ドラマ『未満警察ミッドナイトランナー』の8話ネタバレ・感想・あらすじについて、まとめてみました!
6話、7話で未解決だった「スコップ男」事件、そして、今回は新たな事件が発生し、同時進行の8話です。本間快が推理し、一ノ瀬次郎とともに実行します。一ノ瀬次郎も、ちょっぴりランクアップしていますよ。
そして、何か思惑を抱えていることが分かったのが、二人を認めていた刑事の柳田晋平です。
周囲を取り巻く登場人物の性格・行動が変わっていくので、毎話目が離せなくなってきました。
それでは、第8話のストーリーと感想です。
未満警察ミッドナイトランナー(ドラマ)8話のネタバレ
「スコップ男」として逮捕された父の冤罪を晴らすために、警察学校での立てこもり事件を起こした姉弟。
逮捕された二人に変わって、事件解決を約束した本間快(中島健人さん)と一ノ瀬次郎(平野紫耀さん)は、いつもこの事件が頭の中を占めています。
そんな二人を含め、校外での実務実習である交番勤務を迎えることになりました。
教育の場ではなく実践の場だ、自分の頭で考えて行動しろ、と、片野坂譲(伊勢谷友介さん)は生徒たちに檄を飛ばします。
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路上に倒れている男性を救護しようと近寄った警察官が逆に襲われ、所持していた拳銃で撃たれ、殺害され、更に拳銃を奪われる事件が発生しました。
更に、拳銃を使った強盗事件が発生します。そこに臨場した稲西結衣(中村ゆりさん)は、使用された拳銃が殺害された警察官から奪われた「SAKURA」の可能性が高いと、柳田晋平(原田泰造さん)に報告します。
それを聞いた柳田晋平の反応は薄く、稲西結衣は不審に思います。
その柳田晋平は、本間快と一ノ瀬次郎が実習に臨む交番に連絡し、二人から目を離さないように依頼します。
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やる気満々で交番にやってきた本間快と一ノ瀬次郎は、パトロールから始めたいと話しますが、警官が殺され、拳銃を奪われる事件が発生したばかり、学生を危険な目に合わせられないと、何もするなと言われてしまいました。
交番に軟禁状態の二人。
そこに、野々村玲子(銀粉蝶さん)が差し入れを持ってやってきます。地域の防犯係を買って出て、他のお年寄りが事件に巻き込まれないように活動している女性です。
そして、彼女には、10年ほど引きこもっている息子がいるようです。
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自宅に戻った野々村玲子のもとに、オレオレ詐欺の電話が掛かってきます。すぐに振り込め詐欺と見破り、騙された振りをし、警察に連絡しました。
交番から来たという警察官二人を家に入れた途端、襲われてしまいます。助けを求めて大声を出す野々村玲子。
その声に気づき、引きこもっている2階の自室から1階のリビングに降りた息子のの野々村晴至(松尾諭さん)は、警察官姿の二人が家探ししているところを目撃し、通報しました。
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本間快と一ノ瀬次郎がいる交番にもその連絡が入り、先輩二人の警官を追って、事件現場の野々村家に行きます。
そこには、拳銃で撃たれ、動かない野々村玲子と、部屋の隅で膝を抱えて座る野々村晴至がいました。
野々村玲子は、「アポ電強盗」に襲われていました。事前に連絡し、家に現金があることを確認、その後お金を取るためにに押し入る強盗です。
本間快は、母を撃たれた息子である野々村晴至を心配し、隠れるしかなかった、そうでなければあなたが撃たれていたと声を掛けます。
野々村晴至は、それに反応し、何度も、隠れてない!と叫びながら自室に閉じこもってしまいました。
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寮に戻った二人は、野々村玲子が用意していた防犯チラシを封筒に入れる作業をしています。本間快は、野々村晴至に、彼の心に寄り添わない言葉を掛けてしまったことを後悔しており、謝りたいと考えていました。
その二人を見つめる橘冬実(大幡しえりさん)。先日の立てこもり事件の時からちょっと様子がおかしい彼女は、寮の自室に戻り、古い携帯電話を持ち、思いつめた表情です。
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アポ電強盗の犯人の二人は、次のターゲットに電話をしていますが、なかなか引っかかりません。
そこに、河東(般若さん)が部屋に入ってきます。野々村玲子が生きていることを二人に知らせ、こういうことから足がつくと怒り、殺すよう指示を出します。
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翌朝、封入したチラシを持って交番に行き、昨日軟禁された部屋に自ら入った二人。
そんな二人を見て、先輩警察官が、留守番でもさせてみるかと部屋を除くと・・・
もぬけの殻でした。
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交番を抜け出した二人が向かったところは、野々村家。そこには、アポ電強盗の二人が先に到着し、家に侵入していました。
謝罪をしたいとインターホンを鳴らすも応答なし、そして、次に到着したのは、柳田晋平です。勝手なことをしている二人を怒り、帰るように仕向けますが、そこにあったのは、ピッキング道具でした。
外の物音に気づき、裏口から逃げ出す犯人たち。
家の中をチェックし、誰もいないことを確認した柳田晋平は、二人を呼びます。
野々村晴至の部屋にはおびただしい数の写真が散らばっていました。その写真には男性二人が写っています。家に押し入った強盗犯を写した写真です。
本間快は、状況から、自分の手で復讐するためではないかと推理します。
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家から外出した野々村晴至は、街角にいた黒岩純哉(葉山奨之さん)を気絶させて、拳銃を盗みました。
駆けつけた稲西結衣は黒岩純哉から聞きだした犯人の特徴から、野々村晴至の可能性があると柳田晋平に報告します。
本間快の推理が当たりました。
しかし、生徒たちの拳銃には銃弾が入っていません。
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そんなことは夢とも思っていない野々村晴至は犯人の元に向かいます。犯人を追いつめ、拳銃を向けますが、案の定空打ちです。
そこに河東が現れます。顔を見られたことを理由に、母親も野々村晴至も殺すつもりです。
間一髪で、柳田晋平と稲西結衣が踏み込み、河東らを取り押さえました。しかし、逃げ出した犯人の一人が野々村晴至を名乗り、野々村玲子の病室に忍び込みました。
しかし!犯人の行動を先読みした、本間快と一ノ瀬次郎が待ち構えており、無事に捕まえることに成功しました!
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二人の行動と成長を喜ぶ稲西結衣。それに同調する柳田晋平。しかし、柳田晋平の本心は別にあるようです。
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一方、拉致された国枝警視正は、廃墟に監禁されていました。犯人に、「お前には、罪を告白してもらう」と娘の写真を見せられています。
国枝警視正(木下ほうかさん)は、一週間も行方不明になっており、更に、「アポ電強盗」事件解決後、柳田晋平も行方が分からなくなりました。
そして、橘冬実は「スコップ男」の正体を知っているようなのです。
加えて、本間快と一ノ瀬次郎の寮室の窓には、「スコップ男の事件から手を引け」と赤い文字で書かれ、窓の下には、スコップ男らしい姿の男性が・・・
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未満警察ミッドナイトランナー(ドラマ)8話の感想
交番勤務のための装備をしている生徒たち。本間快と一ノ瀬次郎は、拳銃が思ったより重い~とか、これがヒーローの重さだ~と普通に話していますが、他の生徒は緊張しています。
一番落ち着かなそうな二人が普通にしているのは、既にいくつもの事件に巻き込まれ、実際の事件を体験しているからなのですよね。
二人の様子に、また何かしでかすと黒岩純哉の陰口が聞こえてきます。彼は後で二人に助けられ、感謝の意を表します。
ここで感じるのは、警察官候補の生徒たちは、一癖も二癖もあり、一見嫉妬に駆られていたり、何か秘めた物を持っているようですが、心底悪い人物はいないということ。
これから正義の味方である警察官になろうとしている生徒たちを、全員を良い人とせず、視聴者が身近に感じる感情的な人物像も加え、更にその人物が成長する過程を見せてくれて、共感を呼んでいます。
そして、今回は、本間快が頭の中だけで考えていることを、一ノ瀬次郎が口に出して言うというシーンがいくつかありました。
これは、二人が一緒にいる月日を重ね、強いバディになりつつある、そんなことを伺わせるシーンです。
また、床に落ちていたチラシについた足跡が二種類、そして、奪われた拳銃は2丁、そこから二人組による犯行だと本間快が推察するシーン。
彼が頭脳派であり、着実に自分で考える力を蓄えていると印象付けるセリフです。
一ノ瀬次郎はといえば、目の前を通り過ぎた男性二人を何気なく見ており、以前ならそれで終わっていましたが、今回は後で思い出し、犯人逮捕に繋がります。
単なる天然で明るいだけでなく、着実に警察官として成長している姿を見せてくれています。
今回のテーマは、警察官殺害、拳銃強奪、強盗殺人(未遂)、アポ電強盗、長期間の引きこもり。テーマとしては重い、本当に重い事件です。
しかし、重いテーマを重すぎることなく見せているのは、10年間も自室引きこもっていた息子が、母のために無我夢中で復讐のために家を出るエピソードだと感じました。
そんな息子の心情を汲んで、警察署に連絡する途中で、怪我の治療と称して母に会わせる、心温まる対応もしかり。
このドラマは、コメディタッチに逃げることなく、折り込むエピソードで、程よい重さのドラマとして仕上げているように思えてなりません。
そして、今日も、本間快の眼鏡は壊れませんでした。つまり、事件が本当の意味で解決していないということです。
冤罪事件の早期解決、そして、それに何らかの形で絡んでいると思われる、監禁されている国枝警視正の告白は来週見られるのでしょうか。
最後に、前話で、W主題歌が、オープニングとエンディングで入れ替わっていたましたが、今回は、元に戻っていましたことを報告いたします。
未満警察ミッドナイトランナー(ドラマ)8話のあらすじ
#08
8月15日(土)
22:00~22:54
連続猟奇殺人犯「スコップ男」とされた父の冤罪を訴える姉弟による警察学校立てこもり事件が心に引っかかったまま、本間快(中島健人)と一ノ瀬次郎(平野紫耀)は交番での実務実習の日を迎える。そんな折、制服警官が襲われ拳銃を奪われる事件が発生。その銃を使った強盗殺人事件も起り、教官の片野坂譲(伊勢谷友介)からも細心の注意をもって交番での実習に臨むよう命じられる。
実習開始早々、近くの民家に暮らす引きこもりの野々村晴至(松尾諭)から、家に強盗が入り母親が拳銃で撃たれたと110番通報が入る。2人は指導役の先輩警察官のあとを追って現場へ急行。
するとそこには、銃で撃たれ横たわる晴至の母・野々村玲子(銀粉蝶)と、腰を抜かして震えている晴至の姿が。晴至のことを心配した本間が「この状況では隠れるしかなかったと思います。じゃなきゃ晴至さんまで撃たれてました」と声をかけると、晴至は「隠れてない」と連呼しながら2階へ上がり部屋に閉じこもってしまう。
そして事件現場には、刑事の柳田晋平(原田泰造)と稲西結衣(中村ゆり)も駆けつける。だが、柳田は捜査中にも関わらずどこか上の空で…。
その夜、寮に戻り、晴至に無神経なことを言ったことを反省する本間。同じ頃、立てこもり事件の時から様子のおかしい警察学校の同期・橘冬美(大幡しえり)は、寮の部屋で古い携帯電話を見つめていて…。
(引用:公式サイト)
まとめ
今回の新しい事件は無事解決しましたが、「スコップ男」事件は全く進展しませんでした。
それより、単なるいい刑事だと思っていた柳田晋平のブラックな面が出てきて、彼が何を考えているのか早く知りたい!
そして、橘冬美の謎の言動。
ラスト数分の情報量がハンパない8話でしたね。私は、消化できず、録画を何度か再生して確認してしまいました。
カイくんとジロちゃんのおちゃらけシーンに頼ることなく、ぐいぐい引き込まれるストーリー展開。来週が待ちきれない!
※この記事のトップ画像は、公式サイトから引用させていただきました。