大人気漫画『進撃の巨人』を原作にした実写映画『進撃の巨人』は、公開当時から「ひどい」「再現度が低い」といった声が相次ぎ、大きな話題となりました。一方で、原作者が試写を見て「爆笑した」と語ったエピソードもあり、その真意にも注目が集まりました。
この記事では『進撃の巨人』の実写がひどいと言われる理由や再現度の評価、さらに作者が笑った理由について詳しく解説します。
『進撃の巨人』実写版がひどい?再現度が低い?
人気漫画を実写化した作品は評価が分かれやすく、過去には岸辺露伴は動かない ドラマ ひどいと、賛否が注目されたことがあります。
2015年8月に前編、9月に後編が公開された実写映画『進撃の巨人』も例外ではなく、原作との違いがさまざまな議論を呼びました。なぜ『進撃の巨人』の実写は「ひどい」と言われてしまったのか、その理由を詳しく見ていきたいと思います。
原作と異なるストーリー
実写版『進撃の巨人』が「再現度が低い」と言われる理由の一つに、原作との大きな違いが挙げられます。登場人物の設定や物語の展開が大きく変更されており、原作ファンの中には「別の作品のように感じる」という声も見られました。
制作側からは「原作とは異なる内容にしてほしい」という要望があったとも言われており、こうした背景からストーリーは原作とは違う方向で描かれることになったようです。
キャラクター設定の違い
キャラクターの描かれ方が変わっている点も、議論の理由の一つです。主人公エレンは原作のような熱血漢ではなく、自分の進む道に迷い焦りを抱える人物として描かれています。
また、原作で高い人気を誇るリヴァイ兵長は登場せず、「人類最強の男」としてオリジナルキャラクターのシキシマが登場しました。こうした変更に対しては、斬新だという声もある一方で、違和感を覚えるという意見も見られました。
ストーリー展開へのさまざまな意見
物語の展開や登場人物の行動についても、疑問の声が挙がっています。一部では不自然な展開や、必要性を感じにくいラブシーンなどがあると指摘され、作品全体の雰囲気が原作と異なると感じる人も多かったようです。
そのため、原作ファンの間では「駄作」「期待外れ」といった厳しい評価が出ることもありました。
映像表現に対する評価
映像面についても意見は分かれています。巨人のCG表現がリアルではなく、ゴム人形のように見えると感じた人もおり、視覚的なクオリティに物足りなさを感じる声もありました。
また、立体機動装置のアクションについても「迫力が足りない」と感じる意見があり、原作のダイナミックな戦闘シーンを期待していたファンとのギャップが生まれたようです。
実写版『進撃の巨人』作者が爆笑
実写版『進撃の巨人』は原作との違いからさまざまな意見が寄せられましたが、原作者の諫山創さんが試写会で「爆笑していた」というエピソードも話題になりました。厳しい評価もある中で、なぜ原作者はそのような反応を見せたのでしょうか。
原作者が望んだ「原作とは違う映画」
実写映画の脚本は、映画評論家の町山智浩さんと渡辺雄介さんが担当しています。原作者の諫山さんは、以前から町山さんのラジオを聴いていたほどのファンで、映画化の際には「脚本を書いてほしい」と強く希望していたといわれています。
また諫山さんは、映画化にあたって「原作をそのまま再現する必要はない」という考えを持っていたそうです。こうした意向もあり、実写版では原作とは異なるストーリーや、キャラクター設定が多く取り入れられることになったとされています。
試写会で語られたエピソード
完成した映画の試写会では、脚本を担当した町山さんが頭を抱えていた一方で、諫山さんは笑いながら鑑賞していたというエピソードが伝えられています。
原作とは大きく異なる内容になったものの、それは諫山さんが望んでいた方向性でもあったため、結果的に満足していたとも言われています。こうした制作の背景を知ると、実写版『進撃の巨人』が原作とは別の作品として作られた理由が見えてきますね。
『進撃の巨人』実写版を評価する声も
実写版『進撃の巨人』には厳しい意見が多く見られる一方で、評価する声も存在します。原作とは大きく異なる作品だからこそ、別の視点で楽しめたという意見もあり、見方によって印象が変わる作品とも言えるでしょう。
独自の解釈を評価する声
原作に忠実ではないものの、作品のテーマや世界観に対して独自の解釈がある点を評価する意見もあります。原作がまだ完結していない段階で映画化されたこともあり、映画としてオリジナルの展開を描いたことに挑戦的な姿勢を感じるという声も見られました。
原作とは異なる設定やストーリーだからこそ、実写映画ならではの表現として楽しめたという感想もあるようです。
俳優陣の演技への評価
俳優陣の演技を評価する意見もあります。エレン役を演じた三浦春馬さんは、原作とは異なるキャラクター像をしっかり表現していたと評価されています。
また、石原さとみさんが演じたハンジについても、キャラクターの個性がよく出ていたという感想が見られました。独特のテンションや雰囲気が印象に残ったという声もあります。
巨人の迫力やパニック映画としての面白さ
巨人の不気味さや、人間が襲われるシーンの迫力を評価する声もあります。巨大な存在に人間が追い詰められていく恐怖感や緊張感が描かれており、その点を印象的だったと感じる人もいるようです。
また、原作ファンでなくてもパニック映画として楽しめたという意見や、「酷評されるほど悪くはない」と感じた人もいるなど、純粋なエンターテインメント作品として評価する声も見られました。
出典:東宝MOVIEチャンネル
まとめ
『進撃の巨人』の実写が「ひどい」と言われる理由には、原作と大きく異なるストーリーやキャラクター設定、映像表現への評価などが関係しているようです。
一方で、原作者の諫山創さんは原作とは違う作品になることを望んでいたとも言われており、その制作背景も注目されています。また、俳優の演技や映画としての迫力を評価する声もあり、実写版『進撃の巨人』は賛否が分かれる作品と言えそうですね。








