半沢直樹2020の原作小説のネタバレについて、まとめてみました!
「やられたらやり返す、倍返しだ‼」のセリフがおなじみの、ドラマ『半沢直樹』の続編『半沢直樹2』が、7年ぶりに放送開始されます!
先日、キャスト達が揃って、制作発表会見をしている動画が配信されましたが、なんとも豪華なキャスト陣だなと感心してしまいました。
新しいキャストも個性が光る方が多くて、ドラマ『半沢直樹2』の期待も高まりますね。
今回は、『半沢直樹2』の気になる脚本や原作をネタバレも含めてお伝えしていきます!
半沢直樹2の原作は?【ネタバレ】
ドラマ『半沢直樹2』の原作は、池井戸潤さんの小説、半沢直樹シリーズです。
2013年放送のドラマ『半沢直樹』では、第一部・大阪西支店編と、第二部・東京本店編の構成になっていました。
調べてみると、今回の『半沢直樹2』も第一部と第二部に別れているようです。
そこで今回は、第一部について原作を元にして、ネタバレを含めつつストーリーを紹介していきたいと思います。
2013年放送のドラマ『半沢直樹』の最終回では、半沢直樹は自身が勤めていた、東京中央銀行内で行われていた、数々の不正を暴いたにもかかわらず、頭取から、子会社への出向を命じられるという、衝撃の展開で終りました。
私は、この終わり方を観たときに、次回作があるな!とすぐに思ったことを覚えています。
『半沢直樹2』は、出向を命じられた子会社、東京セントラル証券に半沢が出向するところからストーリーが始まります。
東京セントラル証券・企画営業部長になった半沢直樹が、後輩達と協力しながら、次々に起こるトラブルを解決しようとする姿、そして大きな戦いが始まります。
東京セントラル証券は、業績が芳しくなく、経営状態も悪化していました。
半沢が出向してきてから2ヶ月が経ったある日、東京セントラル証券に、大型案件が舞い込みます。
それは、大手IT企業の電脳雑技集団が、敵対する、同じく大手IT企業のSpiralを買収するためにアドバイザー契約を打診してきたのです。
買収のために取得する株式に掛かる費用は、なんと1500億円以上!
東京セントラル証券にとって、今までにない規模の案件で、巨額の手数料が手に入るとてもいい話なのに、半沢はなぜか不安を感じていました。
ですが社長の岡は、半沢に買収を成功させろと厳命し、半沢が担当することになりました。
そうして、Spiral買収の計画を練ることになりましたが、交渉は順調に進まずに、電脳雑技集団の平山社長から、対応の遅さを理由にして、一方的に契約を破棄されてしまいました。
その後、半沢の同期で友人の渡真利から半沢に連絡がありました。
その内容は、東京中央銀行証券営業部が、電脳雑技集団とアドバイザリー契約を結んだという情報でした。
なんと、親会社の東京中央銀行が、裏で手を回して、子会社の東京セントラル証券の案件を横取りしていたのです!
それを知った半沢は「この借りは必ず返す。やられたら倍返しだ‼」と、親会社の東京中央銀行との戦いを決意し、動き出します。
半沢は、電脳雑技集団が買収しようとしている、Spiralのアドバイザーに就任しました。
Spiralの社長・瀬名は、会社が買収されないように、何百億円にもなる新株予約券を発行し、その新株をホワイトナイトに引き受けてもらい、電脳雑技集団がSpiralの株を過半数以上取得することを阻止する作戦を立てていました。
ホワイトナイトに名乗り出た、フォックスの社長・郷田は、IT業界では一目置かれる存在でした。
そのこともあり、ホワイトナイトに決まったフォックスですが、実は、投資に失敗して自主再建が難しいほど、資金繰りに困っていて身売り先を探していました。
そんなときに、電脳雑技集団の平井社長が、救済を申し出てくれたのです。
救済してもらった郷田は、平山社長のいう事を聞くしかないと、ホワイトナイトを装うしかありませんでした。
半沢はSpiralの社長・瀬名と戦略を練りました。
それは、瀬名が郷田の会社・フォックスを買収して、フォックスがサンフランシスコに持つ会社、コペルニクスを足掛かりに、アメリカ進出することをマスコミに独占取材させ、Spiralの株を一気に高値にする作戦でした。
マスコミを利用した半沢の戦略は、見事成功しました!
実は、電脳雑技集団は、ここ数年、赤字決算になるほど追い詰められていて、ある会社を利用して、資金還流と粉飾決済を繰り返していました。
平山社長の本当の狙いは、業績の順調なSpiralと合併して、有価証券報告書の虚偽記載を乗りきることでした。
半沢は、取締役会当日に東京中央銀行に乗り込みました。
そして中野渡頭取に、電脳雑技集団の実情や、やってきたことなど全てを話したのです。
平山社長の不正に気付かなかった、証券営業部は失態をさらすことになりました。
そして、三笠副頭取と伊佐山部長が、電脳雑技集団に出向して、後始末をすることになりました。
アドバイザリー契約で東京中央銀行が、子会社である東京セントラル証券に敗北したことを、マスコミが報道しました。
半沢は見事に、親会社の東京中央銀行に「倍返し‼」しました!
そして半沢は、東京中央銀行の営業第二部に呼び戻されることになったのですが…。
第一部では、ここまでのストーリーが描かれると思いますが、倍返しするまでには、意地悪や暴言、危ない目にもたくさん合うのではないでしょうか。
原作と、どこがどう変わって来るのかも楽しみですね!
半沢直樹2の脚本・原案は?
『半沢直樹2』の脚本は、丑尾健太郎さんが担当します。
丑尾健太郎さんは、2013年放送の『半沢直樹』でも脚本を担当しています。
公式ホームページには、丑尾健太郎さんの名前の後に、小さく「ほか」と書いてあったので他の脚本家も書く可能性がありますね。
ちなみに、前作『半沢直樹』は、複数の脚本家の名前がありました。
脚本家としては、テレビドラマ『ショムニ2013』や、『半沢直樹2』と同じ、日曜劇場枠のドラマで、『半沢直樹』『半沢直樹2』の演出家の一人でもある、福澤克維さんが演出のドラマ『小さな巨人』、『ブラックペアン』『下町ロケット』『ノーサイド・ゲーム』など話題作を担当しています。
『半沢直樹2』の原案は、人気作家の池井戸潤さんの小説『ロスジェネの逆襲』と『銀翼のイカロス』です。
この2作品は、ダイヤモンド社、文春文庫、講談社文庫から出版されています。
元銀行マンで、『半沢直樹』を代表とする、銀行が舞台の小説も多数執筆しています。
ちなみに、前作のドラマ『半沢直樹』の原作も池井戸潤さんの小説『オレたちバブル入行組』と『オレたち花のバブル組』です。
池井戸潤さんは、2011年に『下町ロケット』で直木賞を受賞した、直木賞作家です。
その他の作品には、こちらも銀行が舞台の作品『花咲舞が黙ってない』や『ルーズヴェルト・ゲーム』『陸王』、記憶に新しい『ノーサイド・ゲーム』など、ドラマでも話題になった人気作品が多いですね!
まとめ
今回は、ドラマ『半沢直樹2』の原作について、第一部のストーリーを詳しく、ネタバレも含めて紹介しました。
原作の小説の著者・池井戸潤さんの情報や脚本の情報もお伝えしました。
もうすぐ始まる『半沢直樹2』の予習として、この記事を読んでみても面白いと思います。
主演の堺雅人さんが「新しい、流行語が生まれるかも。脚本家が狙っているみたい。」とコメントしていました。
ますます期待してしまいますね!
※このページのトップ画像は、公式サイトから引用させていただきました。