銀座黒猫物語4話ネタバレ・感想・あらすじ!上から目線の永尾まりやは本当の気づきを得られる?

ドラマ『銀座黒猫物語』の4話ネタバレ感想・あらすじについて、まとめてみました!

第4話、今回の舞台は『松崎煎餅』、1804年創業の、店名の通りのお煎餅やさんです。

瓦煎餅「大江戸松崎 三味胴」は、四季折々の風情を砂糖蜜で書いてある松崎煎餅の代表作です。

「一枚一枚 心を込めて 手を抜くな」はい、松崎煎餅のHPに書かれているモットー(心得)。おいしそうなお煎餅が沢山出てきます。

まさたか
まさたか

今回の主人公はネイリストの女性です。芸術作品を生み出す両者、今回はどんな交わりが生まれるのでしょうか。

第4話を見ていきましょう。

目次

銀座黒猫物語4話のネタバレ!

人気ネイリストの家長マキ(永尾まりやさん)は、初めてご来店のお客様(山際絵礼奈さん)をお迎えしました。

お客様がご要望されるネイルではなく、お客様に似合うと思われるネイルを強く推し、施します。

出来上がったネイルを見て、不満顔のお客様。そんな彼女の様子を、家長マキは全く気付く気配もありません。

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その日の営業も終わり、ホッと一息、控室に戻ったマキは、携帯を手にします。

そこには、昼間のお客様が、彼女のネイルサロンへの不満を綴り、行かない方がいい、と、拡散を希望する投稿がありました。

そしてそこには、過去にご来店されたお客様や、これからご予約のお客様からのネガティブコメントがたくさん、彼女のお店のSNSは炎上してしまいました。

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翌日、友人のさゆり(野田美桜さん)を呼び出して、やりきれない憤りをぶつけてしまいます。

最初は笑って同意していたさゆりも、自己中心的な発言ばかりの家長マキに、堪忍袋の緒が切れました。

なんでも人のせいにし、少しは自分が悪いと思わないのか、その性格は直した方がいいと、苦言を呈しました。

ネイルをお願いするお客様も、希望を言いたくてもいえない、自分もそうだった、このネイルも気に入ってない、と、今まで溜めていた不満をぶちまけました。

言われ放題、寝耳に水の話に驚く家長マキです。

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タダでやってあげたネイルに、気にいる、気に入らないはおかしい、それなら、施術料をいただきます、と、火に油を注ぐメールを送る家長マキ。

ちょっと考えて、送信を取り消しましたが。

そんな彼女は、そう、銀座の例の公園の滑り台に座っています。ほら、ほらほら、来ましたよ、あの黒猫が。

黒猫を見て、ネイルのデザインにいいかもと考え、写真を撮ろうとすると、突然歩き出す黒猫。家長マキは慌ててその後を追いました。

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やっと追いつき、写真を撮ろうとしますが失敗。そこは、『松崎煎餅』の店先でした。

可愛い絵柄の瓦煎餅に見惚れていると、店内に案内されます。

およそお煎餅屋さんとは思えないお洒落な店内には、美味しそうな、そして、様々なお煎餅がたくさん。

創業は江戸時代、徳川家斉の時代の、老舗のお煎餅屋さんでした。

瓦煎餅が気に入り、デザインも可愛い、素敵と話すと、もっと沢山の瓦煎餅がある地下に案内されました。

案内してくれたのは、松崎秀一郎(宮崎吐夢さん)、松崎煎餅の社長、8代目その人でした。

素敵なデザインと褒めると、こだわって作ったのでと嬉しそうな社長に、こだわりって大切ですよねと、一人納得する家長マキです。

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地上の店舗に戻ると、結婚式の引き出物に松崎煎餅を使うカップルがいました。偶然にも、新婦であるのぞみ(瀬戸さおりさん)は、結婚式前に、家長マキにネイルの予約をしていました。

お煎餅のデザインに悩んでいるというのぞみは、家長マキにどれがいいか、アドバイスを求めます。

家長マキが良いと言ったデザインは、のぞみは絶対に選ばないデザインだったらしく、また、なかなか決まらないことで、新郎であるそうた(大和孔太さん)とのぞみが喧嘩を始めてしまいました。

そのやりとりを見ていた社長は、1からオリジナルデザインを作ってみませんかと提案します。

その提案に飛びついたのぞみは、家長マキにも一緒に考えて欲しいと依頼します。ネイルのデザインと合わせたいと。

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社長は、そうたとのぞみの希望を聞きつつ、提案をし、デザインを描いていきます。

そして、家長マキのアイデアに難色を示すのぞみには、双方に角が立たない言葉を選んで、気持ちよく進めていきます。

新郎新婦の二人が気にいるまで、イメージを膨らませるために、二人のことを聞き出していく社長の姿。デートの話、馴れ初め、結婚式に招待する友人のこと。。。

聞き出されていくうちに、先程の険悪なムードは払拭されて、見つめあって笑いながら話す二人。

何度も描き直す社長の姿に、家長マキは戸惑いを隠せません。しかし、もう口を出して、自分の意見を主張することはなくなっていました。

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無事にデザインも決まり、仲良く手を繋いで帰る二人を見送った社長と家長マキ。

1番最初のデザインが良かったという家長マキに、そんなのはどうだって良い、と社長が話します。

社長がデザインにこだわるのは、お客様に手に取っていただき、喜んでいただくため、そのためにこだわるのです。

お客様が納得されるまで、とことんお付き合いをさせていただくと。

そして言います。同じじゃないですか、ネイルされたお客様の喜ぶ顔を見られた時が幸せでしょうと。

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帰り道、家長マキは思い返していました。

お客様のため、お客様似合うものは私の方が知っている、そう思い込んで、自分の意見を押し付けていた自分の言動を。それに気づきました。

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喧嘩別れしたさゆりがお店を訪れます。深く礼をして迎える家長マキ。

家長マキから謝罪の言葉を口にします。すると、さゆりも、言いすぎた、確かにタダでやってもらっているし、と。

あれ?送信取り消しをしたメールを見られてしまっていましたよ。

さゆりの気にいるネイルをしたいと言う家長マキは、さゆりのことをもっと知りたいと生い立ちから質問を始めました。

時間に追われることなく、話し始めた二人。もう二人の間には険悪な空気はありません。

銀座黒猫物語4話の感想

ストーリーの冒頭から、常に上から目線、お客様の意見も全く聞かない家長マキが、どうやって、自分の行動に気づくのかしら、これは無理なんじゃないかしら、と思いつつ視聴していました。

根気よくお客様の期待に副うべく、デザインを描きなおす真摯な松崎社長の姿に気づきを与えてもらいます。

ここで、気付く家長マキは、最悪の傲慢な独りよがりの人気ネイリストではなく、他の人の言動で気付くだけの素直さが残っていましたね。

そして、そんな彼女に苦言を呈する友人もいます。

このドラマでは、最悪に見えますが、本当の最悪でない、気付けるだけの素直さを持った主人公を描いています。

今日で4話目ですが、ここまで観てきて思うことは、どんな人でも、頑なな心をちょっとだけ開き、視点を変えるきっかけさえあれば、優しい世界が待ち受けている、そんなメッセージを感じます。

そして、企業、もしくは個人でSNSを使用している方が一番怖いこと、それはネガティブツイートの拡散ではないでしょうか。

今回のエピソードは、いきなりこの話題からでした。

自分に絶対の自信があり、間違えていない、お客様のためにアドバイスしている、そんな主人公がいきなり拡散されたネガティブツイート、そして炎上。

これは、会社から一個人まで、いつ陥ってもおかしくない事象です。

実際に、お店側の対応に怒ったお客様にSNSで拡散され、閉店に追い込まれたお店もありますね。これはドラマの中の出来事ではありません。

絶対の信頼を置いてくださっているお客様も描かれていた家長マキ。しかし、気に入らなかったお客様の呟きで、お店も閑散としてしまいます。

SNSを使用している身としては、他人事と思えないエピソードです。

最後に、お煎餅のレイアウトも素敵な松崎煎餅さん。レイアウトは、レコードショップを参考にしているとか。一見お煎餅に見えないオシャレな見せ方です。

お煎餅の撮り方が憎いです。美味しそうに映るお煎餅、特に個人的には、ザラメの付いたお煎餅が映り、無性に食べたくなりました。
真夜中の飯テロならぬ、お煎餅テロの第4話。ご馳走様でした。

銀座黒猫物語4話のあらすじ

第4話 松﨑煎餅編
2020. 08.06 ON AIR

家長マキ(永尾まりや)は才能あふれるネイリスト。今や独立して、自分の店を持っている。
ある日来店した女性客の希望を無視し、自分のデザインを半ば押し付けて施術を行ってしまう 。
それが原因でSNSが炎上し、店の客足が途絶える。

しかし反省もせず、自分のデザインを否定され文句を言うマキ。
愚痴を聞いてもらった友人のさゆり(野田美桜)にも、反省しない態度を指摘され、逆ギレしてしまう?。

(引用:公式サイト

まとめ

職人さんが一つ一つ描く、まさに芸術作品のような瓦煎餅。お客様が手に取って、喜んでいただけるように、心を込めて描いています。

コロナが終息し、自由に東京に往来できるようになったら、立ち寄ってみたいお店の一つになりました。

そして、来週の第5話は、『壹番館洋服店』。

一度作れば一生着ることのできるオーダーメイドの自分だけのスーツ。

贅沢な一品を作るテーラーと、佐野岳さん演じる立ち回りが苦手な若手男性社員は、どんなストーリーを作りだすのでしょうか。

楽しみに待ちましょう。

※このページのトップ画像は、公式サイトから引用させていただきました。

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