監察医朝顔2の原作マンガネタバレ!30巻も出ているマンガの内容とは?

ドラマ『監察医 朝顔2』の原作マンガネタバレについて、まとめてみました!

フジテレビ月9史上初となる、夏と秋2クール連続放送が決定した「監察医 朝顔2」。

あの日本中に愛された万木家が帰ってくるのです!

前作の最終回を迎えた後、続編を望む声が多数あったとのこと。

番組側に寄せられた称賛の声と続編希望はなんと1000件以上にも及んだそうです。

ドラマの視聴率は、毎回2桁を記録し、月9のイメージが変わったとの声もあり、大変話題となったドラマです。

まさたか
まさたか

「いつも万木家の人たちに癒されていました。」「またこの家族に会えると思うと感情の高まりが抑えられません!」など、すでに2が始まることが話題となっています。

父親と娘の親子関係、朝顔と真也の夫婦関係、平と孫つぐみとの関係、その全てが理想だしほっこりすると好評でした。

今回はその人気ドラマの原作は?と、いうところに迫っていきます。

ネタバレも含む内容で、この家族愛が深い原作はどんなものなのか説明していきますね。

目次

監察医 朝顔2の原作は?【ネタバレ】

原作は「漫画サンデー」で連載された医療漫画「監察医 朝顔」です。

2006年より連載されていましたが、2012年に「漫画サンデー」の休刊に伴い、2013年までは電子版で引き続き連載をしました。

全部で30巻に及びます。

漫画原作のタイトルをそのままドラマ名にしています。

では内容はどうなってくるのでしょうか?

原作の漫画では、山田朝顔と父親である山田万平が2人で生活しているシーンから始まります。

朝顔は、ベテランの女性監察医。

万平もベテランの刑事として、事件後の遺体の司法解剖や手伝いを朝顔にお願いしていきます。

朝顔の母親であり、万平の妻は1995年の阪神淡路大震災の被害に遭い、亡くなっています。

入院中は話もできる程でしたが、急死してしまいました。

法医学の世界では死因は12個に分けられます。

その12番目の「死因が分からない不詳の死」が母の死因にもなってしまったことから、遺体を調べて真実を明らかにする信念につながっているのです。

そこから万平と共に、突然死や孤独死、保険金殺人など様々な事件を解決していきます。

遺体と真摯に向き合うことで分かる背景の人間ドラマが描かれています。

万平と朝顔の設定はドラマと同じではありますが、監察医としてドラマではまだ新人でした。

様々な亡くなった方の最後のメッセージを解き明かしていくストーリーの大まかな展開としては同じなのかなと感じます。

ドラマでは最初から恋人役だった桑原真也ですが、原作では桑原刑事には君子という奥さんがいます。

なんと結婚しているのです。

朝顔も桑原夫婦と仲良くしていましたが、ある日、君子が事件に巻き込まれます。

桑原刑事が事件で追っていた犬井という人間が、桑原刑事に恨みを持ち、君子を殺害して逃走するのです。

監察医として検死を行うはずの朝顔は、友達の体を解剖することが出来ませんでした。

今まで検死を行うときは遺体に寄り添い向き合いましたが、実際に友人の体を…となると同様してしまいました。

君子の検死は上司にお願いすることになります。

平常心を失った朝顔。

桑原刑事もまた自分を責めますが、犬井を探します。

周りの支えもあり立ち直ることが出来た朝顔は、桑原刑事のことが好きだと気付きます。

想いを伝えても当初は戸惑いを見せていた桑原刑事。

時が経つにつれ、その気持ちが結ばれ、万平にも結婚を促されたので2人は結婚することに。

しかし君子の存在を忘れないためにも2人は桑原刑事の自宅で生活することとなりました。

そして君子が殺害されて2年が経とうとしている頃、犬井が桑原刑事が再婚したという情報を耳にします。

どこかで桑原刑事も、自分が結婚したら朝顔に被害が及ぶのでは無いかと考えていた様子。

その予感が的中し、犬井が朝顔に近付きます。

ふとしたことから朝顔と仲良くなり、車で送っていくと犬井が仕掛けます。

朝顔が車に乗った瞬間、豹変する犬井。

公子を殺したのは自分だと言い、桑原を呼び出します。

2人の住む自宅で桑原刑事が来るのを待つ、朝顔と犬井。

しかし、そこに隠れて身を潜めていた桑原刑事が登場します。

朝顔は怪しいと思っていた為、桑原刑事に犬井に言われるよりも先に連絡をとっていたのでした。

朝顔を逃しますが、桑原刑事と犬井は同時に銃の撃ち合いになり、お互い死亡してしまいます。

母親の死に加え、夫までも失ってしまった朝顔。

そして、桑原刑事の死後、お腹に子供を身篭っていることが発覚。

子供を産み育てていくことを決意します。

そこで、つぐみが産まれます。

つぐみが産まれ、子供の笑顔を守るために仕事にも励む朝顔ですが、今度は万平が倒れてしまいます。

今まで2人でどんな時も乗り越えてきた万平までも失うことになるのかと、朝顔は焦ります。

しかし万平は治療の甲斐もあって復活。

3人で穏やかな生活をまた送っていきます。

監察医 朝顔2の脚本・原案は?

ドラマの原作は香川まさひこさん。

脚本家としても活動していて、「世にも奇妙な物語」や「学校の怪談」などを手掛けました。

作画を担当したのは木村直巳さん。

1978年に「マンガ少年」で新人賞佳作入選し、なんと15歳でデビュー。

キャラクターに存在感があると読者からも評判な漫画家さんです。

15歳でデビューしてから現在は57歳ということなので、漫画家界でもかなりのベテランさんですね。

また、杏林大学医学部名誉教授の佐藤喜宣さんが監修していることからも、法医学を知らない私たちでも理解できるように鮮明に描かれています。

脚本を担当したのは、根本ノンジさん。

「犬神家の一族」や「相棒」シリーズ、「野ブタ。をプロデュース」などの脚本を担当。

構成作家としても活動していて、「24時間テレビ」や「有吉ゼミ」など数多くの人気ドラマや番組を担当しました。

原作から脚本まで、ベテラン揃いのドラマだからこそ、視聴者の心をグッと掴むものを作り出していのかなと思います。

まとめ

原作の漫画と同じドラマ名の「監察医 朝顔」。

今回は、視聴者からの強い要望や人気を博したドラマということもあり、2が始まりますが、原作を振り返ってみるとドラマとは違う部分も多いかと思います。

原作漫画では大々的に取り上げられてはいない母の死。

母がいない娘の朝顔と父親の万平が2人で協力しながら、不詳の死にはさせないために、遺体から事件解決に導く鍵を探していきます。

しかしドラマでは、その母の死を東日本大震災として、そのトラウマを払拭し前に進んでいく朝顔や家族にも焦点が当たっています。

むしろ夏から始まる2に関しましては、その母の死にしっかりと向き合っていくために東北へいくところから始まると考えられています。

原作に寄せる様子はなく、今の時代自然災害が本当に多いですよね。

特に今年はまだあと半年残っているにも関わらず、本当に自然災害が多かったと感じます。

その現代に寄せた内容として視聴者としても親しみやすく、他人事ではなくいつでも自分がこのような状況になってもおかしくないという危機感も感じさせられます。

また被災地の方の今を伝えることで、みんなで支え合っていかなければいけないということも実感させられますね。

原作とドラマはまた別物として楽しめればと思いますが、原作のラストにある夫の死や万平の急病など衝撃を受ける場面が多く、ドラマでどのようなラストになるのか、とても気になります。

温かい家族愛が話題のドラマでしたので、どうかハッピーエンドであるようにと願っています。

※この記事のトップ画像は、公式サイトから引用させていただきました。

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