ディア・ペイシェント4話ネタバレ・感想・あらすじ!10年続いた便秘の患者に千晶はどうする?

ディア・ペイシェント~絆のカルテ~

『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』第4話のネタバレ・感想・あらすじをまとめてみました!

『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』第4話は2020年8月7日に放送されたドラマです。

まさたか
まさたか

貫地谷しほりさん演じる内科医・真野千晶は、長年便秘に悩まされている広瀬真弓(中島ひろ子)を診察します。

仕事で忙しい広瀬は千晶にとにかく薬を処方するよう迫り、検査の提案を受け入れず、遂には事務局へと抗議を入れます。

その裏には広瀬の不満を知った座間敦司(田中哲司さん)の暗躍があり、千晶は事務局に目をつけられてしまいます。

それでは、詳細を見ていきましょう。

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ディア・ペイシェント~絆のカルテ~4話ネタバレ

座間敦司(田中哲司さん)の自宅にて、寝たきりの母親が何かを訴えるためにベッドの桟を叩いています。

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座間は内科医・真野千晶(貫地谷しほりさん)の診察室に行き、薬の再処方を頼みます。

千晶が過剰処方になるからと再処方を渋ると、座間は「盗まれたんだ! 出てくるわけないだろう!」と大声を出します。

その件を根に持ったのか、座間は自身のブログにて千晶を「魔の千晶」と名指しして批判したのでした。

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病院のトイレの個室にて、広瀬真弓(中島ひろ子さん)がお腹を押さえてうなっています。

いらだちながらトイレから出てきた広瀬の姿を、座間は飴をなめながらじっと見つめていました。

1時間半、診断の順番待ちをしている広瀬が看護師に声をかける様子を見て、座間はニヤニヤと笑っていました。

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千晶が診察室に入った広瀬に「大変お待たせいたしました」と言うと、広瀬は「ものすごく待ちました」と返します。

広瀬は「予約システムに問題があるか、先生のスキルに問題があるんじゃないでしょうか?」と喧嘩腰です。

広瀬はさっさと診断を終えて仕事に戻りたいようで、すぐに「薬をください」と言い出します。

広瀬は10日間便通がないこともざらで、下剤には耐性がついており、浣腸してもすっきりしないと訴えます。

話を聞いた千晶は「便秘に別の病気が隠れている可能性もあるので」とCT検査を勧めますが、広瀬はきっぱり断ります。

そして千晶に、経営破たんして唯一の総合病院が閉鎖された夕張市市民の健康意識の高まりから売れた食べ物は何かと聞きます。

千晶は面食らいつつも「ヨーグルトでしたっけ?」と答えますが正解はバナナで、広瀬に「不勉強」と言われてしまいました。

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診察が終わった広瀬は受付に行き「医師としてのレベルに疑問を感じます」と言って、千晶の経歴を開示しろと迫ります。

受付のスタッフが病院のホームページに記載されているプロフィールを見せますが、広瀬は怒って上の人を呼ぶように言います。

その様子を陰から見ていた座間は、広瀬に「本当に権限のある人なんか出てきませんよ」と声をかけます。

そして「真野千晶って医者は、本当ヒドいんですよ」と言い、広瀬の不満に寄り添うのでした。

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事務局にて、主任の沼田晋也(浜野謙太さん)がデスクの引き出しを開けて、中にある写真を見つめています。

何か思いつめたような表情をしながら、沼田は仕事を続けるのでした。

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座間は病院に電話をかけ、自身のブログに書いたことと同じ不満をクレームとして話します。

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診察が終わった千晶を沼田が呼び止め、事務長の高峰修治(升毅さん)からの伝言を伝えます。

真野の同僚内科医・金田直樹(浅香航大さん)は「千晶ちゃん、院内裁判にかけられんの?」と千晶をからかいます。

千晶は沼田から、翌日の患者様プライオリティー委員会にて座間のブログを取り上げることを知らされたのです。

先輩内科医・浜口陽子(内田有紀さん)は座間が悪いのに、一方的な意見で千晶を責めているだけだと憤慨します。

しかし、金田は「ヘタに刺激するとヤバい奴ですよ」と千晶と浜口に釘を刺します。

座間が自身のブログにて、介護は子がするもの、施設に入れて野垂れ死にさせるのは断じて許さないと語っているのです。

その極端な思想のことを、金田は「かなりイカれてる」と言いました。

それを見て千晶を心配する浜口ですが、翌日には休暇を取っていたため委員会に出ることはできません。

千晶が不安がる様子を見た浜口は、座間が問題のある患者だと説明して守ってもらえるように頼むよう助言するのでした。

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入院している認知症患者の西園寺光隆(竜雷太さん)が、病室を出ていこうとするのを介護士が引き止めています。

そこに浜口と千晶がやってくると、西園寺は浜口を見て「この病院には珍しい美人だな」と笑顔になります。

そして突然険しい顔つきになり、千晶の顔を両手でつかむと「50億集めろ。できないなら、お前は死ね」と言い放ちます。

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西園寺の介護士である瀬戸は、いつも千晶と煮卵おにぎりを取り合う仲です。

その瀬戸から院内裁判について心配される千晶ですが「瀬戸くんだって大変でしょ。同じだよ」とかわします。

そして「今日は煮卵おりぎりいいや。譲る。食欲ないし」と言った千晶に、瀬戸は煮卵おにぎりを握らせます。

瀬戸は「そういう時こそ食うんです。食えばなんとかなる!」と千晶を励ましました。

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患者様プライオリティー委員会にて、千晶は前に立たされて座間のブログについて問われます。

千晶は「度重なる盗難は信ぴょう性に欠けますし、過剰処方になります」と処方を断った理由を述べます。

すると高峰事務長は「では、この『食事代』というのは?」と尋ねてきます。

千晶は、座間が無理やり支払ったことや、返却したら投げ返されたこと、事務局にも連絡したことを説明します。

高峰事務長はその話に対し「伺っています。あなたが平然と返金を願い出てきたと」と千晶を責める言い方をします。

また「患者様が小銭を投げ返すなんて、よほどのこと」「あなたのハンドリングミスです」と千晶を追い詰めます。

それに対して金田は「こんな奴のブログを信じて、職員を信じないってことですか?」と切り込みます。

千晶は度重なる座間の異様な行動を訴えますが、高峰事務長は座間の行動は千晶に原因があると決めつけます。

それを見た佐々井宗一郎院長(石黒賢さん)は「事務局が共に問題解決に当たって下さい」と指示するのでした。

お礼を言う千晶ですが、高峰事務長は広瀬からも「厳しいご意見が寄せられています」と食い下がります。

高峰事務長は「まだ当院の患者様ファースト精神を理解していないようですね」と千晶を責めるのでした。

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広瀬からもクレームが入っていたことに落ち込む千晶に、受付スタッフが声をかけます。

そしてクレーム記録を差し出し、座間が広瀬を事務局に連れてきたことを千晶は知りました。

千晶は、なぜ座間はそこまでして自分を攻撃するのか、私を陥れるために動いているのかと思い悩みます。

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金田は「高峰はブログ野郎の味方だな。予想はしてたけど」と諦めたように言います。

金田は、高峰は医者を助ける気なんてない、浜口もそう思っていると言い、浜口は青森地裁に行っていると話します。

千晶は知りませんでしたが、浜口は以前いた病院で医療訴訟を抱えていたのです。

千晶は「あんなに技術もあって、患者さんを親身に思ってる人が」と衝撃を受けます。

金田は「それでも訴えられるのが、医者っていう仕事なんだよ」と千晶に語ります。

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青森地方裁判所にて、浜口は自分を訴えている女性と顔を合わせます。

浜口は深く頭を下げますが、女性はそんな浜口を一瞥して無言で去って行きました。

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広瀬はコールセンターに勤めており、一件の電話を処理し終わってトイレに向かいますが、途中で部下に呼ばれます。

部下に処理しきれないクレーム対応のため自席に戻った広瀬は、排便のタイミングを逃し、またトイレでうなるのでした。

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千晶の実家にて、妹・万理(高梨臨さん)が千晶に電話をかけています。

万理は千晶に、週末に帰ってきて母・祐子(朝加真由美さん)の入っている認知症施設の様子を見るように頼みます。

飲み込む力が弱った母を心配する万理の話を聞き、千晶は日曜に実家に帰ることを約束しました。

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翌日、千晶は浜口に抱えている医療訴訟について聞こうとしますが、先に院内裁判について心配されてしまいます。

何とか無事に済んだことを報告する千晶ですが、金田が「しかし、新たな女クレーマーも登場!」と横から入ってきます。

広瀬について若い医師が「便秘くらいじゃ大したクレームにならないんじゃないですか?」と言うと、金田が割って入ります。

「お前、便秘をバカにするな!」と言う金田は、自身が便秘体質のため便秘に対する意識が高いのです。

熱く語る金田に広瀬について相談すると、金田は「便秘改善は生活を変え、人生を変える一大事業」と語ります。

金田は「うんこの出し方は十人十色」「やる気と覚悟のない奴に何を教えても無駄だよ」と千晶を突き放すのでした。

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千晶の診察室に認知症の傾向が出ている浅沼知恵子(鷲尾真知子さん)がやってきました。

相変わらず浅沼は認知症検査を拒んでおり、また、何度となく繰り返された会話がまた繰り返されるのです。

浅沼が「今日は予定があるの」と言うので「どちらに行かれるんですか?」と千晶が聞くと、浅沼は曖昧な返事をします。

それを見た千晶は浅沼の症状が進んでいることを確信し、浅沼の息子に直接コンタクトするしかないのかと考えます。

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今度は広瀬が千晶の診察室に入りました。

広瀬に横になってもらって触診した千晶は、広瀬の腹に不自然な張りがあると気付き、嫌な気配を感じ取りました。

そのため広瀬に「日を改めて、大腸内視鏡検査を受けて頂けませんか?」と聞きますが、広瀬は時間がないと断ります。

しかし千晶は食い下がり、日程変更をしてもいいから検査を受けてほしいと頼み込みます。

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不満を抱えながら診察室を出た広瀬に、座間が「お顔色が優れませんね」と心配そうに話しかけます。

そして「また真野先生に何か嫌がらせをされたんですか?」とどこか嬉しそうな表情で聞くのでした。

広瀬から話を聞いた座間は「不必要な検査を患者に強要。医療点数稼ぎの最低医者に正しい裁きを…!」とブログに書きます。

そんな時、沼田主任のスマートフォンに着信がありますが、沼田主任はスマートフォンを裏返して着信を無視するのでした。

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座間のブログを読んだ千晶は、すぐに広瀬の診察のことを書いているのだと気付きました。

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約束通り実家へ帰った千晶は、万理と共に母のいる認知症施設にやって来ました。

そこで母と父・徹(伊武雅刀さん)の楽しそうなやりとりを見ていると、2人が気付いて千晶に手を振りました。

家族4人で焼き芋を食べていると、万理が「焼き芋って冷やして食べると便秘に効くんだって」と話します。

それを聞いた千晶は広瀬のことを思い出し、医師である父にクレーマー患者にも普通に診察や診断が出来るか聞きます。

父は「当たり前だ。それが仕事だからさ」と返し、母も「お父さんは、どんな患者さんにも一緒だものね~」と言います。

不思議そうにする千晶に父は「病気というのは山と同じだ」と語り、それぞれの山にそれぞれの登り方があると続けます。

「患者の症状、診断、治療、予後…それぞれが違うということを丁寧に説明するんだ」と父は言うのです。

患者のペースに合わせて、患者と共に山を登ることが患者に寄り添うことだと、父は千晶に教えます。

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朝、病院に着いた千晶は、実家から持ってきたさつまいもを警備員の蓮見勇夫(平田満さん)に渡しました。

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座間の診察を迎えた千晶は、システマの呼吸でリラックスしようとしますが、どうしても考えてしまいます。

「あんなブログをあげておいて平然と現れるなんて」と座間をいぶかしむ千晶ですが、座間は笑顔で話します。

「よかれと思って本音を打ち明けているんです。悪くとらないで下さい」と言う座間に、千晶は頭を抱えます。

風邪の症状を訴える座間に、診察のために口の中の飴を出すように千晶が言うと、座間はカルテの上に出した飴を置きます。

驚く千晶ですが、そのまま診察を進め、喉にも肺や気管にも問題がないことが分かります。

出した飴をもう一度なめ始めた座間は、千晶に広瀬について尋ねますが、個人情報のために回答を断られます。

そして千晶は風邪の症状が確認できないために薬を出せないと言うと、座間は机を叩いて怒り始めます。

「あとで重病だって分かったら、ちゃんと責任取れるんですか? あっ?」と座間は千晶に詰め寄ります。

その後、座間には30分間粘られ、広瀬は大腸内視鏡検査に訪れませんでした。

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千晶が広瀬が検査に来なかったことを浜口に話していると、その広瀬が担ぎ込まれてきました。

「気持ち悪い」と訴える広瀬を、同じコールセンターに勤める女性が連れて来たのです。

そして広瀬の検査が行われ、小腸がパンパンになっていることが分かり、サブイレウスと診断されました。

イレウス、つまり腸閉塞に少しだけ隙間がある症状がサブイレウスです。

広瀬は入院する必要があるため、千晶は広瀬の家族に連絡を取ろうとして、実家の父しか家族がいないと知ります。

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ベッドの上の広瀬は千晶に謝罪しつつも、持参したノートパソコンで仕事を始めます。

広瀬と会話をする内に、広瀬がコールセンターで働き始めた時期と便秘が始まった時期が同じことに千晶は気付きます。

広瀬は広報部でキャリアウーマンとして働いていた頃に、母親から実家に帰って家族を作るよう言われていました。

広瀬は「田舎でつまんない人生を送ってるお母さんに、私の気持ちなんて分かりっこない」と母親を怒鳴りました。

そんなやりとりの直後、広瀬の母親は急死し、広瀬自身はコールセンターに飛ばされたのです。

そのことを思い、広瀬は「バチが当たったんだ」と言うのでした。

そんな時、広瀬にメールが届き、それを見た広瀬は「明日退院させて下さい」と言い出します。

千晶は広瀬の胃腸に内容物が残っているため、容体悪化を心配して退院に反対しました。

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システマのジムにて、千晶はファイティングポーズを取るように言われます。

システマ講師の吉良大輔(永井大さん)は千晶に近付き、横から攻撃を加え、千晶に膝をつかせます。

そして「身構えるのは、目の前の敵に心がとらわれてるということです」と吉良は教えます。

吉良は「大切なのはリラックス」「緊張は有限ですが、リラックスは無限ですから」と説くのでした。

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警備員の蓮見が、千晶が渡したさつまいもをいきなり団子にしたものを持ってきました。

熊本出身の蓮見の妻が作ったもので、千晶たち内科医は喜んで食べるのでした。

そこで千晶は、座間のブログについてプロバイダー削除はしないと高峰事務長が決めたことを知るのでした。

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広瀬は退院する予定ですが広瀬のおなかにはまだ内容物が残っていることを千晶が話すと、金田が協力を申し出ました。

「しょうがねえな~。千晶ちゃんに俺の必殺技を伝授してやるか~」と言った金田は、便秘体操なるものを教えてくれました。

金田は「いいか、腸と心は繋がっている。まずリラックスするイメージが大切だ」と金田は言います。

金田は両手で脇腹を揉みながら、ワイドスクワットのように腰を落とします。

それを見て真似するも足を開き切れない浜口を見て、金田は「恥ずかしがらない!」と熱血指導を行います。

そして金田は、その姿勢のまま腰を左右に振る運動をし、音楽に合わせて体を動かすように教えるのでした。

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病院の庭に広瀬を連れ出した千晶は、金田から教わった便秘体操にシステマの呼吸を組み合わせたものを広瀬に教えます。

キックの運動などで汗をかくまで動いた広瀬に、千晶は蓮見からもらったいきなり団子を差し出します。

熊本出身の広瀬は見ただけでいきなり団子だと分かり、広瀬の母が亡くなってから食べていないと話します。

広瀬は、母に反抗した後悔から「仕事だけは頑張ろうって思ってた。でも、もう無理なのかもしれない」と言います。

「年を重ねるほど自分がいやになる」「もう、この先いいことなんてないのかも」と語る広瀬に、千晶は寄り添います。

「苦しさや不安…いろいろな気持ちを抱えながら一人で立っている広瀬さんを、私は素敵だと思います」と伝えます。

千晶の「足りないものもあるけど、自分の人生を愛していいと思うんです」という言葉を聞き、広瀬は涙を浮かべます。

そしてその瞬間、広瀬に腹痛が起こり、慌てて駆け込んだトイレで待ちに待った便通が訪れるのでした。

スッキリできた広瀬は晴れやかな笑顔で千晶に握手を求め、喜びのあまりぴょんぴょんと飛び跳ねていました。

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退院した広瀬に座間が近付いてきて「大丈夫でした? 真野先生の診察」と話を聞き出そうとします。

そんな座間に広瀬は「真野先生、なかなかの名医かもしれませんよ」と返します。

座間が「圧力でもかけられたんですか?」と聞くと、広瀬は「いいえ、便秘が治ってきてるので」と話します。

千晶が渡した生活改善メニューを守って生活したところ、広瀬の便秘は解消されてきたのです。

そして広瀬は「もうメッセージは送ってこないで下さい。ストレスは便秘によくないそうなので」と座間を突っぱねます。

去って行く広瀬を見送りながら、座間は複雑な表情を浮かべていました。

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千晶は浜口と広瀬の便秘改善について喜びながら、浜口の医療訴訟について心配していました。

しかし浜口は千晶に医療訴訟については相談する気がないようで、そんな浜口を千晶は「強い人だ」と思うのでした。

 

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ディア・ペイシェント~絆のカルテ~4話感想

今回の患者は、10年間続いている便秘に悩まされている広瀬真弓でした。

多くの人が抱えがちな便秘という症状を軽視する広瀬と、何とか改善させたいと思う千晶とはすれ違ってしまいます。

「便秘解消は人生を変えること」という金田の言葉は重く、同時に頼れる言葉でしたね。

しかし、広瀬の人生を変えられるほどに距離を縮めることができなかった千晶が頼ったのは、父の言葉でした。

診療所の医師として様々な患者と接してきた父は、病気を山に例え、患者のペースに合わせて一緒に登るのだと教えます。

まだ広瀬について知らずにいた千晶は、広瀬が入院したことをきっかけに広瀬の歩んできた人生に触れます。

広瀬は家族についても仕事についても後悔ばかりで、未来に希望を持つことも出来ずにいました。

広瀬が抱えたストレスが千晶に対する不満へと形を変え、それを座間に見抜かれてつけこまれたのです。

金田の教えた必殺技・便秘体操で体を動かしたことや、懐かしいお菓子・いきなり団子が広瀬の心を開かせました。

千晶の「自分の人生を愛していいと思うんです」という言葉は、千晶自身にも向けられていたのかもしれません。

つい失ったものや足りない部分ばかり気にしてしまいますが、そこも含めて愛したらいいと千晶は考えたのです。

自分の人生に対する考え方をがらりと変えられた広瀬は、便秘に繋がっていたストレスを薄めることが出来ました。

そんな中、座間は千晶の患者に目をつけて、千晶の診察に問題があるとブログで発信し続けます。

高峰事務長は頑なに医師たちと敵対する姿勢を崩さず、沼田主任は何か怪しげな動きをしていました。

結局のところ座間に対する根本的な対処は行われず、座間のブログも放置されることに決まります。

千晶はこの先も、座間の悪意にまみれた行動と向き合っていかざるを得ないのでした。

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ディア・ペイシェント~絆のカルテ~4話あらすじ

第4回「心と体」
総合・BS4K 2020年8月7日(金)よる10時から10時44分
※4K先行放送 8月5日(水)よる11時15分
再放送:総合 8月12日(水)午前1時20分(※火曜深夜)
その日、千晶(貫地谷しほり)の元を訪れたのは、便秘に悩む女性・広瀬真弓(中島ひろ子)であった。彼女は常にイライラし、いわゆるモンスターペイシェントであった。挙句、座間(田中哲司)と結託して、千晶を困らせる。ある日、真弓が救急車で運ばれ、入院をするという事態が起きる。便意が高じて、イレウスを発症していていたのだった。心を開かない真弓に、愚直に寄り添う千晶だったが…。

(引用:公式サイト

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まとめ

便秘の解消に必要なのは人生を変える覚悟だと金田に教えられ、千晶は広瀬の治療に当たります。

医者が患者のペースに合わせて治療していくのだという父の教えが、千晶の考え方を変えました。

千晶が広瀬の抱えた仕事や家族の悩みを聞き、真摯に向き合うことで、広瀬の便秘は改善していきました。

その裏で、座間は広瀬の漏らした不満を悪し様にブログに書き立て、千晶を追い詰めていきます。

そして次回、千晶と煮卵おにぎりを取り合う仲である介護士・瀬戸がトラブルを起こしてしまい…!?

※この記事のトップ画像は、公式サイトから引用させていただきました。

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