『ハケンの品格2020(続編)』、第4話のネタバレ・感想についてのまとめです☆
スーパーハケン大前春子が独自の大活躍をする『ハケンの品格』。3週連続視聴率2桁も頷けます。
今回は、かなり変わっている新入社員の井出裕太郎(杉野遙亮さん)がちょっぴり成長するエピソードです。
我が道を行く非常識な井手裕太郎を、誰が教育できるのか、大前春子が変えられるのか?そもそも、井手裕太郎がS&Fに正社員で入社した経緯も謎ですよね。
そして、東海林武と大前春子のセリフの掛け合いも、期待と興味深々です。
ネタバレありの第4話の感想をどうぞ。
ハケンの品格2020(続編)4話のネタバレ!
家のゴミを会社のごみ箱に捨てる新入社員の井出裕太郎(杉野遙亮さん)を見つけた大前春子(篠原涼子さん)は、捨てられたゴミを拾い、彼の元へ。
家庭のゴミを会社に持ってきてはいけないと注意すると思いきや、”これは燃えません!”と分別間違いを指摘します。
宇野一平(塚地武雅さん)から、新入社員の教育は社員の仕事、派遣社員は口出しするなと言われた大前春子。新入社員には一切関わりませんと断言します。
いやいや、それでは仕事が回らない、と他の社員は二人の会話からフェードアウト。それを見た宇野一平は、最低限関わってもらえるかな?と猫なで声で宥めます。
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一方、社員食堂では、社食の値段が正社員と派遣社員では雲泥の差があり、派遣社員の姿は見られません。
しかし、「同一労働同一賃金」になったら、就活頑張って社員になる意味がないんじゃないか?そんな疑問を持つ三田貴士(中村海人さん)がいました。
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初めてのお給料を見て愕然とするのは千葉小夏(山本舞香さん)。社員がゆったり仕事をし、派遣社員には”なるはや”でと仕事を振られる日々に疑問を持ち始めました。
そして、またまたやらかす井手裕太郎。彼に業務の基本を教える大前春子ですが、快く思わない宇野一平が彼女に一言言おうと口を開きます。
すると、新入社員の教育を社員がきちんとするべきと大前春子に先手を打たれます。
非常識な新入社員は、使えない社員より迷惑極まりない、と断言する大前春子にびっくり眼の井出裕太郎。いつも正しい、そして痛快なセリフです。
井出裕太郎を必要以上に庇う宇野一平は、井出裕太郎は、S&F社の最重要取引先であるテイスト・オブ・ライフ社の御曹司なのだと部下に話します。
今までの、そして今日の宇野一平の態度に納得する社員たちです。
いつも間に入って収める里中賢介(小泉孝太郎さん)は北海道出張中です。彼がいない間に大きな問題が起こらないといいのですが・・・
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里中賢介は、東海林武(大泉洋さん)がいる営業所にいました。東海林武は、なんだかんだ言いながら、大前春子を気にしています。
その場にいない彼女の話で盛り上がる二人。サプライズで電話を掛けます。東海林武が電話を替わり、大前春子に感謝の意を伝えると、戻ってきた声は浅野務(勝地涼さん)でした。
そう、定時になったので、大前春子は退社したのです。どんなときにもブレないお前春子です。
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原材料表示に不備があるため回収予定のサンプル品を営業で配ってしまった井出裕太郎と三田貴士は、それが原因で獲得した契約を破棄にされてしまいました。
このサンプル品を詰めたのは、ハケンの福岡亜紀(吉谷彩子さん)と千葉小夏でした。全責任が二人にあると攻める宇野一平です。
冷蔵倉庫の整理をハケンに依頼したのは井手裕太郎でした。いつになく神妙な面持ちの井出裕太郎、エレベーターに乗ってどこかに行ってしまいました。
そんな中、これから井手裕太郎の母であるテイスト・オブ・ライフ社長が来社する、息子が生き生きと働いている姿を見せたいと社長の宮部蓮三(伊東四朗さん)から宇野一平に連絡が入ります。
姿が見えない井手裕太郎。慌ててみんなで探すもどこにもいません。
大前春子の厳しい指導のせいでいなくなったと言わんばかりの宇野一平を一喝し、大前春子はサンプル品を手にどこかに向かいます。
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井出裕太郎は責任を感じ、冷蔵倉庫で回収品の整理をしていたのです。運悪く、停電が発生し、二人は倉庫に閉じ込められてしまいます。
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北海道から”ビスコッティ”とともに戻った東海林武と里中賢介は、社長室でテイスト・オブ・ライフ社長である井出美香(キムラ緑子さん)と今後の商談を進めています。
そこに、井手裕太郎がいないと里中賢介に連絡が入ります。
井出美香が息子の職場に移動しようとするも、それを阻止する東海林武と里中賢介。頼みの大前春子も行方不明でした。
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倉庫内の防犯カメラは、先ほどの停電の影響で作動していません。携帯電話の電源も落ちています。
大前春子は助かるため、脱出するため、救助者に気づいてもらうために、考えられる全てのことを実行します。
そして、ついに、警備員に気づいてもらい、助かるのでした。
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営業部に戻った井手裕太郎の元に母である井出美香が姿を見せます。井出裕太郎は、回収品のサンプルを間違えたのは自分の責任だと認めます。
そして、「俺、スーパーハケンになります!」と宣言。それに対して、あなたのようなヘタレには無理ですと一刀両断の大前春子ですが、多少は見どころがあるヘタレだと少し認めたようです。
その姿を観ていた井出美香は、怒るのかと思いきや、今後ともS&Fで厳しく鍛えてほしいと宮部社長に依頼します。
納得していない宮部蓮三ですが、しぶしぶ返事をしました。
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営業事業部営業一課課長として戻ってきた東海林武。挨拶をしながら、大前春子を凝視しています。今後の二人に期待できるラストでした。
ハケンの品格2020(続編)4話の感想
冒頭のゴミのエピソードで、井出裕太郎が捨てた包丁を持ちながら話す大前春子に、第1話のチェーンソーを思い出して、笑ってしまいました。
どう考えても、普通の会社生活には登場しないモノ。そのモノを大前春子と組み合わせると、自然に映るのが不思議な世界です。
このシーンの最後、宇野一平に振り向いた大前春子が、”べっ”と舌を出すシーン、こんな大前春子を初めて観ました!
心を許した証拠なのか、はたまた、ドラマ制作側のお茶目な一コマなのか。今後も同じような思わぬ表情を観たいな、そんなシーンでした。
また、井出裕太郎と大前春子が行方不明になり、時間稼ぎが必要になり、東海林武が井出美香相手に色々な話をするシーン、大泉洋さんの演技が光り、自然に笑みがこぼれました。
こういう演技は大泉洋さんの真骨頂ですよね。うるさい演技と思われがちなシーンでも、彼にかかると笑いに包まれます。
そして、全編を通して共通しているのは、言われたことしか出来ない社員と、自ら解決策を見出していくハケンの大前春子の対比です。
今回は、閉じ込められた冷蔵倉庫での比較でした。
井出裕太郎は自分のことしか言いませんし、考えていません。大前春子は彼が話している間も、天井や他の部分をチェックし、生きるために、脱出するための方法を模索します。
その方法は時にベタですが、何もしない社員と比較すると、彼女の冷静で一所懸命な姿に好感が持てます。
周囲に気を使うことを知らなかった井出裕太郎が、寒いと呟く大前春子に自分のジャケットを掛けます。彼は少しだけ変わったのかと感じる動作でした。
時に宇宙人のような新入社員である井手裕太郎が少し変わった今回のエピソードです。その姿を理解したと思われる母である井出美香が、ハケンを目の敵のようにしている宮部社長に何らかの影響を与えるのでしょうか。
なぜこれほどまでに頑なにハケンを認めない宮部社長にも謎ですね。
ハケンの品格2020(続編)4話あらすじ
#4
2020年7月8日
自宅のゴミを会社でこっそり捨てようとする井手(杉野遥亮)の世間知らずぶりに、困惑する一同。大前春子(篠原涼子)は注意するが、宇野部長(塚地武雅)から「新入社員の教育は社員の役目」だと釘を刺される。実は井手は、S&F社との最重要取引先、「テイスト・オブ・ライフ」創業者、女社長の美香(キムラ緑子)の三男で、コネ入社の上、特に贔屓にされていたのだ。そんな中、井手と三田(中村海人)は初めての営業で、配ってはいけない回収品のサンプルを持って回ってしまう。その失態を知った井手は姿を消してしまいー。
運悪くその時、井手の母、美香が息子の働く様子を見学に来る。出迎える里中(小泉孝太郎)と東海林(大泉洋)は、井手が見つかるまでの時間伸ばしに必死に。ついに春子が、井手を見つけるが、そこはなんと冷蔵倉庫。井手は責任を感じて回収品の整理をしていたのだ。ところが、突然停電が起き、極寒の中、2人揃って冷蔵倉庫に閉じ込められてしまう!この大ピンチに春子はー。
(引用:公式サイト)
まとめ
冒頭のオープニングダンスシーン、毎回ちょっとずつ違っていますよね。前回あれ?と思いましたが、今回確信しました。是非チェックしてみてください。
そして、久々の大前春子と東海林武との掛け合い、セリフとしては2つ3つの少ない1シーンでしたが、待っていました!と大笑いしました。
来週は、本格的に本社に戻る東海林武と大前春子との絡みが増えそうで、本当に楽しみです。お互いに気にしている二人、仕事の絡みも、恋愛感情の絡みも期待しています!
※この記事のトップ画像は、公式サイトから引用させていただきました。