませんでした!
まるで映画の『エクソシスト』みたいです!
恐怖新聞(漫画)4巻のあらすじ
石堂中学に通う鬼形礼の同級生たちのもとに相次いで「不幸の手紙」が届いた。気味悪がる同級生たちの姿を見て、ある悪戯を思いついた中岡たち。「小指を切りつけて血を垂らした手紙を48時間以内に送らなければ不幸なことが起こる」という新たな「不幸の手紙」同級生たちに送りつけるという悪質極まりない悪戯を始める。最初は周りの反応を見て、面白がっていた中岡たちだったが、それがとんでもない怪奇現象を起こすことに…!! いったいどうなる!?
(引用:Amazon)
まとめ
『恐怖新聞』第4巻は、不幸の手紙が来たり、モナリザが盗まれたり、笑う骸骨がうらみのある家臣を死に追いやったり、悪魔が少女にとりついたりと礼の周りに次々と恐怖の出来事が起こります。
不幸の手紙を作ってクラスメイトの家に出した中岡は自分の家に怨霊がとりついたことでおかしくなります。
モナリザを盗んだ男はモナリザをまるで恋人のように愛します。
笑う骸骨は家臣が町人を殺したことで町人の怨霊が骸骨になって笑い続けます。
悪魔にとりつかれた少女は次々と奇怪な事件を引き起こして礼たちは悪魔を追い払おうとします。
今回は恐怖新聞が色々と助けてくれましたね!