ブラッディマンディとは、週刊少年マガジンで連載されていた漫画です。
シーズン2期に渡り放送された人気ドラマで、シーズン1の平均視聴率はなんと11.4%。
テロリストと天才ハッカーの戦いを描いた頭脳戦です。
シーズン2から、テロ組織サイドの人間としてホーネットが出演しています。
ホーネットとは、凄腕のセキュリティ・ハッカー。
しかし、謎が多く途中までキャストも知らされていませんでした。
謎多き男・ホーネットを演じるのは神木隆之介さんです。
今回は、ブラッディマンディのホーネットの正体をご紹介します。
ぜひ、最後まで読んでくださいね。
ブラッディマンディのホーネットの正体は?
ブラッディマンディのホーネットとは、シーズン2から登場する謎の男です。
その正体とは、天才セキュリティ・ハッカー(クラッカー)。
高木藤丸もハッカーですが、高木藤丸とは違っています。
高木藤丸は、ハッキング能力を使って不正を告発するハッカー。
テロを防ぐためにTHIRD-iに協力するなど、ハッキングの能力を良い方に使っています。
ホーネットはその逆です。
コンピューターをハッキングするというところは変わりません。
しかし、クラッキングとは悪意を持って行うことでセキュリティ・ハッカーとも呼ばれています。
ホーネットは、能力を使って犯罪を行っているのが高木藤丸との違いでしょう。
実力はどちらも本物です。
同じくらいのハッキング能力があると言われていました。
例えるなら、高木藤丸は正義・ホーネットは悪ではないでしょうか。
ホーネットは、テロ組織の信者ではありません。
しかし、テロ組織のリーダー・K(安斎真子・弥代学院新聞部所属)と手を組んでいます。
ホーネットはKを「妄執者」と罵り、Kもホーネットのことを「安いブタ」と罵るなどお
互いに信用はしていません。
ホーネットは、高木藤丸よりも自分が上であることを証明したい。
Kにとって、高木藤丸は邪魔者(テロ計画を阻止する最大の邪魔者で早く始末したい)。
Kにとっても、ホーネットにとっても高木藤丸は邪魔。
この利害関係が一致しているために、協力しているだけです。
ホーネットは、シーズン1には登場しません。
シーズン2は、ブラッディマンディの2年後からスタート。
シーズン2では、ホーネットの他に新たなテロ組織・魔弾の射手が登場します。
飛行機をハイジャックするところからシーズン2の始まり。
この飛行機のハイジャックは、魔弾の射手の白雪と潜入捜査として潜り込んでいる高木藤丸の父(ビースト)によって行われたものです。
魔弾の射手の目的は、原子力発電所をジャックすることで、一方高木藤丸とTHIRD-iはテロを阻止するために戦います。
高木藤丸、THIRD-iの目的がテロの阻止というのはシーズン1と同じです。
シーズン2では、新たなメンバーも現れたテロ組織の目的が明らかになっていきます。
もちろん、シーズン2のみどころとは高木藤丸VSホーネットの戦いです。
一度目は、高木藤丸を不意打ちという形で破ることに成功。
しかし、二度目の対決ではホーネットが敗北。
二度目の対決が、高木藤丸とホーネットの最初で最後の対面でした。
高木藤丸は特製にウイルスを用意していました。
このウイルスは、ホーネットがインターネットにアクセスするたびに居場所を特定できるものです。
しかも、それだけではありません。
一度インターネットに流れれば半永久的に繁殖し続けるウイルスです。
ウイルスを武器に高木藤丸は黒幕が誰かを自白するように求めました。
追い詰められたホーネットの口から出たのは「スパイダー」という名前のみ。
スパイダーは高木藤丸の知り合いで、ホーネットの師匠。
ホーネットは、個人情報を流出されてTHIRD-iに連行されて高木藤丸の勝利となりました。
ブラッディマンディのホーネットをドラマで神木隆之介が熱演!
ブラッディマンディのホーネット役を演じたのは、神木隆之介さんです。
インターネット上では、ホーネットの正体について様々な予想がありました。
竹内寿さんが演じる八木佑介(遥の彼氏 )や、高木藤丸の親友・九条音弥…
など、様々な人物がホーネットでは?と話題でした。
私は、最初九条音弥が怪しいかなーと思っていました。
物語的にも、主人公の親友が裏切り者だったら盛り上がりそうです。
しかし、実際は今までに登場していたキャラではなく神木隆之介さんが演じた新たなキャラ・ホーネットでした。
ホーネットの配役こそ伏せられていましたが、実はwikipediaではネタバレされていたんです。
「謎の少年役」と書かれていました。
今考えると、第4話に出てきたホーネットの声が、神木隆之介さんに似ていた気がします。
ブラッディマンディのシーズン2が放送されてのは約10年前(2020年現在)で、その当時神木隆之介さんは高校生くらいの年齢です。
年齢的に考えても妥当な神木隆之介さんが妥当ですね。
今まで様々な味方が高木藤丸やTHIRD-iを裏切っていたのでまた新しい裏切り者が出なくて良かったなとは思います。
ホーネットは漫画でもすごく不気味なキャラで、他のテロリストとは違っていました。
神木隆之介さんの演技がとても上手くて光っています。
ホーネットの不気味さや気持ち悪さがよく現れていて、名演技でした。
改めて、神木隆之介さんの演技の上手さが分かった役です。
神木隆之介さんは正統派の役を演じることが多いです。
しかし、ブラッディマンディのホーネットは今までと少し違った役でした。
今まで、神木隆之介さんが出演した作品をご紹介します。
ドラマ
- 1999年 グッドニュース
- 2001年 仮面ライダーアギト
- 2006年 探偵学園Q
- 2013年 小暮写眞館
- 2014年 連続ドラマW「変身」
- 2015年 サムライせんせい
- 2018年 やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
映画
- 2003年 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
- 2004年 お父さんのバックドロップ
- 2005年 ZOO
- 2005年 妖怪大戦争
- 2007年 遠くの空に消えた
- 2007年 Little DJ〜小さな恋の物語
- 2012年 桐島、部活やめるってよ
- 2015年 バクマン。
- 2016年 太陽
- 2017年 3月のライオン
- 2019年 フォルトゥナの瞳
- 2019年 屍人荘の殺人
受賞歴
- 2004年 第14回日本映画批評家大賞 新人賞
- 2006年 第29回日本アカデミー賞 新人俳優賞
- 2011年 第51回モンテカルロ・テレビ祭 特別賞
- 2012年 第4回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞
- 2013年 第17回日刊スポーツ・ドラマグランプリ・春ドラマ 助演男優賞
- 2013年 第77回 ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞
- 2013年 第23回 TVLIFE年間ドラマ大賞2013 助演男優賞
- 2015年 ソウルドラマアワード 2015 アジアスター賞
その他、CMにも多数出演しています。
子役としてデビューした神木隆之介さん。
27歳の現在(2020年 )も俳優として活躍しています。
神木隆之介さんは、俳優としてのイメージが強いです。
しかし、声優として有名作品にも出演していたので紹介します。
- 2001年 千と千尋の神隠し
- 2004年 ハウルの動く城
- 2006年 ドラえもん のび太の恐竜2006
- 2010年 借りぐらしのアリエッティ
- 2016年 君の名は。
- 2019年 天気の子
2017年の第11回 声優アワード で「主演男優賞」を受賞したほどの実力です。
まとめ
ホーネットとは、ロゴにも使われていたとおりスズメバチの意味です。
ブラッディマンディでの役柄といい、ホーネットの意味がとても似合っていました。
ブラッディマンディのホーネットは、とても不気味なセキュリティ・ハッカーです。
高木藤丸と似ているところもありますが、やっていることは正反対でした。
ホーネットの役は、独特でとても難しいと思います。
しかし、神木隆之介さんの演技がとても似合っていました。
インターネットではホーネットの正体を予想する様々な声がありましたが、神木隆之介さんで良かったのではないでしょうか。
ホーネット役の神木隆之介さんの演技にも注目して、ブラッディマンディを見てください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
※この記事のトップ画像は、『Paravi』から引用させていただきました。