半沢直樹2020(続編)1話ネタバレ・感想・あらすじまとめ!半沢の下克上が静かに始まる!

半沢直樹2020(続編)1話ネタバレ・感想・あらすじについて、まとめてみました!

2013年9月22日に最終回を迎えた半沢直樹の視聴率は42.2%を叩き出しました。
最終回では大和田が『常務降格』で、半沢直樹が『東京セントラル証券』へ片道切符の島流しの処分を下され、波乱をよびました!

あれから7年。
驚異のドラマが再びお茶の間に帰ってきます。

まさたか
まさたか

初回のテーマは【子会社VS銀行!飛ばされた半沢直樹の下克上が始まる】。

半沢直樹は新しい舞台でも倍返しできるのか!?
早速詳細を見ていきましょう!

目次

半沢直樹2020(続編)1話ネタバレ

伊佐山泰二(市川猿之助さん)が『大和田暁(香川照之さん)さんは俺の目標だった』と語るシーンから始まります。
彼は成果を上げて次期頭取候補までのし上がってきました。
伊佐山も気に入ってもらいたくて必死でした。
『彼なら頭取になれる』と確信していたが、あの男が大和田に土下座をさせたせいで役員のイスも遠のきました。
そして役員会議の後、戻ってこないので捜しにきたところ、彼は会議室の床に頭をつけたままいたそうです。
伊佐山の目には今も焼き付いていました。
『大和田さんをあんな目に…。組織に盾突いたらどうなるか思い知らせてやる!!』
彼の怒りは収まらず、「あの男だけは絶対に許さない。地の果てまで追い落としてやる!」と息巻いていました。

**
(1か月前・電脳雑伎集団)
IT 業界において日本では3番手の業績をもっていて、大胆な戦略を考えていました。
彼らは『ある企業を買収したい』と考えていました。
半沢直樹(堺雅人さん)がどこか訊くと、『スパイラル』と返ってきたのでかなり驚いていました。
社長の平山一正(土田英生さん)たちが欲しいのは『検索サイト』です。
幅広く取り入れてネット戦略の新たな足場を築くことができ、業界5位のスパイラルを傘下にすれば電脳はアジア圏内でもトップ3に入るといいます。
そこで副社長の美幸(南野陽子さん)から『セントラル証券に買収のアドバイザーを依頼したい』と申し出がありました。

半沢は部下の森山雅弘(賀来賢人さん)に「スパイラル株の過半数を取得するには資金はいくら必要になる?」と訊きます。
「概算で1500億ほどになります」と伝えると、「慎重に精査してから…」と言おうとしたとき、上司の諸田祥一(池田成志さん)が引き受けました。
社長は半沢に『ビジネスで一番大事にしているものはありますか?』と訊かれ、間髪入れずに社長が「企業にとって大事なものはスピードだ」といいます。
「1日も早いお返事とご提案を」と美幸が最後に言いました。

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半沢直樹は東京中央銀行から、子会社の東京セントラル証券の営業部企画部部長として出向しました。
そこでは証券など金融商品企画などを手掛けるが扱う規模はとても小さなものでした。
彼らは今だかつてない大型買収案件に色めきたっていました。

スパイラル社は元々6年前、小さなアパートで社長の瀬名洋介(尾上松也さん)・加納一成(井上芳雄さん)・清田正伸(加藤啓さん)の3人が開発を進めたベンチャーです。
瀬名が開発した『検索サイト』が大当たりして日本トップクラスのIT企業に成長しました。(瀬名マジックともいわれている)

今問題となっているのは、「案件を引き受けるかどうか」です。
勢いのあるスパイラルに買収を申し入れても反発され、『敵対的買収になる可能性が高い』と半沢は考えます。
そして電脳担当の森山も少々弱腰になっていたことを諸田に突っ込まれ反発します。
「スパイラルはそんな簡単な相手じゃない」と言うと、半沢が詳しく聞かせるよう言います。

瀬名は経営方針の違いから加納と清田と仲間割れしてしまいました。
1本商品を貫くため、社風の違う電脳の傘下に素直に入るとは思えないと言います。
半沢は意見を求められます。
「難しい案件だが、慎重になっていてもセントラル証券は何も成長しないままだ。一歩を踏み出さなければ、次の道が見えてこない」
「セントラル証券が大きく飛躍するためのチャンスかもしれない!」と森山にも同意を求めました。

買収は『成功報酬』で受けてはどうかと諸田が提案します。
手数料が割高になって相当な収益が見込めるとのことだが、半沢は損をした場合も踏まえ検討させてほしいといいます。
それに同意した諸田は『プロジェクトチームを編成』するといいました。

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(東京中央銀行本店)
伊佐山に会いに半沢たちは社長の岡光秀(益岡徹さん)と諸田の3人で来ていました。
証券営業部が抱えている案件をいくつか回してくれるとの話だが、内容を見る限りあまり良い案件とは言えませんでした。
営業収益が落ち込んでいたことから先月の役員会議でも問題となっていたようです。
さらに子会社の面倒をみてはどうかと中野渡頭取(北大路欣也さん)から意見を頂いたといいます。
伊佐山に反発するが、岡が穏便に済ませるため案件を引き受けました。

岡もやられっぱなしでは済まず、電脳の案件成功報酬でもいいからすぐ受けるよう半沢に命令します。(ノルマの瀬戸際の為)
仕事は引き受ける方向だと伝えました。

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(半沢宅)
妻の花(上戸彩さん)は結婚記念日でレストランを予約していたが、来れないことが分かりご立腹です。
しかし、彼の声を聴いただけで大きな仕事だと分かり無理せず頑張るように伝えました。

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(契約締結日)
諸田が用意していた成功報酬契約で締結を進めようとし、反論したところ岡は聞く耳を持ちませんでした。
さらに、平山夫妻もその案にのり、買収計画も早く進めるよう依頼されます。

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「ふざけるなよ」
森山が不服な表情でした。
理由は担当であるにも関わらず、プロジェクトチームに入っていなかった為です。(経験がない為)
選ばれた三木重行(角田晃弘さん)も経験がないと突っ込まれたが、彼には銀行での経験がありました。
代わりに森山には銀行から押し付けられた案件を与えました。
そこへ半沢が来て、「もう一度検討するよう言ったはずだ」と諸田に訊くと、岡にそのメンバーでやるよう指示されたといいます。

万年筆にインクを詰めていた森山に半沢が声を掛けました。
「今回の買収案件はお前の営業努力の結果だ。お前の手柄だよ」と励まし、飲みに行くかと誘うと「何でですか?」と振られてしまいました。

彼は同期の渡真利忍(及川光博さん)と苅田光一(丸一太さん)を代わりに誘います。
断られたときの話から会社の話に変わり小料理屋の女将の智美(井川遥さん)が、会話に参加してきました。
彼女は東京中央銀行の株主です。
愚痴を聞いていたおかげで内部事情に詳しくなったと話していました。
「近藤さんは?」と訊くと、シンガポールに長期の出張中で、仕事も絶好調だと渡真利が半沢を見ながら言います。

大和田の話になり、中野渡に取り入っているそうです。
彼に多大な恩があり、「施されたら施し返す、恩返しです!それが自分のモットーなので」とはっきり伝えました。

渡真利が言うには再び上を目指すために愛弟子の伊佐山をのし上げようとしていると推測します。
それから一番に副頭取の三笠洋一郎(古田新太さん)を追い落とす作戦だといいます。(現在勢いがある)
また彼は証券部の担当役員で伊佐山の直属の上司です。(伊佐山は板挟み状態)

苅田は大和田が銀行に残って、半沢が出向になったことが不満でした。
「筋を通した結果が今の俺だよ。いちいち上に逆らっても仕方ない。もうそんな時代じゃないんだ」と冷静に言います。
そんな彼が許せず、苅田は怒り渡真利が外へ連れ出します。

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(1週間後)
半沢が買収計画の資料を見て構想に文句をつけました。
そしてスパイラルについてどれだけ調べたかなど追及します。
まずは今回の買収が電脳の成長戦略として正しいかどうか見極めることが先決で、場合によっては買収しない選択肢だってあるはずだとも言いました。
顧客のためにあらゆる可能性を検討しなければ、信用を一気に失うと怒りました。
外部から様子を見ていた浜村瞳(今田美桜さん)が心配そうに見ていました。

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(さらに1週間後)
電脳へたたき台となる買収案を持ってきたのでその相談にと半沢が切り出すと、平山に「もう結構です」と言われてしまいます。
半沢が理由を求めると、「依頼してからもう2週間。その間何も連絡がなかったから」だと。(連絡係の諸田が忘れていた)
さらに電脳から『アドバイザー契約はなかったことにさせてほしい』。
買収はどうするのか訊くと、「説明する必要ない」と言われます。

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「この調子では今期も目標未達成になりそうですね…」と伊佐山が苦い顔で言いました。
大きな仕事がダメになったことも伝え、伊佐山は岡に『足を引っ張る者に責任をとらせては?』と提案します。

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しばらくして、伊佐山が人事部に掛け合い『半沢の異動を申し入れた』ことを渡真利が教えてくれました。
地方に飛ばされることを心配していたが、半沢の態度にイライラし大型案件を取り返すよう言います。

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大和田は伊佐山と飲む約束をしていたが、小料理屋にいたのは伊佐山の部下の野崎でした。
一方、伊佐山は三笠と会合していました。
稟議を役員会で通してもらうために、三笠の力が必要でした。
しかし、「大和田君にはもう見せたのか?」と訊かれ否定します。
「上司を裏切れば返り討ちに遭う。そうならないためにも、徹底的に裏切らなければならない」と進言されます。

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半沢は瞳にスパイラルの資料を運ばせ、中身に目を通しました。
とてもきれいにまとめられていたので、誰がやったか訊くと「森山さんです」と彼女が言いました。
彼はふと『明成学園剣道部の写真』に目をやり、森山の居場所を訊きます。

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森山が電脳から出てきたとき半沢がちょうど来ていました。
『乗り換えたのは本当ですか』と訊いたとき、担当が頷きました。
そのことに納得がいかず、もう一度訪ねていました。

半沢が傘を大きく振り下ろすと、森山が傘で受け止めます。
明成学園は彼と瀬名の出身校でした。
剣道部時代の写真を見せながら飲みに行くかと誘います。

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瀬名とは中学時代の親友だったが、父親の工房が潰れて夜逃げしてからは音信不通となっていました。
2年前雑誌を見たら『日本のIT業界をリードする若きカリスマ社長』と1面記事が出ているのを見つけました。
半沢自身も街中で彼と肩がぶつかり、そのときの顔が妙に記憶に残っているといいます。

また仕事とプライベートをきちんと分け、彼は提案を練り直しました。
それには電脳が瀬名の経営方針に理解があれば、お互いが得するような買収になるはずだと踏んでいました。
昔瀬名から万年筆をもらい、彼がそれについて熱く話していたことを思い出しました。
その後、父親の借金を返済するために進学を諦め、いくつもバイトをこなしていました。
さらに、プログラミングを独自で学び、検索技術を磨き上げた結果『スパイラル社』を立ち上げることができました。

また彼が検索に拘ったのは、父親の万年筆のことがあったからだと考えます。
『1万年後も使えるようなものすごい技術を世の中の人がもっと知ってくれていたら。父親は今も物づくりを続けられていたはずだ』。
しかし潰れたのはもう1つ理由がありました。
それは工房の良いところを理解して、将来性を見極める味方がいなかったことでした。
そして証券会社は顧客の将来に投資して助けられています。
それで彼は金融の世界に入ってきました。

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半沢は彼の作成した資料に目を通した感想を述べ、それを元にもう一度電脳を落とすべく作戦を立てます。
上手くいけばわが社も助かると諸田も賛同していたが、三木は不服そうでした。

(電脳)
半沢と森山はリベンジしにもう一度足を運びました。
新たな構想を提示したが、渋られてしまいます。
半沢が前向きに検討もしているが、それに関しても話を聞こうとせず帰らせようともしました。
「一言相談してほしかった。いつ・どのように打診されたのか。二重契約はできない約束だったはずですが」
彼が言ったとき、美幸が「あれは向こうの方から…」と口を割りそうだったが部下に止められました。

退社しようとしたとき、伊佐山が入れ違いで来ていました。
電脳のメインバンクで用があるとのことです。
半沢に嫌みを言いさらに、手助けも不要だと姿勢を見せました。

森山は大型案件を失ったのは半沢の責任だと2人のやり取りから知り、「平山社長が見てくれたら可能性があった」と言います。
半沢もそこに引っかかっていました。(以前も同じようなことがあった)
よそに乗り換えていたとしても本気で買収を進めたいと思っているなら、内容を確認ぐらいはするはずです。
だが彼は全く興味を示しませんでした。
『セントラル証券との契約を検討すらできない事情があったのかもしれない』そう思った矢先嫌な予感がしました。

『銀行が近々、大型の買収案件を手掛けるという話はないか?』と渡真利に連絡します。
額を提示すると、証券部の案件で『1500億の融資を稟議にかける話があがっている』と聞き全てが一致しました。
大型案件を横取りしたのは『東京中央銀行』だと判明しました。

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(8日前)
伊佐山が買収案を平山夫妻に提示し、彼らも驚いて声も出ませんでした。
内容は『スパイラル株30%を取得する』もの、最後にたどり着く場所も魅力的なものでした。
決裁の時期を仰ぐと即決でした。

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電脳は最初はセントラル証券と組むはずだったが、その途中で銀行が買収情報を知り電脳に『アドバイザーを乗り換える』よう持ち掛けたと考えられます。
数年前海外進出する際にメインバンクの東京中央銀行から数百億の支援を受けていた為、断れない理由もあるようです。

次の問題は『銀行がどうやって買収情報を漏らしたか』です。
考えられるのは『誰かが銀行に情報をリークした』可能性があることです。
森山は銀行にしてやられたことが悔しく、仕方ないと漏らした諸田や三木に当たりました。
また半沢にも『銀行には逆らえないんですか』と訊きました。

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(東京中央銀行・役員会議)
翌日本店にて会議が開かれました。
その1つに電脳によるスパイラル買収計画があげられていました。
大和田は伊佐山が作成した資料に慌てて目を通します。(他の役員は事前に見ていた)
それを本人に言うと無視して話を続けます。
三笠も伊佐山の案件内容に賛同し、中野渡にもアピールしました。

**
渡真利から『伊佐山が大和田から三笠に乗り換えた』と聞きました。
半沢は1500億の融資を決定したことが疑問でした。
彼は自分の身よりもセントラル証券のプライドを傷つけられたことが嫌な様子。
「このままで済ませるつもりはない」と強く宣言しました。

**
大和田は三笠と伊佐山に買収計画について褒めました。
彼らに『子会社から横取りしたわけではありませんよね』と訊くと「何のことだ?」ととぼけます。

三笠は伊佐山に相手を仕留めるための準備をしようと話します。

**
「1つだけ情報をゲットした」と渡真利から連絡がありました。
広報室で証券部関係の記者会見の準備をしているようです。
日取りを訊くと『今日』だと分かり、半沢は社員たちに『電脳とスパイラルの株価をモニタリング』するよう指示を出します。
電脳が買収に向けて仕掛けるはずだと彼は言いました。

(11時30分・午前の取引終了)
特に大きな動きはありませんでした。

(14時59分)
結局大した値動きはありませんでした。
瞳が「買収の予定を延期したとか」と半沢に言います。
そのとき渡真利から「動きはあった」と連絡がありました。
記者会見が予定通り開催され、電脳のホームページで中継されます。
彼は瞳に株価画面を電脳のサイトに切り替えるよう指示します。
切り替えた瞬間、伊佐山が提示した株価を買収した話が上がり一同は戸惑いました。
半沢は『時間外取引』(株式市場が開いていない時間に株式を売買すること)だと叫びました。
電脳が奇襲するかのように法的ギリギリの株を買い占めたということです。
そのことでスパイラル社も大慌てでした。
電脳は残る株の買い占めも行うと宣言しました。

スパイラル社が緊急会見を開くと瞳から聞きました。
瀬名は断固とした対抗処置をとると告げました。
『電脳はどうやって株を買い付けたか』
それを実行した人物がおそらく加納と清田だと森山が推測しました。
彼らは合わせて『30%以上の株を持っていた』為それを電脳に売り払ったと考えられます。
諸田がデタラメ言うなと非難するが、デクラークという会社に2人が個人投資していることが判明しました。
だがそこの業績が悪化して2人は金に困っていた為ではないかと。
たまたま諸田に押し付けられた案件に入っていたので知ることができました・

2人が裏切るよう仕向けたのは伊佐山でした。
まず飲みの席に誘い、三笠と引き合わせます。
それから資料を渡し『現在の株価から10%上乗せした額』を提示し交渉します。
渋っている様子を見て三笠が背中を押すような言葉をかけます。
2人に渡した資料を一旦預かり、誠意と言いながら更に上乗せして提示します。
2人は三笠の出した案を受けることにしました。

**
森山は瀬名を心配して電話をかけようとするも、すぐに切ってしまいました。
それを見た半沢が声をかけます。
「今は大変なときだから」と言うと、自分なら昔の友人から連絡をもらえたら嬉しいと話します。
また自分が有名になったから相手にしなくなるような冷たい男なのかと言葉を残しました。

**
瀬名の元に太洋証券の広重多加夫(山崎銀之丞さん)が来ました。
かなり苛立っている様子の瀬名は広重に防衛策を考えろと強く言います。
彼が帰った後、森山から連絡がきました。

**
(お好み焼き屋)
2人は会った瞬間、とても嬉しそうでした。
瀬名から職業を訊かれ「俺のことはいいよ」とはぐらかしました。

**
渡真利から人事の情報がきて、半沢を飛ばす計画を立てているようです。
裏切り者の目星はついたのかと訊くと、「まだだ」と返します。
そのとき、諸田から岡が呼んでいると言われ社長室へと向かいます。
向かう途中、瞳が三木に『また経理からクレームがきています』と言うと『伝票処理ぐらいそっちでやっといてくれよ』
『俺はこれから忙しくなるからさ』と意味深なことを言っていました。

(社長室)
そこには人事の横山が来ていました。
話は異動先についてでした。
それを見たとき、怒りを押し込めながらデスクに戻ると湯浅社長から『伊勢志摩ホテル・新規ホテルのプレオープン【ご招待】』のメールがきました。

メール…。

そのとき、森山が帰ってきて瀬名に会うんじゃなかったとこぼします。
(回想)
スパイラル社に呼ばれてデスク2つ残していることに触れると、瀬名が2人が帰ってきてくれると踏んでいました。
森山が昔もらった万年筆を取り出し、いまだに使っていると話すと彼はひねくれた言い方をします。
万年筆を瀬名に会うための口実にしたと思っていたらしいです。
彼がセントラル証券で勤務していると話したとき、銀行のスパイに来たのかと揶揄します。
森山はそんなつもりなどなく、逆に友達ならどうして教えてくれなかったと言い、さらに2人にも情報を流したのかと詰問します。
「どいつもこいつも金が絡むと裏切るんだ!」と言った後で帰るよういいます。

『プロパーの手柄は出向組のもの、出向組の失敗はプロパーの責任』
銀行を追い出された落ちこぼれのくせに、ここでは大きな顔をしているとも。
自分をゴミクズ扱いをしているといい、半沢の腹の内を探りました。
全て受け止めた後、
「言いたいことはそれだけか?不平不満を愚痴ってそれで終わりにするのか?」
「何をしても無駄だと全部諦めるのか?」
そういった後、森山は「何をすればいいですか」と指示を仰ぎ、彼はそれを考えるよう言いました。

**
諸田と三木は飲みの帰りで、タクシーを呼びました。
諸田は別件があるらしく、タクシーに乗って銀座のミストに向かいました。

瞳から連絡があり、三木に相談があると連絡がありました。
半沢から明日の朝システム都に掛け合って『全員のパソコンをチェックする』ことを伝えました。
焦った三木は何故と訊き、『銀行に情報を流した人物を徹底的に調べる』と返しメンバーは瞳・尾西・原田・森山・三木だとも。
三木は銀行にいたとき、情報システム都にいたこともあって、協力を仰ぎ『明日朝6時半集合』と伝えました。

瞳は絶対見つけてやると息巻いています。

(深夜のセントラル証券)
しばらくして何者かが送ってもらったパスワードをパソコンに入力し、メールを見ていました。

**
諸田はその頃、伊佐山と野崎の2人と会合していました。
半沢を地に落とすと宣言した伊佐山に、「ご安心を。半沢はもうお終いですよ」と言いました。
伊佐山は彼を褒め「礼ならちゃんとしてやるよ(人事の報告)」と約束します。

『セントラルなんてごみ溜めですよ』
そう言ったとき、半沢が登場しました。
諸田に三木の異動の打診があったことを岡から聞いたことを話します。
場所は『東京中央銀行・証券営業部』です。
それを受け伊佐山に念押しにきたのではと見抜かれます。
『情報と交換に人事の交渉』
諸田に突きつけると証拠はあるのかと言われ、「ありますよ!」森山が三木を連れてやってきました。

諸田のデスクでメールを見ていたところを半沢と森山が見つけ、伊佐山へのメールを消そうとしたところを取り押さえました。(買収についての内容)
彼にどういうことか話を聞き出しました。

(10日前)
諸田と三木が買収について話していて、案がなかなか浮かびませんでした。
すると諸田が「俺に考えがある」と言い、銀行に買収のことを話しました。
そして黙っていればバレないと口止めされ、お前も悪いようにしないと言われていました。
また、彼に伊佐山へ送ったメールを消すよう指示され、会社に戻ってきたといいます。
「情報を漏らしたのは自分ではない。諸田です」と白状しました。

全て認めた諸田は述べました。
「銀行員は結果が全て。あんな子会社にいても将来なんてない負けだ。一度でも銀行にいたなら、また戻りたいと思うはず。部長もそうでしょ?」

「ふざけるなよ。俺たちの仕事は人や会社の成長を願い、その手助けをすることだ」
「どんな仕事も目指すところは同じはずだ。大事なのはどこで働くかじゃない。どう働くかだ!」
「俺たちは顧客の人生を預かっている。お前にその自覚があるか?お前が売ったのは俺たちの信頼だよ」
「お前にはもう銀行員としてのプライドはないのか。どうなんだ諸田」

全て吐き出した後、伊佐山がしらを切るので半沢が『あなた宛てのメール』だと言うが、「そんなメール届いてない。パソコン調べてもいい」と強気です。
銀行のサーバーまで調べるよう手を回しているのではと言ったとき、半沢に連絡がありました。
苅田から『電脳に関するメールの受信記録なんてどこにもない。ついさっき消された』と言われました。
諸田がタクシーに乗っている間に伊佐山に連絡をとっていました。
そして『受信記録を全て削除』するようシステム都に指示を出しました。
買収情報なんて受け取っていない、そんなメールは初めから存在しないといいます。
森山が三木の証言があると言うと、お前らがでっち上げた偽装メールではと勝ち誇っていました。

このままでは逃げられてしまう。
「対応の遅れで契約を破棄されるのと、銀行からの横やりでそうされるのとでは意味がまるで違います」
「こちらが資料の内容で勝負をする前に、メインバンクの立場を使って強引に顧客を奪い取った。何の断りもなく横取りしたのです」
「筋が通っていない。まるでヤクザの手口だ!」
伊佐山は人事を逆手に言い返します。
証券営業部の部長がそんなことしか言えないのは情けないと返します。
さらに「人事だろうと好きにすればいい。私はこのまま終わるつもりはありません」
「この借りは必ず返します」
「やられたらやり返す倍返しだ!!それが私のモットーなんでね」
伊佐山は不敵な笑みを浮かべました。

**
(役員会議室にて)
半沢が動き出したことが大和田の耳に入りました。
彼は頭取の席に座り、三笠の席をじっと睨みつけました。

半沢直樹2020(続編)1話感想

とうとう始まりましたね、待望の第1話です。
7年ぶりの倍返しにかなりしびれました。
大和田の土下座シーンの印象はかなりのインパクトがあり、懐かしくもありました。

スピンオフにてスパイラル社とセントラル証券が描かれていましたが、あのとき瀬名と加納、清田の仲はギスギスしていました。
しかし今回は仲間割れしてしまいましたが、序盤は仲良さそうで良かったです。

半沢直樹は本当に見ていてスカッとしますね。
今回の件はまだまだ続きがありますが、彼の「倍返しだ!」に胸が熱くなりました。
次回、全面対決がとても楽しみです。

森山もいろいろ悩んでいましたが、最後吹っ切れて良かったと思いました。

 

半沢直樹2020(続編)1話あらすじ

#1 2020.07.19 日曜よる9時

東京中央銀行のバンカーとして活躍していた半沢直樹(堺雅人)。しかし、大和田常務(香川照之)の不正を暴き糾弾したことが原因となり、中野渡頭取(北大路欣也)から、子会社である東京セントラル証券へとまさかの出向を命じられてしまう。
こうして出向先の東京セントラル証券・営業企画部長となった半沢。扱う金融商品企画はどれも銀行時代とは比べものにならないほど小さなものだった…それに加えて、親会社の銀行からは不良案件を押し付けられる始末。さらに、銀行からの出向組に対するプロパー社員たちの不公平感は根強いものがあり、反骨心と確執が渦巻いていた。
一方、大和田は、敵対していたはずの中野頭取派に華麗に転身、保身のために組織を利用し新たな地位を築いていた。さらに、大和田の忠実な部下である証券営業部長・伊佐山泰二(市川猿之助)もまた、“半沢潰し”を目論んでいた。

そんなある日、東京セントラル証券に大型買収案件が舞い込む。プロパー社員・森山雅弘(賀来賢人)が担当する大手IT企業「電脳雑伎集団」が、瀬名洋介(尾上松也)率いるIT業界の雄「東京スパイラル」を買収したいと申し出て来たのだ。買収における株式取得にかかる費用はおよそ1500億円以上。東京セントラル証券にとって、かつてない規模の案件だった。
「銀行を見返せ!」と大規模買収に沸き立つセントラル証券だったが、突如電脳雑伎集団からアドバイザー契約を一方的に断ち切られてしまう—。そして、これが新たな銀行との戦いの始まりになるとは、この時の半沢は知る由もなかった——。
飛ばされた半沢は銀行に下剋上なるか!? 不屈のバンカー半沢の新たな戦いが今、始まる!

(引用:公式サイト

まとめ

次回は三笠と伊佐山との一騎打ちです。
半沢対銀行の全面戦争の幕開けです。
果たしてどちらが勝つのか。
次週15分拡大スペシャルとなっています。

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