今月18日から、第94回センバツ高校野球が開幕しました!高校球児たちの熱い闘いと共に、入場行進曲も毎年注目されています。今年の入場行進曲はYOASOBIの「群青」でした。諦めずに夢を追う葛藤が書かれた歌詞と高校球児たちの心情が重なりますね。
この記事では、平成から令和にかけてのセンバツ高校野球の歴代入場行進曲についてまとめてみました!各世代の名曲揃いですので、ぜひチェックしてみて下さい!
平成前期の歴代入場行進曲
まずは、平成元年~平成16年までを振り返ってみましょう!
開催年度 | 大会回数 | 曲名 | 歌手 |
平成元年 | 第61回 | パラダイス銀河 | 光GENJI |
平成2年 | 第62回 | 約束 | 相川恵理 |
平成3年 | 第63回 | おどるポンポコリン | B・B・クイーンズ |
平成4年 | 第64回 | どんなときも | 槙原敬之 |
平成5年 | 第65回 | 今ありて | 大会歌 |
平成6年 | 第66回 | 負けないで | ZARD |
平成7年 | 第67回 | がんばりましょう | SMAP |
平成8年 | 第68回 | TOMORROW | 岡本真夜 |
平成9年 | 第69回 | これが私の生きる道 | PUFFY |
平成10年 | 第70回 | 硝子の少年 | Kinki Kids |
平成11年 | 第71回 | 長い間 | Kiroro |
平成12年 | 第72回 | First Love | 宇多田ヒカル |
平成13年 | 第73回 | TSUNAMI ビートルズヒットメドレー | サザンオールスターズ ビートルズ |
平成14年 | 第74回 | 明日があるさ | ウルフルズ/ Re:Japan |
平成15年 | 第75回 | 大きな古時計 | 平井堅 |
平成16年 | 第76回 | 世界に一つだけの花 | SMAP |
平成初の入場行進曲は、光GENJIさんの「パラダイス銀河」でした。当時、入場行進曲を歌うアーティストが閉会式にゲスト出演していました。しかし、大人気だった光GENJIさんはファンが殺到し混乱を招くと判断され、なんとゲスト出演が中止されました。
翌年の大会では、大阪で開催された“花の万博”こと「国際花と緑の博覧会」のテーマソングである、相川恵里さんの「約束」が選ばれました。
平成5年度の第65回記念大会では、大会歌の「今ありて」が入場行進曲としても使用されました。この楽曲は、阿久悠作・谷村新司曲が担当し、3代目の大会歌として毎年開会式や閉会式で演奏されています。
平成後期の歴代入場行進曲
続いて平成17年~31年までの入場行進曲を振り返ってみましょう!
開催年度 | 大会回数 | 曲名 | 歌手 |
平成17年 | 第77回 | 君こそスターだ | サザンオールスターズ |
平成18年 | 第78回 | 青春アミーゴ | 修二と彰 |
平成19年 | 第79回 | 宙 | TOKIO |
平成20年 | 第80回 | 蕾 | コブクロ |
平成21年 | 第81回 | キセキ | GReeeeN |
平成22年 | 第82回 | My Best Of My Life | Superfly |
平成23年 | 第83回 | ありがとう | いきものがかり |
平成24年 | 第84回 | Everyday、カチューシャ | AKB48 |
平成25年 | 第85回 | 花は咲く | 門倉有希 |
平成26年 | 第86回 | 恋するフォーチュンクッキー | AKB48 |
平成27年 | 第87回 | Let It Go ~ありのままで~ | May J.ほか |
平成28年 | 第88回 | もしも運命の人がいるのなら | 西野カナ |
平成29年 | 第89回 | 恋 | 星野源 |
平成30年 | 第90回 | 今ありて | 大会歌 |
平成31年 | 第91回 | 世界に一つだけの花 どんなときも | SMAP 槙原敬之 |
平成30年の第90回記念大会では、25年ぶりに大会歌である「今ありて」が選ばれました。平成25年の第85回大会は、東日本大震災の復興応援ソングとして作られた「花は咲く」です。こちらは、震災で亡くなった方々の目線で作られた曲で、未来への勇気や希望を与えてくれるステキな曲です。
平成最後の大会では、「世界に一つだけの花」と「どんなときも」の2曲でした。センバツ高校野球史上初の2曲が選ばれ、大きな話題となりました。この曲でSMAPさんが3回目の入場行進曲に選出され、吉永小百合さんと並ぶ歴代2番目のアーティスとになりました。ちなみに、歴代最多アーティストは坂本九さんで、「上を向いて歩こう」「幸せなら手をたたこう」などを含む計6曲です。
令和の歴代入場行進曲
最後に令和の入場行進曲をチェックしましょう!
開催年度 | 大会回数 | 曲名 | 歌手 |
令和2年 | 第92回 | パプリカ | Foorin |
令和3年 | 第93回 | パプリカ | Foorin |
令和4年 | 第94回 | 群青 | YOASOBI |
元号が令和になって初の入場行進曲は、Foorinさんの「パプリカ」が選ばれました。「パプリカ」は、作詞・作曲を歌手の米津玄師さんが手掛け大ヒットした楽曲です。しかし、コロナウイルス感染拡大の影響を受け、開催が中止されてしまいました。その為、翌年の第93回大会で復活の意味を込め、同曲が使用されることになりました。
今年の入場行進曲は、YOASOBIさんの「群青」です。「群青」は、漫画「ブルーピリオド」という、芸大を目指す高校生を描いた物語にインスパイアされて作られました。夢に向かって奮闘する高校野球にピッタリの応援歌ですね♪
まとめ
平成から令和にかけてのセンバツ高校野球の歴代入場行進曲を紹介させていただきました。入場行進曲は、高校野球と共に試合を盛り上げてくれる大切な曲です。どの年も名曲揃いのラインナップでしたね。曲を聞くと、その当時の名場面や決勝戦などを思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?今年はどの高校が優勝するのか楽しみですね!高校球児達がどんなドラマを魅せてくれるのか最後まで目が離せません!