ルパンの娘2(続編)の原作ネタバレ!横関大の名作小説「ルパンの帰還」にもLの一族が?

ドラマ『ルパンの娘2(続編)』の原作小説と、そのネタバレについて、まとめてみました!

2019年にフジテレビで放送されて大好評だった「ルパンの娘」の続編が放送されることが決定し、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

まさたか
まさたか

そこで、ルパンの娘2(続編)の原作である横関大さんの小説「ルパンの帰還」のネタバレについて紹介していきたいと思います。

目次

ルパンの娘2(続編)の原作は?【ネタバレ】

「平成のホームズ」として名高い北条宗太郎の孫娘である北条三雲は、実家である京都の探偵事務所を継がずに警視庁に就職して、桜庭和馬のいる部署に配属されます。

はじめは新人であり、女性ということもあって周りから軽く見られていましたが、持ち前の洞察力でその存在感を示し、また美人なのにどこか抜けたところがあるという愛嬌のあるキャラクターでまわりから愛される存在になっていきます。

一方、前回泥棒と警察という相反する関係から、様々な苦難を乗り越えて結ばれた華と和馬には3歳になる娘の「杏」も産まれ、幸せな家庭を築いていました。

しかし、杏は三雲家の血を受け継いでいるせいなのか、無意識のうちに友達のものを盗んでしまうクセがあるらしく、華と和馬は頭を悩ませていました。

ある日、法務省に勤めるエリート官僚の島崎亨の死体が発見され、パソコンには「L」の文字が残されていました。

この事件を和馬たちの班が捜査をすることになりますが、なかなか進展を見せません。

その一方、三雲は京都から連れてきた執事である猿彦に事件のことを調べさせていましたが、そこで「Lの一族」の存在に気付きます。

三雲は祖父がこの「Lの一族」を昔追い詰めたことがある話を聞いており、今度こそ自分がLの一族を捕まえられたらと思うのでした。

保育園の遠足に参加することにした杏と華ですが、何者かによりバスに爆弾を仕掛けたという電話があり、バスジャックの被害にあってしまいます。

バスに乗っている保育士が妊婦であることを知った三雲は、自分が代わりにバスに乗ることを犯人に交渉し、犯人もこれを受け入れます。

三雲に協力することになった華は、犯人がどこから指示しているのかを割り出し、無事に犯人を捕まえることに成功して一件落着しました。

けれど、三雲にはこの犯行は何か別の目的があるような気がしてなりません。

バスジャックにあった被害者を猿彦に調べさせると、そのなかにひとりの中原亜紀に目が留まります。

亜紀に話を聞くと、あまり公にしたくない様子で、父親は法務大臣である岸間繁正だと口を開きました。

その後、元検事である柳沢友則が殺され、現場には、また「L」の文字が残されていました。

なにか大きな裏があるのではないかと感じた和馬と三雲は、岸間に会いに行くことにします。

突然の訪問に焦った岸間は、「金は払っていない」と口走りますが、裏を返せば「金以外のものは払った」ということになります。

結果、受刑者の仮釈放が成立してしまい、犯人の本当の目的が達成されてしまいます。

以前殺害された島崎は、犯罪者の厳罰化を望んでおり、仮釈放を決定するかどうかのカギを握っている人物でした。

島崎の存在が気に入らない犯人は島崎を消し、岸間の娘と孫が乗るバスを人質にとり今回の仮釈放を成立させたのでした。

仮釈放されたなかで岩永礼子という女性がいましたが、この女性は殺人や詐欺など多くの罪を重ねている人物でした。

今回の事件は、礼子を出所させるために仕組まれたものだと和馬たちは思います。

華と和馬の想いも通じ、杏も生まれたことで上手くいっていると思っていた三雲家と桜庭家でしたが、もともとは泥棒と警察という相反する存在。

華と和馬は娘の杏のことを想うと、三雲家には心配な点もあると考えていました。

そんな時、華の両親である尊と悦子は桜庭家を訪れ、三雲家である自分たちは身を引く事にすると宣言します。

そして尊は、これから三雲家に災いが降りかかるかもしれないとつぶやくのでした。

猿彦に調査を頼んでいた三雲は、今までの事件のいきさつから、柳沢は礼子にきつい取り調べをしていたことで恨まれていた可能性があることを考えます。

そして、次の被害者になるような人物がいないか調べると、30年前に礼子を逮捕した鈴木武治が浮かび上がります。

三雲たちは鈴木の家を訪れ、そこで三雲が突然躓いて転んでしまいます。

その後、鈴木の乗る予定だった車が爆発。

もしも予定通りに出発していたら、鈴木は爆発に巻き込まれていました。

防犯カメラを確認すると、そこに映っていたのは以前見たことのある保育園のバスの運転手である岩永だったのです。

そして岩永は礼子の夫でもあります。

華と杏の危険を感じた和馬は慌てて保育園に向かいますが、岩倉の姿はなく、バスも消えていました。

その頃、杏とは華は岩永の運転するバスに乗っていました。

華のことを見た岩永は、華に「レイ」の面影を感じると言います。

岩永の言動に危険を感じた華は、助けを呼ぼうとスマホを取り出すと尊からメールが届いていました。

今回のことを予期していた尊に助けを求め尊の指示に従うと、バスにトラックが衝突し、その隙に華の母親の悦子がスタンガンで岩永を気絶させ、尊が岩永を縛り上げその場を離れていきました。

その直後岩永の電話から「レイ」と思われる人物の電話が入ります。

華が電話に出ると、レイは華のことを知っている様子でした。

なぜ自分のことを知っているのか、呆然とする華に尊が自分に3つ上の姉がいることを説明します。

「玲」という名の姉は、多くの才能に恵まれていたにもかかわらず、殺人やドラッグに手を染めるようなことをし、警察に捕まっていました。

玲が何を目的として仮釈放をしたのかはわからないが、華を狙ったことは無関係ではないと考えていて、尊が三雲家と桜庭家の縁を切ったのも家族を全力で守るためだったのだと華は知りました。

一方、三雲は和馬といるときに華の兄である渉に会い、「この人と結婚する」と直感します。

和馬は「Lの一族」である華の兄を三雲に近づけるわけにはいかないと「ケビン田中」という嘘の名前を教えます。

三雲は、運命の人に出会えたこの日を一生忘れないと心に刻むのでした。

ルパンの娘2(続編)の脚本・原案は?

原作は横関大さんの「ルパンの娘」シリーズである「ルパンの帰還」となっています。

横関大さんのプロフィール
1975年2月18日生まれ

大学生の時から小説を書き始め、大学卒業後も5年間アルバイトをしながら小説家を目指していました。

カルチャースクールに通っていた時にミステリー小説の短編を書いたら周りからの評判が良かったため、純文学からミステリーの方に転向します。

20代後半から地元の富士宮市で職員として働きながらも作家活動は続けており、2010年の「再開」で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビューを果たしました。

主な作品

  • 再会
  • ルパンの娘
  • ルパンの帰還

脚本は徳永友一さんが担当しています。

徳永友一さんのプロフィール
1976年生まれ

獨協大学法学部に在籍中から脚本のスクールで学び、卒業後就職します。

脚本を学んだのになぜ就職を選んだのかというと、脚本スクールの恩師に「社会経験を身につけ、それを生かした脚本を書け」とのアドバイスがあったから。

そのアドバイスに従って7年間サラリーマン生活を送っていましたが、その中でのプレゼン能力などが脚本家の今でも役に立っているそうです。

2005年に放送された「電車男」の第6話の脚本を担当されてから、多くの脚本を手掛け、現在では映画などでも活躍の場を広げています。

主な脚本作品

  • 電車男(第6話)
  • 僕たちがやりました
  • 海月姫
  • グッド・ドクター
  • ストロベリーナイト・サーガ

まとめ

華と和馬の間に誕生した杏や、和馬の相棒となる三雲など、新しい登場人物も出てきてますますドラマが盛り上がりそうで楽しみですね!

※この記事のトップ画像は、公式サイトから引用させていただきました。

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