2023年4月クールで放送のフジテレビ「月9」ドラマ、「風間公親ー教場0ー」。過去にスペシャルドラマとして放送され、人気を博した「教場」シリーズが初めて連続ドラマとして放送されることになり、話題になっています!
今回は教場シリーズのストーリーなどを紹介しますよ!
キムタク ドラマ新境地!ドラマ「教場」とは?
ドラマ「教場」シリーズは、木村拓哉さんが主演を務める人気ドラマシリーズです。2020年1月4日、5日にフジテレビ開局60周年特別企画として第一作が二夜連続で放送、スペシャルドラマとしては二日で計274分のボリューム、これまでに少なかった木村拓哉さん演じる冷徹な主人公のキャラクターで視聴者の心をガッツリと掴み、視聴率は二日とも15%超えを記録。ギャラクシー賞テレビ部門1月度月間賞を受賞しました。
翌2021年の1月3日、4日には「教場Ⅱ」が放送。前作を超える計293分のボリュームで、こちらも視聴率は二日とも13%超えと好評でしたよ。
二度のスペシャルドラマを経て、2023年4月クールよりフジテレビ開局65周年特別企画として「風間公親ー教場0ー」が放送されることになりました。
原作は長岡弘樹
同ドラマの原作は、長岡弘樹さんが小説雑誌「STORY BOX」で連載していた警察小説シリーズです。単行本最新刊は2023年3月に発売されており、今回のドラマの放送終了後も、更なる続編に期待できる状況となっています。
ドラマシリーズの教場は、原作の同名の人物の設定を踏襲しながらも、年齢や性別を変更したり、別の人物の設定を取り入れたりと、原作とは異なる部分も多いです。原作ファンでも新鮮な気持ちでドラマを楽しめると言えますね。
ドラマ「教場」のストーリー
警察学校を舞台に、冷徹で厳しくも訓練生たちを成長させていく神奈川警察学校教官、風間公親の活躍を描いたドラマ、教場。ここでは各シリーズのストーリー、あらすじを紹介していきますよ。
「教場(第一弾)」のストーリー
物語の舞台となるのは神奈川県警察学校。初任科短期課程第198期、植松教場の訓練生は入校から1ヶ月経ち、警察手帳を貸与され各教官の元で厳しい訓練を受けていたのですが、担任教官である植松貞行が病気で入院、休職することに。陰険な性格でモラハラ紛いの訓練を行っていた植松でしたが、その代理でやってきた教官、風間公親も警察官としての適性の無い者には容赦なく退校届を突き付ける冷徹な人物でした。
卒業まで残り5か月、宮坂定ら訓練生達は、風間により退校を言い渡されるなど様々な苦難に遭いながらも、卒業へ向けて奮闘していきます。
厳しくも優しい風間公親の指導
宮坂定は、自身の恩人の息子である平田和道が授業で遅れを取っていることを不憫に思い、授業でわざと落ちこぼれを演じていました。しかしそれを風間公親に見抜かれ、退校届を突き付けられます。しかし同時に風間から突き付けられた「課題」を通して、徐々に警察官に必要な適性を掴み、最後は無事卒業を果たします。
風間は訓練生の長所や得意分野も把握し、自身が適性を認めた訓練生には退校届けを突き付けた後も挽回のチャンスを与えています。問題を起こしそのまま退校となった訓練生もいたものの、無事卒業を果たした卒業生たちの多くは風間の指導のおかげで成長し、風間に感謝して卒業していきましたよ。
「教場Ⅱ」のストーリー
前作から約二年の時が経ち、宮坂定は警察官として第一線に立ち、仮入校中の第200期の指導員を務めていました。一方風間は未だ警察学校に残り、相変わらず適正に欠けたものたちを容赦なくふるいにかけて退校させていました。
200期の訓練生の一人、漆原透介は遅刻なども多かった問題児で、宮坂は彼に過去の自分を重ね気にかけていました。ある日、漆原は校内を走り回るなど挙動不審になり、副教官らから覚醒剤の使用を疑われることに。しかし風間は「交通整理中、自分を通した直後に車に撥ねられた宮坂の安否に関する通達所を探す」という漆原の目的を知っていました。遂に漆原が見つけた通達所、そこには宮坂の殉職の報告が記載されていました。
風間の叫びが響き渡る衝撃のラスト
「教場Ⅱ」のラストシーンは過去のワンシーン。風間公親は右目に義眼をつけているのですが、教場Ⅱのラストでは右目を失う原因となったエピソードが放送されました。
風間が自身の部下、遠野章宏と共に捜査をしていたところ、不審人物に声をかけた遠野が背後から襲われ千枚通しで首元を刺されてしまい、風間も右目を失う重傷を負ってしまったのです。この一件を経て、風間は冷徹な性格になったとされていますよ。
風間が「遠野、死ぬな!」と叫ぶシーンで終幕となった教場Ⅱ。スペシャルドラマの最後がこの終わり方であったため、当時は多くの視聴者が衝撃を受けました。
「風間公親 教場ー0ー」のストーリー
「教場Ⅱ」のラストシーンに繋がる、教場シリーズの前日譚が「教場ー0ー」。本作では県警本部捜査一課の刑事指導官、風間と新人刑事の遠野章宏のバディの活躍が描かれていきます。
警察学校から警察本部へ舞台を移した「教場」ですが、本作でもキャリアの浅い刑事が風間とバディを組み、実際の事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ぶ「風間道場」と呼ばれる育成システムが登場しており、遠野以外にも複数の新人刑事が風間道場に属していますよ。
最後に
今回はドラマ「教場」シリーズのストーリーについて紹介しました。
シリーズとしては初の連ドラとして描かれる教場、初回放送は視聴率12%超えの好発進でした。
これからの展開からも目が離せませんね!