ドラマ『働かざる者たち』1話のネタバレ・感想・あらすじについて、まとめてみました!
老舗新聞社を舞台に入社7年目のシステム部社員、濱田岳さん演じる、橋田一が見る“働かない人たち”の生態が描かれたドラマです。
さまざまな“働かない人たち”から、自分の生き方、ひいてはこの時代をどう生きていくかを模索するストーリーとなっているようです。
原作はサレンダー橋本さんによる、エブリスタにて連載され単行本化された話題の人気漫画。第1話はどんなお話になっているのでしょうか?
働かざる者たち(ドラマ)1話のネタバレ
毎産新聞本社。技術局システム部の社員たちは、コンプライアンス研修を行っています。会議中にレジュメに落書きをする男性社員。
その男の名前は、橋田一。入社7年目。システム部ではたらく傍ら、副業として“サクリファイス橋田”のペンネームで『ケツ太郎』というギャグ漫画を書いています。
会議はそっちのけで、新作キャラクター、オッパイダウジングのデザインに勤しむ橋田。上司から話を聞いているのか?と注意されますが、また別のことを考える橋田です。
(橋田の妄想)アリの巣コロニーにおいて、よく働くアリと、普通に働くアリと、働かないアリの割合は、2:6:2である。
一見、何の存在意義もなさそうな2割の働かないアリは、よく働くアリが疲れて働けなくなったピンチの時に、ここぞとばかりに働き、コロニーの存続に貢献するらしい・・・
自分の働く会社ではどうなのだろうか?と考えている橋田です。
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新作キャラ、オッパイダウジングの出来にほれぼれしながら、投稿した漫画についたコメントをチェックする橋田。クソつまらん、くだらな過ぎ、と書いてあった為、削除します。
新キャラとケツ太郎を融合させて・・・と、次回作について構想を練っていると、整理部からシステムエラーで原稿が送れない!なんとかしてくれ!とシステム部に苦情が入ります。
しかし、誰も対応しようとしないシステム部の社員たち。整理部の社員に名指しされてしまった橋田が仕方なく立ち上がります。
そんな橋田に話しかけるのは、入社25年目、技術局工程部の八木沼豊。おまえ、そんなに働いたって新聞社なんて全部つぶれるよ、働き損だ、と言うのです。
橋田が“働かない人”と認識している八木沼は仕事をまったくせず、定時帰りで毎晩合コン三昧のようです。
八木沼に絡まれ、合コンに誘われていると、またしても整理部の社員が、早く!と、橋田を呼びに来ます。仕方なく仕事に向かう橋田でした。
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橋田が同期の編集局政治部の新田啓太と、編集局校閲部の鴨志田哲也と3人で仕事終わりに飲んでいます。八木沼のことを愚痴る橋田。
鴨志田は、八木沼は会社で“伝説の94年組”と言われていると橋田に教えます。
新聞協会賞を取った政治部部長の河田誠一郎、北関東地区の部数を倍増させた販売部部長の風間敦、校閲部のエース部長の柳瀬真、など他の94年組が出世する中、どこでも使いものにならなかったのが八木沼だと。
八木沼とはつるむなよ!と忠告を受ける橋田でした。そこに、新田の携帯に着信が。今から取材があるようです。料理も食べずに颯爽と取材に向かう新田を見送る橋田と鴨志田でした。
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翌日の新聞やSNSのトップニュースには、新田の政界スクープ記事が載っていました。感心するシステム部の社員たち。
ますます同期と差がついちゃったね、と言われる橋田です。
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入社8年目、総務局人事部の川江奈々は業務中に携帯で漫画を読んでいます。上司に暇なら仕事を手伝ってくれ、と言われますが、私は高卒なんで、大卒で給料の高いみなさんでやってください、と言っています。
みんなに呆れられる川江。これなら出来るでしょ、と、全部署のシュレッダーをやらされることになります。
川江がシュレッダーをかけていると、その中から、先ほど携帯で読んでいたギャグ漫画のキャラクターが落書きされた書類を見つけます。名前は橋田一、と書いてありました。
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橋田がトイレで、同期に引き離される焦燥感と戦っていると、また八木沼と遭遇します。八木沼の言葉を適当に聞き流す橋田。
八木沼はそんな橋田に、自分は“炭鉱のカナリヤ”だ、この会社にとって重要な存在だから目を離すな!と言うのです。
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システム部に橋田をたずねてきた川江。橋田を屋上に呼び出し、人事部の川江だけど、副業で漫画を書いてる?と聞きます。
会社は副業禁止のため必死にごまかす橋田でしたが、川江に落書きした書類を見せられ、ついに認めてしまいます。
会社に黙ってて、と頼みこむ橋田でしたが、川江は会社に言うつもりは毛頭なく、ケツ太郎の漫画に痛烈にダメ出しをし始めます。
天才じゃないんだから、自意識捨てて読者のことを考えて、もっと売れてる漫画を研究したらどうかとアドバイスする川江。
無言でその場から逃げていく橋田。
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川江のことを、美人だったな、と思い出しながら、言われたことに奮起!自宅で漫画を一生懸命仕上げている橋田です。
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どうやら徹夜で漫画を仕上げた橋田。会社では放心状態です。そんな橋田に川江から内線電話が。漫画が好評で閲覧数も跳ね上がっていたのです。
私の言ったとおりでしょ、もっとアイディア欲しい?と言われて、少し沈黙してから慌てて電話を切る橋田。
そんな橋田に、またしても八木沼が合コンに誘ってきますが、趣味でやることがありますので、と断ります。
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残業で帰宅が遅くなってしまった橋田は、合コン帰りの八木沼と出会ってしまいます。八木沼はベロベロに酔っぱらっており、絡まれてしまいます。
八木沼は酔っ払いながら、自分はこんな年なのに女子大生と合コンして、同期の中で一番幸せだ、とくだをまいています。
相手にせず、立ち去ろうとした橋田ですが、八木沼がこけてしまい、仕方なく介抱します。八木沼は笑いながら、働かなくてこんな楽しいことはないよね、と言います。
しかし、橋田は、八木沼が若い女性と毎晩楽しんでるふりをして、内心では出世した同期を意識して生きていたんだ、と気づきます。
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八木沼を送ったあと、偶然新田に会う橋田でしたが、新田はまた取材に出かけていくところでした。
八木沼は自分の中にもいる、と思う橋田。漫画に逃げている自分。比べるのは、寝る間も惜しんで仕事にまい進している同期の新田・・・
自分はこのままでいいのか?働こう!でも・・・やっぱり漫画も一応頑張ろう!と決意する橋田でした。
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翌朝、元気に出勤する橋田。仕事を進んでやるのでした。
働かざる者たち(ドラマ)1話の感想
えー、面白いの?と、半信半疑で見始めたドラマでしたが、とっても面白かったです。
主演の濱田岳さんが、冴えない入社7年目の漫画を副業にしている橋田にイメージピッタリでしたし、周りを固める役者さんが皆さん豪華で素敵ですよね。
“働かない人”代表の八木沼を演じる津田寛治さんが、クズっぽいけれど哀愁漂っていて、なんだか目が離せませんでした。
そして、特筆すべきは川江演じる池田エライザさんです!可愛いー!登場した時、あまりの可愛さに声が出てしまいました。
ちょっとSっけのあるサブカル女子。最高です。次回からも彼女を見られると思うと、とっても楽しみです。
世の中、やりがいのあるやりたい仕事をしている人って少ないですよね。でも生きていくためには働かないといけない。
“働かない人”を通じて、今までなあなあに生きてきた橋田がどう変化していくのか?変化しないのか?
第2話以降も楽しみです。
働かざる者たち(ドラマ)1話のあらすじ
9月2日(水)放送
第2話
前向きに働いてみようと決心した橋田一(濱田岳)。校閲部でシステム修理をしていると、校閲部員の中に一人の老人を見つける。その社員の名は三木勲(梶原善)。彼はウィキプディアのページをコピーし、メモ帳に張り付けて読んでいるだけで、全く仕事をしない。そんな彼を周囲は“ウィキさん”と呼んでいた。
しかし橋田は、ウィキさんがかつて校閲部のエースとして活躍していた事を知る。彼が働かなくなったのは、過去のある悲しい事件がきっかけとなっていた…。(引用:公式サイト)
まとめ
『働かざる者』第1話、いかがでしたでしょうか?8月26日深夜スタートのドラマでしたが、先行して同日21時に動画配信サービスparaviで放送されたのですね。
“働かない人”を通して、自分はどう生きるか模索していくドラマのようでとても面白かったです。
が、一つ。深夜放送であるからか、字幕放送がなかったのです。私は耳が少し不自由なため、字幕がないと見づらくて少し聞き取るのに時間がかかりました。
paraviでも字幕がある放送は限られているので、次回から深夜放送だけれど、是非字幕放送があるといいな、と思いました。
次回第2話もお楽しみに!