漫画『恐怖新聞』最終巻(9巻)のネタバレ・感想・あらすじについて、まとめてみました♪
今回はいよいよ『恐怖新聞』が最終回を迎えます!
礼は瓦礫に潰されて死んでしまいました。
そんななか、礼の前に悪霊たちが現れて礼にとんでもない要求をしてきます。
それは、礼のクラスメイトを1人残らず殺すことです。礼は拒絶しますがこのままだと自分が死んでしまいます。果たして、礼に起きる衝撃の結末・ラストとはなんなのでしょうか?
詳細を、さっそくみていきましょう!
恐怖新聞(漫画)最終巻(9巻)のネタバレ!結末・ラストが悲惨すぎる
他人の顔
礼のクラスメイトは礼が香具耶と除霊に行って行方不明になったことを話していました。
香具耶の知り合いである小泉という霊媒師に礼がどこにいるのか聞きに行く先生たちでしたが、礼についている怨霊は強力な霊だと話します。
その時、霊洞が地震によって崩れてというニュースが流れて小泉は心配になります。
一方、礼のクラスメイトの浜田という少女は礼の姿を目にします。
霊洞に人々が捜索していると香具耶が木の下敷きになっているのが発見されました。
礼の血が滴り落ちていてとても生きている状態ではありませんでした。
浜田が自分の部屋にいると突然恐怖新聞が届き、礼が死んだとの記事を読みました。
自分が見たのは礼の幽霊ではないかと不安になります。
浜田が学校に行くとなんと礼が学校に登校してきました。
浜田が不審に思って礼の後をつけると礼の姿が消えました。
礼の魂は山奥へ飛んでいき、ある洞窟で自分の死体を目の当たりにします。
礼の死体のそばには死神がいて礼に死んだことを伝えます。
死神は悪霊の霊団が話があるというから魂の緒を切らなかったと話します。
霊団は礼に生き返らせてちやってもいいと言いますが、生き返らせる条件は礼のクラスメイトを1人残らず殺すことでした。
礼はそんなことはできないと言いますが、霊団はそれができなければ礼は地獄で永遠の苦しみを受けると警告します。
目が覚めると礼は自分の部屋にいて学校に登校します。
礼は浜田を呼び出して殺そうとしますが、みんながやってきて逃げ出しました。
クラスメイトは礼が幽霊ではないかと考えて礼の後をつけます。
礼は墓地にきて霊団と話し合いをします。
その時、霊団が墓地に来ていた浜田たちを見つけてクラスメイトたち五人を墓石を持ち上げて押し潰して殺してしまいました。
警察は人間の仕業じゃないと話し、墓地にいた礼に事情聴取をします。
礼は留置所に入ってこれ以上人を殺さないように本当のことを話そうとしますが自分の思ってもいないことをスラスラと話し始めます。
警察は子供1人の力でできることじゃないと礼は釈放されました。
礼は旅行のバスでクラスメイトを殺害しろと霊団にそそのかされます。
礼の体はどんどん腐り始めて旅行の日に眼帯と帽子をしてバスに乗ります。
九十九坂を通ろうとした時、礼は霊団からバスの前に飛び出してバスを崖から転落させろと告げられます。
礼の体から腐敗臭がしてたまらずバスは停車してみんなはカバンの中を調べました。
その隙に礼はバスから離れてカーブ付近に立ちました。
バスが走ってきて礼は死にたくないと叫びながらバスの前に飛び出してきました。
すると、道路に亀裂が入ってその亀裂が崩れ落ちて礼は崖下へ真っ逆さまに落ちていったのです。
クラスメイトは礼が命の恩人だと気づき礼を探すように警察に言いました。
しかし、礼の死体は見つからずに行方不明とニュースになりました。
香具耶は礼は霊洞ですでに死んでいたと証言して守護神の力によって礼の周りに開くの霊団がいるのが見えました。
礼は霊団によって地獄へと連れ去られようとしましたが、香具耶と守護神の力によって霊界へ引き戻されたのです。
その後、礼の死体は霊洞付近で発見されて死体は腐敗がかなり進んでいました。
礼の葬式が執り行われてクラスメイトは助けてくれた感謝を伝えました。
その後、礼が亡くなったことで学校に奇怪な事件はぱったりと起きなくなりました。
しかし、礼が死んだ日に隣町の坂元町中学に不思議な噂が起こっていました。
高見光子のところに恐怖新聞が来たとの噂が流れています。
光子は恐怖新聞を配達する礼の幽霊を見たと生徒たちに話していました。
礼は霊界に行ったはずなのになぜかこの世で恐怖新聞を配達していました。
この世に未練があると地縛霊となってこの世に残り続けます。
今夜あたり礼が「恐怖新聞」を運んできたりはしないでしょうか?
恐怖新聞(漫画)最終巻(9巻)の感想
いよいよ第9巻で最終回を迎えます『恐怖新聞』ですが、礼はここで大ピンチに陥ります。
礼は瓦礫の下敷きになって亡くなり死神と悪の霊団にクラスメイトの全員を殺すように命令されます。
クラスメイト全員を殺すなんてあまりにも残酷すぎます!
礼は墓地で霊団と話をしていると、生徒たちが盗み聞きをしているのを目撃して悪霊が念力で墓石を浮かして生徒たちを押しつぶしました。
なんとも残酷な殺し方です…。
礼はバスを崖下に落とせと命じられますが、土壇場でみんなを助けて自分は崖下に転落しました。
礼は地獄に落ちそうになりますが香具耶によって霊界に引き戻されました。
礼はこの世にいたいという強い情念で恐怖新聞を届ける配達人になりました。
礼はなんでここまで酷いことばかり起きるんでしょう!
何も悪いことはしてないのにあまりにもかわいそうです…。
礼は恐怖新聞が来てから次々と奇怪な事件が起きて恐怖に陥ります。
礼はみんなを助けますが代わりに自分が犠牲になり地獄に落ちてしまいました。
命の恩人が地獄に落ちるなんておかしいですよね、悪霊に祟られる筋合いは礼にはないはずなのになんでなんでしょう?
香具耶は守護神の力を使い礼を地獄から救い出して礼は恐怖新聞の配達員になって恐怖新聞を町で配達して周ります。
礼はどうして恐怖新聞にとりつかれたのでしょう?
恐怖新聞にどんな因縁があるのかはわかりませんが、恐怖新聞によって恐怖に陥れられた礼は最期は恐怖新聞に永遠と支配されることになりました。
恐怖新聞の怨霊はどこにいったのでしょうか、地獄に落ちたのか他の人にまたとりついたのでしょうか?
せめて礼が成仏することを望みます!
礼はみんなのために犠牲になりましたが、最後は自分が生きたいと望んで地縛霊になった、礼の念が恐怖新聞の配達員にしたのではないでしょうか?
恐怖新聞(漫画)最終巻(9巻)の感想
己に取り憑いた悪霊の除霊を決意し、超能力者・香具耶姫の元に除霊を受けに行く鬼形。順調に除霊が進んだかと思ったその最中、悪霊の反撃に遭い、大岩の下敷きになってしまい、肉体は仮死状態にされ、魂のみ生かされた鬼形は悪霊たちに生き返るためのある「取引」を提案される。その提案とは!? 様々な怪奇現象を描いた「恐怖新聞」が今ここに完結!!
(引用:Amazon)
まとめ
『恐怖新聞』第9巻は、除霊は成功しましたが、その代償に死ぬことになる礼でした。
瓦礫の下敷きになった礼は魂が抜けて身体は腐り始めます。
そんななか、悪霊がクラスメイトを全員殺せば生き返らせてやると交換条件を告げます。
礼は自分が死にたくはないですが、代わりにクラスメイトを犠牲にしろと言われて究極の選択を迫られます。
バスが急カーブにさしかかった時、礼は自分かクラスメイトか、どちらを助けるか極限状態でどちらを選ぶか判断しなければいけませんでした。
礼は自分が生き返ることよりも自らの死を選び恐怖新聞の配達人になりました。
みんなのために自分から死を選んだ礼、なかなかできることじゃありません、カッコいいです!
ラストは礼が恐怖新聞の配達員になって町中に恐怖を撒き散らしました。
果たして礼の選択は正しかったのか、それは疑問ですが、礼は死んでもこの世に残り続けたいという強い意志が為すことのできた奇跡ではないでしょうか?
礼は霊魂になっても地縛霊になっても自分のやりたいことを貫くことです。
第9巻で最終回を迎えた『恐怖新聞』ですが、礼は地縛霊としてこの世に残り続けるのですね…。