ドラマ『アンサングシンデレラ』の1話ネタバレ・感想・あらすじについて、まとめてみました!
このドラマは病院薬剤師の知られざる日常を描きます。
原作は連載中の漫画『アンサングシンデレラ 病院薬剤師葵みどり』(荒井ママレ/医療原案:富野浩充)です。
ドラマでは主人公の葵みどりは、漫画とは違い、キャリア8年目の経験を積んだ薬剤師の設定になっています。
処方箋で出された薬を捌くだけではない、患者一人一人に寄り添う薬剤師です。
ドラマでしか見ることのできない葵みどりに会いにいきましょう!!
アンサングシンデレラの1話のネタバレ!
㊗️放送日決定🎊
アンサング・シンデレラ
病院薬剤師の処方箋💊7月16日スタート✨
毎週(木)22時~22時54分
※初回15分拡大(22時~23時09分)お楽しみに〜🤩🤩#アンサングシンデレラ#石原さとみ #西野七瀬 #田中圭#放送日決定 pic.twitter.com/kIjQNUeO4A
— 【公式】アンサング・シンデレラ (@unsung2020) June 10, 2020
実際にドラマを視聴した後のネタバレ
葵みどり(石原さとみ)は萬津総合病院に勤務しているキャリア8年目での病院薬剤師です。
新人の相原くるみ(西野七瀬)を教育係として指導する立場でもあります。
ある日、葵は救急で運ばれてきたアナフィラキシーショックの患者の治療を手伝っていました。
一般的に用いられる興奮剤アドレナリンを投与しますが、患者は心停止します。
葵が心臓マッサージをするも、状態は好転しません。
疑問に思った葵が患者の持ち物を検査すると、患者がβブロッカーという降圧剤を服用していることがわかりました。
βブロッカーを服用していてはアドレナリンは効きません。
葵は医師の指示を仰ぎ、すぐに別の薬を投与し、患者の命を救います。
しかし、あとからやってきた患者の妻は原因を見つけた葵ではなく、担当の医師に感謝の辞を述べます。
その光景に相原は「なんで薬剤師には何も言わないんですか?」と葵に感謝が述べられてもおかしくない状況に疑問を持ちます。
葵は「感謝されたい人はこの仕事は向いてないかな」と言い始めます。
薬剤師は“アンサング”つまり、“誰にも称賛されずに”闘う職業として葵は頑張っているのでした。
次に向かったのは1型糖尿病で入院している子供がいる病室です。
高校1年生の森本優花(永瀬莉子)と中学2年生の渡辺奈央(安藤美優)がいます。
1型糖尿病はインスリン注射を生涯にわたってしなくてはいけません。
インスリン注射で血糖値のコントロールができれば、日常生活を送ることができますが、その精神負担はとても大きいです。
森本優花も渡辺奈央もどちらも血糖値が安定しないため、入退院を繰り返しているところでした。
そんな2人の服薬指導を行うことも病院薬剤師の仕事です。
次は医師が出した処方箋を薬剤師が確認し、薬を分けたり詰めたりする調剤室に向かいます。
葵や相原が勤める萬津総合病院は調剤担当でなくても調剤に加わる総力戦方式をとっています。
患者を待たせないよう病院内の薬剤師を総動員して調剤しているのです。
そんななか産婦人科の林先生(飯田基祐)の処方ミスが見つかります。
すぐさま葵は疑義照会に向かいます。
疑義紹介とは処方箋の間違いを医師に確かめるものであり、法律で定められていることです。
1日に全国で出される処方箋は220万枚。
そのうち6万枚を超える処方箋に疑義紹介がかけられ、その7割が処方変更を受けています。
つまり、1日4万枚もの処方箋が変更されているのです。
処方を出した医師の間違いを正しに行くので、あまりいい顔をしない医師もいます。
今回の産婦人科医の林先生も例外ではありません。
ひどい嫌味を言われながらも葵は笑顔で疑義紹介の承諾を得たのでした。
患者を第一に考える葵の信念の現れでした。
葵と相原が当直担当の日に切迫早産の疑いがある妊婦の偏頭痛の痛み止めの処方が出されます。
妊婦が飲んではいけない痛み止めの処方が出ていたため、疑義紹介で研修医に確認をとります。
しかし、偏頭痛ではない病状が出てきたといいます。
葵はすぐに調べ、その妊婦がHELLP症候群ということを見抜きます。
そして、患者の病室まで行き、看病を始めます。
ベテランの担当医からは「患者を診察していいのは医者だけだ!自分が何してるか分かってんのか?」と怒鳴られます。
しかし、葵は患者のために働き続けるのでした
その後、意識は回復し、患者に感謝されます。
感謝されるために仕事をしているわけではない葵ですが、安心から涙がこぼれてしまうのでした。
しかし、この時の葵の身勝手な行動が医療安全委員会の議題にされることが決まります。
医療安全委員会とは、医療事故につながるような事案があった時にそれを改めて検証する会議のことです。
いわゆる吊るし上げです。
妊婦の担当医・林先生は葵の行為を行き過ぎたものとし、重大な医療事故につながることを訴えます。
さらに1ヶ月間の謹慎処分を求めます。
しかし、葵の先輩である瀬野章吾(田中圭)やその場に居合わせた助産師のおかげで葵の処分はなくなりました。
突然、1型糖尿病で入院している渡辺奈央の姿が見えなくなります。
奈央は食事の直前のインスリン注射を既に打っており、早くご飯を食べないと低血糖で倒れる危険性があります。
看護師や葵が病院中を必死に探し、非常階段で倒れているところを発見されます。
奈央はインスリンを規定された時間に打たず、わざとバラバラの時間に打っていたのです。
学校では、インスリン注射を打つために保健室に通っていたら友達ができなくなってしまい、クラスに居場所がありませんでした。
一方で、病院では病気であることを隠す必要もなく、心を許せる森本優花もいます。
病院にいたい思いから、わざと血糖値を悪くし、入院を長引かせていたのでした。
葵を含め、看護師や親は困り果て、奈央に事情を訊こうと迫りますが、一向に話そうとしません。
一部始終を見ていた優花は「インスリン注射を打てば普通の生活ができると思っている人達にこの辛さはわからない」と叫びます。
薬の効能だけしか知らない人にはわからない辛さがそこにはあるのでした。
数日後、奈央の血糖値は安定し、退院が決まります。
奈央と優花は病院で会わないようお互い頑張ることを決めます。
インスリン注射と向き合いながら。それぞれの生活を生きていくのでした。
1話の放送前の原作マンガを読んだネタバレ予想
まず、一話は初回ということで登場人物の説明から入るのではないでしょうか。
原作では主人公・葵みどりは2年目の新米薬剤師でした。
しかしドラマでは、8年目の薬剤師です。
石原さとみは現在33歳(2020年)。
とても30歳を過ぎているようには見えないですが、石原さとみさんの年齢に合わせたのではないでしょうか。
8年目の薬剤師とのことで、石原さとみさんの年齢と合っています。
葵みどりの同僚・相原くるみはドラマでは新人の薬剤師です。
原作では、キャリア2年目の薬剤師で葵みどりと同い年でした。
羽倉龍之介も原作では、1年目の薬剤師だったのがドラマではキャリア3年目の薬剤師に変更されています。
他には、部長は原作では男性だったのがドラマでは真矢ミキさんが演じる女性薬剤師です。
原作とは、設定が違う部分があるので紹介から始まるでしょう。
相原くるみは原作では、出番が多い方ではありませんでした。
ドラマでは、出番が増えそうです。
また、田中圭さんが演じる瀬野章吾は原作では強面のおっさん。
田中圭さんの見た目では随分と違います。
葵みどりの尊敬する上司という設定でしたが、田中圭さんは石原さとみさんと年齢差があまりありません。
歳が近い上司ということになりそうです。
原作を読んだ人からすると、キャストには違和感を感じるでしょう。
しかし、ドラマならではの設定で楽しめると思います。
1巻は、疑義照会を巡って葵みどりが医師と対立する話でした。
薬剤師の仕事を紹介するためにも、この話は欠かせません。
ドラマも、疑義照会の話から始まると思います。
葵みどりの仕事に対する熱心さが分かる話なので、ドラマでも絶対に変わらないでしょう。
疑義照会の話は、葵みどりの仕事に対する姿勢だけでなく職員同士の絆も深まる話なので盛り上がりそうですね。
成田凌さん演じる小野塚綾はマンガでは、2巻からの登場です。
しかし、ドラマではメインキャストの一員なので初回から登場するのではないでしょうか。
原作では、葵みどりと少しずつ距離を縮めていい感じになっています。
ドラマでは時間の都合上、少々省略されてしまいそうです。
親密になるという部分では、変わらないでしょう。
まだ放送されていない1話ですが、楽しみですね。
1話への世間の予想は?
アンサングシンデレラは放送予定が延びてしまい、まだ放送されていません。
しかし、Twitterでは期待の声が大きいです。
中でも、キャストさんに期待している人は多くいます。
キャストが豪華と話題。
石原さとみさんや、田中圭さんはもちろん、西野七瀬さんが可愛いんです。
フェイスマスクを付けた姿が公開されていましたが、その姿も可愛い。
西野七瀬さんは元乃木坂46。
ファンもたくさんいます。
現在はnon-no専属モデルとして活躍中です。
顔も可愛いですが、ドラマや映画で主演を務めたこともあり演技にも期待できます。
ドラマでは新米薬剤師の役です。
最初はやる気のない消極的な薬剤師ですが、変わっていく姿が楽しみとの声も多くありました。
男性ファン以外にも女性のファンも多くいます。
キャストが豪華で楽しみにしている人は多いでしょう。
しかし、アンサングシンデレラの話にも注目してください。
薬剤師がメインという一風変わったドラマで珍しさから話題です。
医療ドラマ好きはもちろん、医者や看護師の医療ドラマに飽きた人にもおすすめ。
アンサングシンデレラは元は月刊コミックゼノンという月刊青年漫画雑誌で連載されています。
女性は見ることが少ないかもしれませんが、絵が綺麗で女性にも馴染みやすいマンガでしょう。
読んでる女性も多い、男女問わないマンガです。
アンサングシンデレラのポシェットは一時、売り切れていたほど。
マンガの売上も好調で、グッズなども売られています。
ドラマ化が決まり、マンガを買った人も多いです。
既に話題ですが、ドラマも始まったら今よりももっと話題になるでしょう。
アンサングシンデレラの1話の感想
実際にドラマを視聴した感想
まず、石原さとみさんのキャラクターとして、『失恋ショコラティエ』のような女子全開な役ではありませんでしたね。
どちらかといえば、『アンナチュラル』のようなシリアスな役柄でした。
葵みどり自身が職業を離れて心から笑う場面はなかったように思います。
そもそも、葵みどりというキャラ自体、萬津総合病院の病院薬剤師の枠を外れた行動をしていませんよね。
堅実で真面目な印象でした。
『失恋ショコラティエ』を演じていた姿からは全く想像できない人物像を作り上げていますよね。
どちらの石原さとみさんも素敵です。
漫画での葵みどりは活発で元気な印象です。
ドラマではキャリア8年目という設定もあり、落ち着いた印象を受けました。
特に、疑義紹介の際に医師に嫌味を言われても顔色一つ変えないところは見習わなければ、と思いましたね。
患者第一の信念を突き通す姿勢が非常に尊敬できます。
演出で非常に興味深かったところは調剤室のシーンですね。
西野七瀬さん演じる新人薬剤師を歓迎する拍手をする時、調剤室にいる薬剤師全員が一斉に足で拍手(?)をします。
調剤室の一刻も争う忙しさを伝える印象的な演出でした。
第1話は出番が少なかったですが、葵の先輩薬剤師である田中圭さん演じる瀬野章吾の今後も気になります。
瀬野は葵を信頼するからこそ、自立させようと冷たく突き放した態度をとります
しかし、裏で見つからないように葵の様子を見て、本当は心配しているのです。
冷たく突き放す瀬野の意図を葵も汲んでいるようですよね。
2人の見えない絆もこれからみることができたらいいですね。
第1話で特に心を奪われたシーンは最後に奈央と優花が約束を交わすシーンです。
満開の桜のトンネルの下で約束を交わします。
コロナの影響で放送開始が3ヶ月遅れてしまった『アンサングシンデレラ』。
注目度の高い漫画が原作で、人気のあるキャスト陣ということもあり、楽しみにしていた方も多かったと思います。
放送延期という少し残念な気持ちを晴らしてくれるような桜でしたね。
ドラマ放送前の感想予想
アンサングシンデレラの1話の放送はまだされていないので、ドラマの感想は未定です……。
しかし、アンサングシンデレラの1巻のレビューは4/5以上がほとんど。
レビューもよく人気のマンガです。
実際に現場で働く薬剤師も、共感できるマンガとのこと。
1巻の1話の一番最初始まりの部分で葵みどりは、
「もしかして、薬剤師っていらないのかな?」「薬剤師って本当に必要なのかな?」と、悩んでいます。
これに共感できるという感想がありました。
アンサングシンデレラのマンガの触れ込みは、『陰日向に咲く医療の物語 』です。
これがすごく分かってしまうという感想が、多くありました……。
マンガが評判いいので、ドラマも見たいと思っている人は多いです。
石原さとみさんが主演というのも大きいでしょう。
石原さとみさんは人気の女優でファンも多いので、ドラマの視聴率にも期待できます。
演技が上手く幅広い役柄を演じたことがあるので、今回も葵みどりの演技に期待の声は少なくありません。
白衣着た石原さとみさんを早く見たいですね。
薬剤師は6年制の大学に通わなければなりません。
しかし、何しているか具体的に知らない人は多いです。
医者や看護師の医療ドラマはあっても、薬剤師のドラマは初。
薬剤師の仕事は、ただ薬を詰めているだけ。
悲しいけれどそう思っている人は少なくありません……。
でも、本当はそんな簡単な仕事ではありません。
とても大変な仕事です。
マンガにも書かれていましたが、時間との勝負で忙しい仕事。
アンサングシンデレラを読めば、薬剤師の仕事の大切さや大変さを理解できるでしょう。
薬剤師って何してるの?と思っている人にこそ、読んでほしいです。
マンガの評判もいいので、ドラマも楽しみですね。
原作のマンガがいいと、ドラマの期待の声も大きいです。
少し設定が違う部分はありますが、大切な設定は変わらないでしょう。
実際に病院で働く人からの評判もよく、人気のドラマになりそうです。
この夏期待のドラマの一つですね。
アンサングシンデレラ1話のあらすじ
2020.07.16(初回15分拡大)
葵みどり(石原さとみ)は、萬津総合病院薬剤部に勤務する薬剤師。救急センターで蜂に刺されて搬送された患者への医師の投薬を薬剤部副部長の瀬野章吾(田中圭)とサポートしていた。そこに、薬剤部部長の販田聡子(真矢ミキ)が新人の相原くるみ(西野七瀬)を連れて来た。心肺停止に陥った患者が心臓マッサージを受ける中、みどりは患者が日常服用している薬に気づく。それを医師に報告したことで、患者の心拍は回復。薬剤師が患者を救ったと、くるみは感動。しかし、患者の家族たちは、医師にしか感謝をしない。くるみに疑問をぶつけられたみどりは、「感謝されたいなら薬剤師は向いてない」と答える。患者の投薬状況を見て回るみどりの早足に、くるみは着いて行くのがやっと。医師から小児病棟の糖尿病患者、渡辺奈央の血糖値が安定しないと聞けばすぐさま病室に赴くみどり。その病室には奈央と仲の良い森本優花も入院中。優花も糖尿病で入退院を繰り返していた。
薬剤室に戻ったみどりは刈谷奈緒子(桜井ユキ)に一喝される。医師から続々と届く処方箋の調剤に大忙しだからだ。みどりは届いた処方箋をくるみにも渡して調剤を始めた。羽倉龍之介(井之脇海)が、くるみの紹介をするが誰も手を止める事はない。そんな時、みどりは林医師の処方箋に疑問を抱く。すぐに、みどりは林に疑義照会(処方箋を出した医師への問い合わせ)をする。これが林とみどりの因縁に…。
(引用:公式サイト)
まとめ
次回もふたつの出来事が同時進行していくようです。
ただでさえ忙しい萬津総合病院の薬剤部は困難を乗り越えられるのでしょうか。
そして第2話も葵みどりは信念を突き通すことができるのでしょうか!?
次回もお見逃しなく!!
※このページのアイキャッチ画像は、公式サイトから引用させていただきました。