ダイバーDIVER-特殊潜入班-の原作漫画ネタバレ、犯人・黒幕の結末、感想・考察もまとめてみました!
DIVER(特殊潜入班)とは、9月22日から放送予定のドラマです。
ダークヒーローの主人公を福士蒼汰さんが演じることで話題になっています。
DIVER(特殊潜入班)の原作は、大沢俊太郎さんの漫画。
グランドジャンプPREMIUMで2014年11月号〜2015年3月号まで連載されて、グランドジャンプで2020年9号〜2020年15号まで連載されていました。
漫画は計3巻で現在は完結済みで、もっと続いて欲しかったとの声も多くあります。
私もマンガを読みましたが、ドキドキハラハラしてとても楽しかったです。
この記事では、ダイバーDIVER-特殊潜入班-の原作漫画『DIVER-組対潜入班-』のネタバレ・あらすじ、犯人・黒幕の結末、感想・考察もまとめてみました!
ダイバーDIVER-特殊潜入班-原作の漫画は【DIVER-組対潜入班-】
ダイバーDIVER(特殊潜入班)の原作漫画は、『DIVER-組対潜入班-(そたいせんにゅうはん)』です。
名前がよく似ていますが、原作漫画の最後の方はなかなか過激な描写がされており、すべてをドラマ化するのは大変そうだなと感じました・・。
『DIVER-組対潜入班-』は、『グランドジャンプPREMIUM(集英社)』で、2014年11月号から、2015年3月号まで約半年間連載されていた作品。
このあと、『グランドジャンプ』で、2020年9号から、2020年の15号まで連載されています。
単行本(コミック)は1~3巻で、最新刊の3巻は2020年8月19日に発売されています。
ドラマのクランクアップが最近でしたから、最近出たばかりの最新刊の内容まで描かれのかは微妙かと・・。
ただ、連載自体はすでに『グランドジャンプ』の方で完了されていたので、もしかしたら、3巻分をぎゅっと凝縮して映像化、という可能性も、なきにしもあらずです。
作者は大沢俊太郎
作者の大沢俊太郎さんについても、見ていきましょう。
2003年に、『マガジンFRESH(講談社 』で『ホラーテイル』でデビューを飾ります。
作品数はそこまで多い作家さんではないですが、『ゴタ消しゴ』(全9巻)は、日本テレビの木曜ナイトドラマで映像化されています。
このときの主演を、なんとお笑い芸人のキングクングの西野亮廣さんがされていたのです!
そして、その後のダイバーDIVER(特殊潜入班)でも実写ドラマ化。
なんどもドラマ化されるということは、それだけ作品の力が凄いことを物語っていると思います♪
他に、大沢俊太郎さんは、『ヘルハウンド-保険調査員怪譚』『サイキックス』を書かれていました。
ダイバーDIVER-特殊潜入班-の原作漫画-組対潜入班-の主人公
https://twitter.com/dm_happycomic/status/1306842892552605696ドラマで福士蒼汰さん演じる黒沢兵悟は、上の画像の人物です。
本漫画の主人公でもある黒沢は、小さい時のある事件をきっかけに、『だます人間をだます人間になる』と強く思うようになりました。
そして、成長し大人になると、北海道県警から出向し、犯罪潜入捜査員として、『DIVER(通称D班)』の一員になります。
誰にでもなれて、捜査のためには味方さえも裏切るという徹底した冷酷さから、どんな組織にでも潜入することができます。
刑事1年目でロシアマフィアをつぶし、そのときにマフィアを4人射殺してしまったのですが、職務執行法があったことからなにもなし。
おそろしい人物ですが、それも小さい頃の想いを果たすためのものなのですね・・。
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ダイバーDIVER-特殊潜入班-の原作漫画のあらすじ・ネタバレ!犯人・黒幕の結末は?
DIVER(特殊潜入班)とは、タイトルの通り悪の組織へと潜入捜査する物語です。
警察も手を焼くほどの窃盗事件や暴力事件の常習犯だった主人公・黒沢兵悟が特殊潜入班(通称・D班)の一員に。
他、元・海上自衛官のエリート佐根村将、D班のリーダー伊達直哉などが登場します。
D班を動かす権利を持つ兵庫県警本部長のエリート女性・阿久津洋子にも注目です。
DIVER(特殊潜入班)のマンガに登場した潜伏先は、振り込め詐欺グループへとカルト教団。
それぞれ分けてご紹介します。
1巻(詐欺グループ・薬物取引・カルト教団)
主人公・黒沢兵悟が、オレオレ詐欺で荒稼ぎをする頭脳派詐欺集団に潜入。
詐欺集団と関わりのある闇金からお金を借りてわざと返さずに拉致されるという方法です潜入します。
かなり体を張ってますよね。
散々暴行を受けて借金の肩代わりに闇金で働くことが決まった黒沢兵悟。
闇金の雇われ社長は海藤明。
頭脳派詐欺集団の社長は柏田義之。
表向きは柏田義之が黒幕に見えますが、本当の黒幕は海藤明です。
持ち前のIQの高さと判断力で黒沢兵悟は海藤明が黒幕と見抜いていました。
兵庫県警の上層部から一週間の猶予を与えられ、必死に証拠を探していた黒沢兵悟。
しかし、捜査一課が頭脳派詐欺集団の強制捜査をすることが決定してしまいました……。
捜査一課が踏み込んできた時、黒沢兵悟はどうにか逃げ出すことに成功。
黒沢兵悟は海藤明のアジトへとたどり着きました。
黒沢兵悟を信用していた海藤明はアジトへと招き入れて黒幕であることを話して、名簿やマニュアルを渡します。
証拠が揃ったと正体を現した黒沢兵悟。
銃を向ける黒沢兵悟と鋏で対抗する海藤明のバトルとなります。
銃を奪われてももう一丁持っていた拳銃で海藤明を撃ち殺した黒沢兵悟の勝利です。
そして金庫のお金を持ち去って寄付。
正当防衛として黒幕を撃ち殺すなど無慈悲に見える黒沢兵悟ですが、その一方ではお金を返すなど人間らしい心も持ち合わせています。
黒沢兵悟の優しさが分かる話なので、ぜひ読んでみてください。
2巻(カルト教団の続き)
最終巻の2巻は丸々一巻、カルト教団の潜入の話です。
カルト教団や振り込め詐欺グループなど、現実でも起こりうる話を題材にしているのもDIVER(特殊潜入班)の魅力でしょう。
第三国に信者を送り込んで軍事訓練を受けさせていると噂のある危険な宗教へと、潜入しました。
今回は、黒沢兵悟と同僚の佐根村将も潜入します。
無添加パンを食べ比べて健康を考える講習会に、黒沢兵悟と佐根村将が潜入。
入信が認められて洗脳教育されている最中に拳銃を発見してしまいます……。
黒沢兵悟が拳銃に火を付けて、その罪で監禁部屋へと入れられてしまいました。
そこには、先に潜入していた公安の刑事が……。
翌朝、黒沢兵悟は破邪の儀式という槍で突かれる拷問を受けます。
槍で突かれる拷問にも耐える黒沢兵悟。
その後、佐根村将が信者たちに拳銃を見つけたことを報告。
黒沢兵悟は信者へ「教祖様も気を病むことはある。破邪で清めてあげよう」と提案します。
元々、カルト教団は洗脳されやすい人の集まりです。
黒沢兵悟の言葉で簡単に誘導されてしまいました。
カルト教団の槍で突かれるシーンは十字架に貼り付けて行われています。
地上波で放送されることを考えると変更されるでしょう。
マンガ限定のシーンになりそうです。
3巻(テロ爆破・密輸グループ)
※3巻のネタバレは、原作漫画を読み次第、ご紹介いたします。
原作漫画は、振り込め詐欺グループへとカルト教団のみでした。
ドラマも5話ということを考えると2つのみかもしれません。
しかし、どちらも濃い話で面白いので見て後悔はないでしょう。
ダークヒーローを福士蒼汰さんがどのように演じるのかとても楽しみです。
アクションシーンにも期待が持てます。
ぜひ、ドラマも見てくださいね。
ダイバーDIVER-特殊潜入班-の感想・考察
黒沢兵悟は、任務達成・悪の組織をつぶすためなら手段を選ばないところが、狂気を秘めているようで、なんとも怖い人物だなと思ってしまいました。
自分の仲間にこんな人物がいたら、なかなか安心することはできないのではないでしょうか?
ただ、これだけ非情になれるのも、『人を騙す人間を騙せる人になる』という気持ち・思いがあるから。
この感じは、小栗旬さんの刑事ドラマ『BORDER』の石川安吾に通じるものがあるような気がします。
石川は、ある事件がきっかけで、死んだ人と会話できるようになり、事件に巻き込まれて死んだ人の無念をはらすために、犯人を追いつめていきます。
最初はうまく使うことができていた能力ですが、だんだんと自分にしかできない捜査方法が、いつしか手段を選ばず犯人を追いつめるようになってしまい・・。
最後は殺人犯を逮捕することができず、激情した石川は、犯人を殺してしまったのでした。
ただ、『BORDER』の石川のように、兵悟が闇落ちしないような気がするのは、小さな頃の想いをずっと持ち続けている信念の強さがあるからかな?と思ってしまいます。
そこが、小栗旬さんの石川と決定的に違うところでしょうか・・。
ダイバーDIVER-特殊潜入班-の脚本・原案は?
DIVER(特殊潜入班)のドラマの脚本を担当しているのは、宇田学さんです。
宇田学さんは脚本家や演出家の他に、俳優としても活動しています。
映画・ぼくたちと駐在さんの700日戦争やドラマ・スミレ16歳!!に俳優として出演していました。
宇田学さんが脚本を担当したドラマの代表作をご紹介します。
2015年には、市川森一脚本賞の奨励賞も受賞しました。
DIVER(特殊潜入班)の原案は、大沢俊太郎さんのマンガです。
ゴタ消し−示談交渉人 白井虎次郎−もドラマ化されています。
2011年の木曜ナイトドラマ枠にて放送されていました。
回毎にメイン登場人物以外の登場人物が違っていて、多数のお笑い芸人や俳優がゲスト出演しています。
最高視聴率も9%とナイトドラマの中ではとても好調でした。
DIVER(特殊潜入班)以外のマンガも面白いので、おすすめです。
ぜひ、読んでみてくださいね。
まとめ
DIVER(特殊潜入班)の脚本は宇田学さんで、原作は大沢俊太郎さんのマンガです。
大沢俊太郎さんのマンガは他に、ゴタ消し−示談交渉人 白井虎次郎−もドラマ化されました。
DIVER(特殊潜入班)は、犯罪組織の潜入捜査して悪を暴いていくハラハラドキドキストーリーです。
ゴタ消し−示談交渉人 白井虎次郎−も、悪を見抜いて戦う物語。
悪を暴いていくというコンセプトのマンガが好きな人には、おすすめです。
DIVER(特殊潜入班)のダークヒーローな主人公を演じるのは、福士蒼汰さん。
イケメンな福士蒼汰さんがダークヒーローを演じるとのことで、期待が持てます。
2020年9月22日から放送されるので、ぜひ見てくださいね。
ドラマの放送が待ちきれない人は、マンガを読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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