『女子グルメバーガー部』第6話のネタバレ・感想・あらすじについて、まとめてみました♪
衞藤セーラ(瑛茉ジャスミンさん)のアメリカ人の父親がアメリカから日本に転勤になり来日することになりました。
英語しか喋れない父親と英語が喋れないセーラ。
コミュニケーションに不安を感じたセーラは英会話教室に通うことにしたのですが・・。
その英会話教室でセーラはミュージシャン志望の不二すみれ(矢島舞美さん)と出会い、二人でグルメバーガーを食べに行くことになります。
二人が気付くコミュニケーションに本当に必要なものとは?
女子グルメバーガー部6話のネタバレ
英会話スクールの授業中、衞藤セーラ(瑛茉ジャスミンさん)は考え事をしていて、会話の相手役の不二すみれ(矢島舞美さん)に話し掛けられても気付きません。
自分の英語力の無さのせいだと傷つくすみれでしたが、セーラは考え事をしていたと関西弁で謝り、すみれよりも英語が出来ない様子です。
授業が終わり、階段を下りてくるセーラをすみれが待っていました。
さっきの事を詫びるセーラにすみれはセーラが英会話教室に通っている訳を尋ねます。
「不躾にすみません。その・・ちょっと気になって」と言うすみれにセーラは
「それは私が中学生英語も出来ないからですか?」と笑顔で・・。
すみれは「いえ・・はい・・」と。
少し悲しそうにセーラは「のっぴきならない事情があるんです。」と
日本に転職して来日する英語しか喋れないパパのおもてなしをしなくてはならないのだと。
「せめて日常会話だけでもって思ったんですけど、想像以上にちんぷんかんぷんで・・。
コミュニケーションがとれるか不安で・・。親子なのに・・」
と落ち込むセーラ。
いつかフジロックフェスに出て、ムール・ギャラガンに逢った際に愛を伝えるために英会話を!と語るすみれに、
やっぱ言葉が通じないと愛って伝わらないんだなぁ、と更に落ち込むセーラ。
すみれは言葉が伝わらなくても伝わったりするものもきっとあると、二人が好きな共通の食べ物を食べに行く事を薦めます。
「食べ物・・」セーラの頭に玲奈(松田るかさん)と食べたグルメバーガーが浮かびました。
「そういえばパパもグルメバーガー好きだったな」
と言うセーラをこの近所のハンバーガー店に案内すると言うすみれ。
「Authentic」
「ここに連れてきたらいいじゃないですか」と言うすみれですが、
セーラはパパが好きなのはアメリカの王道のグルメバーガーだと・・。
「このお店の名前Authenticだったじゃないですか。本物とか正統なって意味ですよ。つまりは王道です」とすみれ。
王道とは思えないメニューからブロッコリーチーズバーガーを選ぶセーラ。
レッドホットガーリックバーガーを選ぶすみれ。
常連客・足立竜二(坂東彦三郎さん)がハンバーガー作りのナレーションを。
「ブロッコリーチーズバーガーは彼が独立してお店を持った時に看板メニューとして思いついたオリジナルバーガー。
食感、インパクト、加工のしやすさを考慮した結果出来た代物だ。
ブロッコリーの上に乗せるのはモントレー・ジャック・チーズ。
蕩けるチーズがブロッコリーとパティを飲み込む。
彼は試作段階でこのブロッコリーチーズバーガーを頭の中で思い描き、絶対美味しいと確信して作り上げた。
そして、その通り、大人気看板メニューとして確立させたのだ。
作ってくれて本当にありがとう!!」
セーラにどうしてロリータファッションをしているのかと聞くすみれ。
「私、昔から少し浮いてたんですよね。こんな顔なのに関西弁やし。周りから変って言われてて。日本人でもないし、アメリカ人でもないし、何者にもなれない自分がすっごく嫌で・・。そんな時、このお洋服たちに逢ったんです。」
ロリータファッションを纏い、自撮りをしている黒髪のセーラの回想シーン。
「その写真を本当になんとなくアメリカにいるパパに送ったんですよ。」
パパからの返信を辞書で調べているセーラ。
「素晴らしい!君の服、大好きだよ!お姫様みたいだね!」と・・。
「それから何者かでいる必要なんてない。パパのお姫様でいられればそれでいいやって思える様になったんです。」
感動するすみれ。
「でも、その時もパパに感謝を伝えたかったんですけど、うまく言葉に出来なくって・・。
また同じ事になるかも知れないって思うと・・。辛いです」
その頃、竜二はニンニクを揚げる匂いに悶絶していました。
「レッドホットガーリックバーガーに欠かせないのは揚げたニンニクだ!
この圧倒的存在感が食欲を増進させて行く~!!
ペースト状にしたセミドライトマトをメインに作った特製のホットソース。
トマトの甘みと酸味のバランスは絶妙だが、その辛さは激辛!!
しかし、癖になった堪らないのだ~。
見た目も味も刺激的な一品だ!」
セーラとすみれの元にハンバーガーが供されます。
ハンバーガーの見た目のインパクトと香りに感動し、夢中で齧り付くセーラとすみれ。
この店ならきっとセーラのパパも満足してくれる!
外国人紳士がボディランゲージを交えた英語で店長にハンバーガーを絶賛するのを見たセーラとすみれは「言葉は通じなくても心を通じる」ことを確信するのでした。
日傘をさして待っているセーラの後ろ姿。
「セーラ」と男性の呼び声。
「パパ」と満面の笑みで抱きついたセーラはパパを片言の英語でグルメバーガーに誘い、二人は笑顔で歩き出しました。
女子グルメバーガー部6話への感想
どうしてセーラがロリータファッションをしているのか?
という謎が解けましたね。
ハーフってエキゾチックな顔立ちでスタイルも良くて羨ましい~!
と単純に思ってしまいますが、ハーフの方にはハーフの方の悩みがあるのですね。
ウエンツ瑛士さんも英語がペラペラと決めつけられて困ると話されていました。
見た目で判断するのは良くないと言いつつ、特に初対面はほぼ見た目に頼ってしまいがちです。
離れて暮らすパパの一言で自分の居場所を見つけれれたセーラ。
大好きなパパとやっと一緒に暮らせる喜びよりも言葉が通じない不安が先立ってしまう・・。
そんなセーラが喋れなくても大丈夫と言う経験が出来たことに本当に感謝です。
特に日本人は「きちんと」「ちゃんと」出来なければいけないと自分を追い詰める傾向が強いように思います。
かくいう私もそうだったのですが(笑)。
そもそも「きちんと」「ちゃんと」の基準はなんでしょう?
「大体」でいいんだと気付くと人生は数倍生きやすくなります。
セーラを通して、私も改めてそのことを思い出させてもらいました。
メインともいえる飯テロのお話ですが、今回もやっちゃってくれてます。
カメラマンさんもナレーションの坂東彦三郎さんも!
薄めのパティの上に乗せられたブロッコリー、その上で蕩ける濃厚なチーズ。
カラッと揚げられるガーリック!
丁寧に積み重ねられた分厚く美しいハンバーガー!
美味しそうにバクバク食べてくれる二人の美女に
食欲は全開!悶絶ものです!
実際、あの分厚さのハンバーガーをあれだけ綺麗に食べられるのは女優さんの技術なのか、あるいはハンバーガーの技術なのか気になります。
お店に行かなければ食べられない最たる料理がグルメバーガーではないでしょうか。
今はコロナ渦で外食のハードルが高くなってしまっていますが、落ち着いたらまずはグルメバーガーに行こうと心に決めています。
去年は行きたいと思えば直ぐに行けたのに~!!
いえいえ、楽しみに待つ時間も最高の調味料ですね。
来週はどんなお店が登場するのか楽しみです。
女子グルメバーガー部6話のあらすじ
8月14日(金)放送
第6話
ロリータファッションに身を包んだ衛藤セーラ(瑛茉ジャスミン)は、英会話教室に通っていたが、何やら浮かない顔をしており…。不二すみれ(矢島舞美)は、そんなセーラの姿が気になり英会話教室に通うきっかけを尋ねると、何やらセーラには英語を話せるようにならなければいけない理由があるらしく…。セーラを元気づけようとすみれはグルメバーガーのお店に連れていくことに。そこはまさしく“王道”なグルメバーガー店だった。ゲスト出演者
足立竜二/坂東彦三郎(引用:公式サイト)
まとめ
初対面ではちょっと引いてしまうセーラのロリータファッションに隠された理由。
言葉の通じない父親と娘の国境も言葉も超えた愛情に感動です。
身体全体を使って思いを伝えるのって素敵ですね。
いつもにも増して心に残るお話でした。
※この記事のトップ画像は、公式サイトから引用させていただきました。