ドラマ『未満警察ミッドナイトランナー』の7話ネタバレ・感想・あらすじについて、まとめてみました!
冤罪と言う重いテーマに挑んでいる本間快と一ノ瀬次郎。
人質として監禁されていますが、犯人の気持ちに寄り添い、犯人の父の冤罪を晴らしたいと考えています。
捜査本部に嘘の報告をし、なにか作戦があるようです。
そんな気になる第6話のラストでした。
頭脳派の本間快が立てる作戦、それを実行する一ノ瀬次郎。そして、教官と助教の経験とアドバイス、ヒント。それぞれの活躍が大いに期待できそうです。
それでは、第7話のストーリーと感想を見ていきましょう。
未満警察ミッドナイトランナー(ドラマ)7話のネタバレ
(6話からの続き)
捜査本部との取引で、開放された一ノ瀬次郎(平野紫耀さん)は、この立てこもり事件の指揮者である警視正の国枝肇(木下ほうかさん)と弓倉(山口祥行さん)の尋問を受けます。
警察の突入を防ぐために、本間快(中島健人さん)が作った嘘の犯人像を伝えます。実際は2人ですが5人と、そして、ほぼ武器は持っていないが、武装していると。
その様子をじっと見つめる片野坂譲(伊勢谷友介さん)は、本間快と口裏を合わせたことをしっかり見抜いていました。
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”人質”として捕らえられていることになっている資料閲覧室では、本間快が負傷したSATと及川蘭子(吉瀬美智子さん)の応急手当をしています。
しかし、ぎっくり腰のため、止血しようとしても力が入りません。見かねた天満直子(長谷川京子さん)が手を貸します。天馬直子は以前は看護師でした。
しかし、父親である天満暁生(佐戸井けん太さん)が、9年前の連続殺人犯である「スコップ男」として逮捕されたことにより、職を失っていました。
本間快らに感謝の意を示す天馬直子に対して、この事件の実行犯である弟の天満智也(柿澤勇人さん)は、うまくいかなかったら、全員を殺して、自分も死ぬ覚悟です。
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国枝警視正は、犯人狙撃の命令を出します。そこに、口を出したのは片野坂譲です。
彼は、一ノ瀬次郎から、教室内での争いで、SAT隊員が重症を負っている、万が一隊員が命を落とせば、この事件を外部に漏れてしまうと話します。
この事件を極秘裏に処理したい国枝警視正は、代わりに人質になると申し出た片野坂譲に許可を出しました。
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一ノ瀬次郎が開放されて出て行く際に、天馬直子は、「ムラタミキ」に会う予定だった、その人から、父親の無実の証拠を持っていると連絡があったからだと伝えていました。
待ち合わせ場所を聞いていた一ノ瀬次郎は、一人向かいます。
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片野坂譲と交換される負傷したSAT隊員は、犯人二人と本間快との会話を聞いていました。
立てこもり犯二人の事情を理解し、悪いようには言わない、開放される前に、犯人にそう告げます。
そして、片野坂譲がやってきました。資料閲覧室に入る際に、犯人が狙撃されないように、そっと邪魔をし、狙撃されることなく、交代がスムースに行われました。
犯人たちには、狙撃命令が出ているので窓には近づかないこと、そして、「スコップ男」の事件の真実を明らかにしたいと告げます。
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片野坂譲は、9年前の「スコップ男」の3件の事件の違和感を示し、得意のプロファイリング技術をもって、解析しています。
彼は、天馬暁生が犯人である可能性は極めて低いと考えていますが、当時の捜査本部は犯人だと考えました。
それは・・・警察が正義を捨てたから。
証拠ならいくらでもねつ造出来る、そこで、捜査本部がコントロールできないもの、それは、犯行当時のアリバイであると。
2件目のアリバイは、一ノ瀬次郎が会いに行っているムラタミキから、3件目のアリバイは、天馬暁生の交通違反を取り締まった及川蘭子が証明できます。
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その2件目のアリバイは、一ノ瀬次郎がムラタミキから聞きだしていました。彼女は、妻が殺害された犯行日時に、天馬暁生と会っていました。
そして、二人が会っていた証拠写真もありました。当時伝えることが出来なかった事実でした。
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銃で撃たれた及川蘭子の体調が悪化していますが、天馬智也は開放しようとはしません。
そこに、捜査を再開した柳田晋平(原田泰造さん)と稲西結衣(中村ゆりさん)から、犯人の上着を発見したとの連絡が入ります。
真犯人が見つかったら、武器を捨てて外に出ると約束してほしいとお願いする本間快です。
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一方、ムラタミキと別れた一ノ瀬次郎の前に、黒いスーツ姿の男たちに取り囲まれます。ムラタミキからの証拠を奪うことが目的の様です。
一旦は、隙を見つけて逃げ出す一ノ瀬次郎ですが、ボコボコにされてしまいます。しかし、彼は証拠を身につけていませんでした。そう、襲われる前にとっさに一ノ瀬次郎が隠したのです。
そして、この襲った首謀者は、なんと、県警捜査一課の刑事でした。
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片野坂譲は、本間快に、なぜ天馬暁生が犯人に仕立て上げられたのか、それを考えさせています。
「考えて自分で答えを出せ」「たとえそれが最悪の答えでも」
その言葉に、考えこんだ本間快が出した答え、それは、警察の中に真犯人がいるということ。それを隠ぺいするために犯人だと疑われてもおかしくない天馬暁生を犯人に仕立て上げたと。
片野坂譲は、9年前に天馬暁生は犯人ではないと証したために、捜査本部を外されていました。
彼が人質として来たのは、天馬姉弟に謝罪をしたかったことも理由の一つでした。天馬暁生を犯人にしてしまった、その全責任を取る覚悟のようです。
そして、及川蘭子も謝ります。
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片野坂譲と人質交換されたSAT隊員は、国枝警視正に、犯人は5人ではなく2人だと話してしまいまいた。
それを聞いた国枝警視正は、突入を命令します。
謝罪され、2件目の証拠も無事に確保されたことを知った天馬智也は、投降する旨を伝えてきます。
しかし!国枝警視正は聞く耳を持たず、強行に突入を指示します。
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そして、片野坂譲のもとに、遺留品から指紋が検出されたと連絡が入ります。
指紋の持ち主は、松波隼人、20歳の犯罪心理学を専攻しており、9年前の事件に興味を覚え、どうしても真似したくなった、それが動機でした。
20歳の学生は9年前は11歳、彼は単なる模倣犯でした。9年前の真犯人ではありませんでした。
落胆しているところに、一ノ瀬次郎からも電話が入ります。
変な男たちに襲われた時に、証拠である携帯電話が壊された、つまりは、証拠がなくなってしまったと。
そして、天馬直子の携帯に、父危篤の知らせ・・・
絶望する天馬直子。硫酸が入った水鉄砲を手にします。事件発生当時から、不幸の連続、仕事も結婚もダメになり、生きる価値の無い人生だと。
その彼女を、本間快は、天馬暁生の無実を証明します、諦めてはだめだと説得します。死なずにここから出ましょうと、水鉄砲を奪いました。
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片野坂譲が資料閲覧室の外に姿を現し、そして、天馬姉弟が投降します。二人は逮捕されました。
警察学校の立てこもり事件は終わった…かに見えましたが、国枝警視正が駐車場で殴られ、連れ去られてしまいました。
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未満警察ミッドナイトランナー(ドラマ)7話の感想
今回は、今までと全く違い、おちゃらけシーンはほぼありません。最初から、特に後半は、胸が痛いシーンばかり。辛い展開に涙も出ません。
今回も事件解決とならず、本間快の壊れた眼鏡コレクションには1つも追加されませんでした。
唯一のおちゃらけシーンを挙げるとすると、一ノ瀬次郎が言う「コーナンフ トートー」。。。何を言っているんでしょう?
一ノ瀬次郎ことジロちゃんがしきりに言う言葉。これは、実は、「港南ふ頭10」なんです。どうしたらそう読めるのかしら?
分かった瞬間に吹き出しました。
ジロちゃんだから、いや、ジロちゃんにしかそんな風に読めないですよね。こんなセリフにも、ジロちゃんの性格を垣間見ることが出来きます。
そして、自分だけで犯人をプロファイルし、解決に近づいたほうが簡単そうに見える片野坂譲は、本間快にヒントを与え、彼に解決の糸口を見つけるように促します。
ここは、片野坂譲が教官気質だからなのでしょうか、あるいは、9年前から解決できない自分の限界を知り、若く柔軟な頭脳を持つ本間快に託しているのでしょうか。
このシーンは、まるで、マンツーマンで警察学校の授業をしているかのようで、視聴者としてはとても分かりやすい進め方だったと感じました。
とかく、難しい言葉の羅列になりがちな警察ドラマと医療ドラマ。より親しみやすくする方法として、こんな進め方もありかなと思いました。
余談ですが、今回は、オープニングとエンディングの曲が入れ替わっていました!
このドラマはW主演、W主題歌です。
先週までは、中島健人さん所属のSexy Zoneの「RUN」がオープニング、平野紫耀さん所属のKing&Princeの「Mazy Night」がエンディングでした。
「RUN」の”止まらないで~”が耳についている私は、かなりの驚きでした。
来週はどうなのかしら、そんな楽しみも加わりました。
未満警察ミッドナイトランナー(ドラマ)7話のあらすじ
警察学校の教室で、本間快(中島健人)、一ノ瀬次郎(平野紫耀)、助教の及川蘭子(吉瀬美智子)の3人を人質にとった立てこもり事件が発生。犯人の天満直子(長谷川京子)と直子の弟・智也(柿澤勇人)の目的は、9年前の連続殺人事件の犯人として逮捕された父・天満暁生(佐戸井けん太)の無実を証明することだった。
直子と智也の訴えを聞く中で、蘭子が3件目の事件の暁生のアリバイを証明できることが判明。真実を明らかにするため、本間はある作戦を立てる。
犯人に開放された態で教室の外に出た一ノ瀬は、立てこもり事件の指揮をとる警視正・国枝(木下ほうか)と管理官・弓倉(山口祥行)の尋問を受ける。そこで「犯人は5人。全員銃で武装。体には爆弾」と本間の指示通りに嘘の証言をし、警察がすぐに突入できないよう時間を稼いだ。そして教官の片野坂譲(伊勢谷友介)に本間からのメッセージを伝える。
そんな中、指揮本部では、国枝が捜査員たちに狙撃命令を出していた。窓際に犯人が見えたら射殺するよう指示を出す国枝に、教室内でSATの隊員が重傷を負っていることを伝え「代わりに私が人質になります。狙撃命令はその後に」と訴える片野坂。隊員が命を落とせば、この事件を外部に隠し通すことができないと危惧した国枝は、その要求を受け入れる。そして片野坂は、負傷したSAT隊員と入れ替わりに教室の中へと入っていく。
その頃、こっそり警察学校を抜け出した一ノ瀬は、2件目の殺人事件について暁生が無実だという証拠を持っていると直子に連絡してきた〝ムラタミキ〟と名乗る人物の元に、直子の代わりに会いに向かっていた。
(引用:公式サイト)
まとめ
前後編で終わるのかと思っていた今回の冤罪事件は、まさかの3話目に突入です。
なんとも後味の悪い逮捕劇、そして、なにか隠しているようにみえる国枝警視正。その彼が殴られ、何者かに連れ去られると言うジェットコースターのようなストーリー展開でした。
最後まで正義を捨てず、諦めが悪い、と片野坂譲が絶賛(?)する本間快と一ノ瀬次郎には、この冤罪を晴らし、真犯人を突き止めてほしいですよね。
来週に期待です。
※この記事のトップ画像は、公式サイトから引用させていただきました。