『ふろがーる!(ドラマ)』第1話のネタバレ感想・あらすじについて、まとめてみました♪
『ふろがーる!』第1話は、2020年7月15日に放送されたドラマで桜井日奈子さんが演じる生実野早夜子(おゆみのさよこ)がお風呂を工夫して、快適空間に変えていきます。
密室なのに、開放感をたっぷり感じることができるお風呂!お風呂は絶対に裏切りません。
桜井日奈子さんの度胸満点の演技や独り言に注目です。お風呂ってこんなに化学なんですね。
それでは詳細を、さっそく見ていきましょう!
ふろがーる(ドラマ)1話ネタバレ
このドラマはお風呂をこよなく愛する生実野早夜子が湯船と格闘を続ける冒険活劇です。
**
早夜子は走って家に帰ってくると、大事そうに抱えたかばんの中からアヒル風呂シリーズの幻のカプセルトイを取り出します。
その数10個。早夜子は期待に夢膨らませ、1つ目を開けると”③父アヒルと晩酌”のソフトビニールのアヒルが出てきます。
アヒルシリーズは5種類あって、他には”①母アヒルと風呂掃除”、”②子アヒルと汚れ落とし”、”④赤ちゃんアヒルのドキドキお風呂”、”⑤おばあちゃんアヒルとのんびりお風呂”があります。
早夜子は少しがっかりしながらも、”父アヒルと晩酌”を横において2個目のカプセルを開けますが、またもや”父アヒルと晩酌”が出てきます。
3個目、4個目を開けますが”父アヒルと晩酌”が出てきて、9個目まですべて”父アヒルと晩酌”という衝撃的な事態に直面すると、イライラした早夜子は我慢できずに空のカプセルをテーブルに投げつけます。
散乱するカプセルの中から、早夜子は最後のカプセルを見つけると、最後の望みをかけてカプセルを開けます。すると、出てきたのはまたもや”父アヒルと晩酌”です。
しかし、今度は早夜子はこころを乱すことなく、落ち着いて空のカプセルを使ってバスボムを作り始めます。
バスボムとはボール型の入浴剤で、最大の特徴はお風呂に入れると泡がシュワシュワと出ます。
材料は市販されている重曹とクエン酸で、分量は重曹100gに対してクエン酸50gを加えて、霧吹きで水をかけながら練っていきます。
この時に注意するのはクエン酸は酸で手が荒れる心配があるので、ビニール手袋をすることです。
仕上がりは手で握って形を保つ程度がいいです。
そして、作った材料を空のカプセルに入れて冷凍庫に3時間入れると、カプセルから取り出せる程に固まった真っ白なバスボムが完成します。
早夜子が出来栄えを堪能していると、大学時代の後輩の檜山愛乃(小西桜)からビデオ電話がかかってきます。
愛乃は早夜子に会社の上司の愚痴をこぼしますが、落ち着いたところで、早夜子ができたてのバスボムを見せます。
しかし、愛乃は「地味ですね」と答えるだけで興味はありません。
愛乃は早夜子に「ふろがーるですね」と言ったあとに、なぜ風呂がそんなに好きなのか聞きます。
早夜子は「風呂は裏切らない~風呂は優しく接してくれる~」と答えて、お風呂による体への効能を説明しますが、愛乃は彼氏から電話がかかってきて、早夜子との電話を切ります。
早夜子は愛乃から言われた”地味”という言葉が脳裏に残ります。早夜子は悔しさを噛み締めながらも何かが足りないと考えます。
すると、ひらめいた早夜子は急いで買い物にでかけます。
**
買い物から帰ってきた早夜子は再びバスボムを作り始めます。今度はかってきた食用色素の赤色を加え、アロマオイルを3~5滴垂らします。
さらに、部屋に飾ってあった花から花びらを取り、カプセルに入れて冷凍庫に入れます。
すると、3時間後に赤みのあるきれいなバスボムが完成します。
理想のバスボムを作り上げた早夜子はお風呂に入り、体に湯をかけバスボムと同時に体を湯船に入れます。
湯船に入った早夜子はバスボムから出てくる泡を堪能します。湯船は赤みをおびて、アロマのラベンダーの香りが早夜子を包みます。
泡を楽しみ終えると、バスボムの中に仕込んでいた”父アヒルの晩酌”が出てきます。
早夜子は中に入っていたのが、”父アヒルと晩酌”ではなく、プロポーズの指輪だったらと妄想します。
妄想については途中で自分の破廉恥な考えに気がついてやめますが、その後は湯船で夢心地な時間を過ごします。
お風呂から上がった早夜子は余った重曹を使って豚の角煮を作ります。
重曹を使うことで肉が柔らかくなり、角煮も気持ちよさそうにタレのお風呂につかってトロトロです。
また、余ったクエン酸は焼酎と炭酸水に投入して、クエン酸サワーを作ります。
早夜子はテーブルに角煮とサワーをおいて晩酌を始め、盆と正月とクリスマスが一気にきたような気分を味わいます。
すると、再び愛乃からの電話がなります。面倒くさそうに電話に出た早夜子は愛乃から彼氏の愚痴を聞きます。
愛乃の愚痴が終わると、愛乃は地味なバスボムの事を聞きます。早夜子は赤いバスボムを見せ、それを見た愛乃はあまりの出来の良さに欲しくなります。
彼氏に裏切られた愛乃は早夜子の「お風呂は裏切らない」という言葉を思い出し、早夜子に弟子入志願すると、早夜子は愛乃の弟子入りを承諾します。
愛乃は元気に「明日からお願いします、師匠」と言って電話を切り、早夜子は師匠と言われたことに微笑みながらサワーを飲みます。
飲み終えた早夜子は10個の”父アヒルと晩酌”を布団の近くにおいて眠ります。
ふろがーる(ドラマ)1話感想
お風呂だけでなくお風呂に入るまでの過程も面白く描かれています。
野武士のようなおじさん口調の早夜子が買って帰ってきたお楽しみのカプセルトイ10個全てがまさかの”父アヒルの晩酌”だったのは驚きました。
5種類あって、10個とも同じである確率は・・・と、ちょっと考えてみたくなります。
5を10回かけると9,765,625となるので、約1000万分の1ということになるのでしょうか。
すごい確率ですね。東京都の人口が1400万人なので、東京都で1~2人の的中となります。
もう一つ例を上げると、2018年の年末ジャンボ宝くじの1等7億円の当選確率が2000万分の1なので、かなり近い確率です。
早夜子はアヒルで運を使ってしまったかもしれないです。
7億円あったらかなり豪華なお風呂が手に入る・・・と、私が早夜子のように妄想モードに入ってしまうところでした。
話は進み、地味なバスボムを作ったあとに、後の愛乃から言われた”地味”という言葉に引っかかり、工夫を加えた2回目のレシピではかなりレベルアップしてました。
花びら模様がついた赤みがかったきれいなバスボムはかなりうまく出来てました。
ちなみに、バスボムの原料となる重曹とクエン酸は市販されていますが、いくらぐらいか気になりますよね。
重曹は安いもので500gで1000円ほどで、クエン酸はもう少し安く、1000gで1000円ほどです。
なので、早夜子が1回目に作った地味なバスボムなら、この2つしか使わないので、1個250円ぐらいで出来ます。
納得いくバスボムを作った早夜子がバスボムを持って湯船につかると、化学反応を起こしたバスボムからシュワシュワと泡が出てきますが、それを見るだけでも気持ちよくなります。
夢心地になる早夜子の気持ちもわかります。私はドラマを見て、断然、バスボムを作りたくなりました。
第1話だけでも私にとっては色んな発見がありました。一人だけの閉鎖された空間が、いつもまにか開放感溢れる世界になっていることに気づきました。
ドラマはまだ始まったばかり、これからの展開がものすごく楽しみになる第1話でした。
ふろがーる(ドラマ)1話あらすじ
7月15日(水)放送
第1話「世界一平和な爆弾 バスボム」
大好きな入浴タイムのために、自宅のお風呂をアレンジすることが日課の生実野早夜子(桜井日奈子)。
ある日、探し続けていたカプセルトイを購入。空のカプセルを捨てようとした時、ふとバスボム入浴剤)を作るアイデアを思いつく。早速バスボム作りを始める中、後輩・檜山愛乃(小西桜子)から電話が。
早夜子は作ったバスボムを自慢げに見せるが地味だと言われたことが引っかかり…。(引用:公式サイト)
まとめ
登場人物は早夜子と愛乃の2人だけで、さらに2人はスマホでビデオ電話をしているので、人同士が接する場面はありません。
たった2人だけで、こんなに面白い内容になることにびっくりします。
これまで、あまり気にせずに入っていたお風呂がこのドラマを見るとドラマチックなお風呂になります。
次話では早夜子がどんなお風呂を見せてくれるのか楽しみです。
※この記事のトップ画像は、公式サイトから引用させていただきました。