ドラマ『恐怖新聞』の原作マンガと、そのネタバレについて、まとめてみました!
2020年8月29日スタートの、フジのオトナの土ドラが、怖すぎる…
ドラマのタイトルは、【恐怖新聞】!
1970年代に出版され、多くの人々を恐怖に陥れた漫画・恐怖新聞が原作です。
この夏、テレビ史上最高に怖い、ホラードラマが誕生する予感でいっぱいです。
今回は『恐怖新聞(ドラマ)の原作ネタバレ!』と題し、原作漫画の紹介や、脚本・原案についてご紹介していきます。
恐怖新聞の原作は?【ネタバレ】
恐怖新聞(ドラマ)には、原作となる漫画があります。
週刊少年チャンピオンに掲載されていた、【つのだじろう】さんによる漫画です。
つのだじろうさんは、現在84歳でいらっしゃいます。
なんとミュージシャンの、つのだ☆ひろさんは、弟にあたるそうですよ!
ちょっとびっくりしてしまいました。
原作となる漫画のタイトルは、ドラマと同じで【恐怖新聞】です。
1973年〜1975年に連載されていました。
単行本は、全9巻出版されています。
古い本ですが、電子書籍で読むことができます♪
今から40年以上前に描かれた漫画とあり、絵のタッチに時の流れを強く感じます。
楳図よしおさんの漫画、まことちゃんを思い出してしまいました。
絵のタッチに、ものすごい圧を感じるんですよね。
原作となる恐怖新聞の主人公は、ドラマとは異なり男性です。
恐怖新聞(ドラマ)では、演技派の若手女優の白石聖さんが、主演をつとめます。
一方、漫画の主人公は、鬼形礼(きがた れい)という名前の、中学2年生の少年です。
太く濃い眉と平行四辺形の目、恐怖から常にぱっくりと開いた口が印象的です。
鬼形礼は、幽霊や超常現象を信じていませんでした。
そんな鬼形礼のもとに、ある日突然、恐怖新聞が届きます。
鬼形礼が、身の回りで起きた恐怖体験をあちこちで喋ってしまうため、周囲の人達もどんどん巻き込まれてしまいます。
負の連鎖が広がっていく点は、恐怖新聞(ドラマ)との共通点だと感じました。
詩弦は、母親の歌子や、恋人の勇介にも恐怖新聞のことを話してしまいます。
その結果、たくさんの人達が恐怖新聞の怨念に、巻き込まれていくんですよね。
実際に原作となる漫画を、電子書籍で読んでみました。
率直な感想を言うと、ラストが悲惨すぎて、救いようがありませんでした(汗)
恐怖新聞(漫画)のラストについては、後日別記事にて詳しくネタバレしますね!
簡単にラストをまとめると、こうなります。
鬼形礼は死んでしまうのですが、生に対する執念から再び、恐怖新聞の配達人として、蘇ってしまう。
恐怖新聞(ドラマ)も同じ展開になるなら、怖すぎて悲鳴ものだと思います。
白石聖さん演じる詩弦が、最後に無残な死に方をして、恐怖新聞の配達人として蘇る。
あまりにもショックが大きすぎますよね…
詩弦には、なんとか恐怖新聞に打ち勝ってほしい。
そして生きていてほしい。
ただただそう願うばかりです。
では次に、原作となる恐怖新聞は、全体的にどのようなストーリーなのか?
恐怖新聞(漫画)のネタバレをザックリとご紹介していきますね。
【以下、原作漫画のネタバレです。】
鬼形礼は、幽霊や超常現象を信じない、ごく普通の中学2年の少年でした。
そんな鬼形礼の元に、毎晩午前0時になると、ポルターガイストにより恐怖新聞が届くようになります。
恐怖新聞が、窓ガラスや雨戸を突き破って届くという、衝撃的なシーンも描かれています。
ホラー系に強い人にとっては、少しギャグ漫画っぽいと感じるかもしれません。
鬼形礼に届く恐怖新聞には、超常現象のことや、未来で起きるショッキングな出来事が書かれています。
しかも恐怖新聞は、1日読むごとに、寿命が100日短くなってしまいます。
恐怖新聞を読むことで、助けられることもあった鬼形礼ですが、どんどん老いていく自分の姿を見て、強い危機感を抱くようになります。
鬼形礼は、恐怖新聞を配達するポルターガイストの除霊を試みますが、ことごとく失敗してしまいます。
しかし霊媒師である、小泉香具耶との出会いで、再び恐怖新聞に立ち向かう覚悟を決めます。
しかしポルターガイストに負けて、鬼形礼は死んでしまいます。
鬼形礼の死を悟ったポルターガイストは、目的を達成し、成仏します。
その後、恐怖新聞を発行していた悪霊霊団が、鬼形礼にこんな取り引きを持ち掛けます。
【中学校のクラス全員を殺せば、生き返らせる!】
悪霊霊団は、こんな怖い計画を立てていました。
鬼形礼のクラスメートが乗ったバスを、山道から突き落とすという計画です。
鬼形礼は、最後の最後で、クラスメート達を助けることにしました。
たくさんの命を救った鬼形礼は、守護神から守られ、悪霊達は手を出せなくなってしまいました。
ここで終われば、それなりに救いはあったと思います。
しかし、話はここでは終わりません。
なんと鬼形礼は、生きることへの執着からなのか、恐怖新聞の配達人になることで、この世に蘇ってしまうのです。
ヒィッ!
ここで恐怖新聞(ドラマ)の原作となる恐怖新聞(漫画)は終わりです。
この後漫画版は、恐怖新聞Ⅱへとつながります。
続編となるこの漫画は、サスペリアに、1990年〜1993年まで連載されていました。
単行本は、全6巻出ています。
恐怖新聞(ドラマ)は、全7話ですので、恐怖新聞Ⅱの内容は扱われないものと予想しています。
恐怖新聞の脚本・原案は?
恐怖新聞(ドラマ)の演出を担当するのは、【リング】や【仄暗い水の底から】などで知られる中田秀夫監督です!
中田秀夫監督は、ジャパニーズホラー作品のレジェンドと呼ばれています。
間もなく放送がスタートする恐怖新聞(ドラマ)。
間違いなく、身の毛がよだつほど、恐ろしいドラマに仕上がっているはずです。
そして、恐怖新聞(ドラマ)の脚本も凄いです!
ミステリー作家の乙一さんが、シリーズ構成を行い、それを原案にして、脚本家の高山直也さんが、脚本を手がけています。
高山直也さんは、特にサスペンス系やホラー系の作品に強く、代表作には【世にも奇妙な物語】があります。
この他にも、高橋克典さん主演の【特命係長 只野仁】の脚本も手がけるなど、フリ幅の広い脚本家さんです。
恐怖新聞(ドラマ)はどのようなストーリー展開で、ラストを迎えるのか、ものすごく気になります!
恐怖新聞(ドラマ)の主演を演じる白石聖さんが、脚本について、インタビューでこのような話をしていました。
【原作より恐怖感が強いと思います。】
【本当に怖い!負の連鎖が止まらない。】
白石聖さんの恋人役を演じる佐藤大樹さんも、【恐怖新聞ほど先の展開が読めないドラマは初めて】と語っています。
台本を相当読み込んでいる白石聖さんや佐藤大樹さんが、このような発言をしているため、ものすごく怖いストーリー展開なのだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
『恐怖新聞(ドラマ)の原作ネタバレ!』と題し、原作となる漫画や脚本・原案についてご紹介しました。
恐怖新聞(ドラマ)は、今期ドラマの中で、間違いなく最も怖い作品になると思います。
ところで皆さん、ドラマの放送時間が23:40〜というのもかなり怖いと感じませんか?
恐怖新聞が届く時間が、午前0時だからです…
最後までお読みいただきありがとうございました。
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