『流星の絆』原作とドラマの違いは?脚本は誰?ラストのネタバレも

『流星の絆』原作とドラマの違いは?脚本は誰?ラストのネタバレも

『流星の絆』とは、作家・東野圭吾さんが執筆した推理小説を原作とする作品です。2006年から2007年にかけて連載された『流星の絆』は、刊行当最速のペースで25万部の発行部数を記録したことでも話題となりました。

そんな『流星の絆』ですが、2008年にTBS系列にて二宮和也さんを主演にテレビドラマ化されています。豪華な出演者たちも相まって大きな人気を呼んだドラマ版『流星の絆』には、原作とドラマで物語や結末に違いはあるのでしょうか。そこで本記事では東野圭吾さん原作の『流星の絆』について、原作とドラマの違いを中心にドラマ版の脚本やラストのネタバレなどを詳しくお伝えしていきます。

目次

『流星の絆』とは?どんな作品?

まず初めに本記事で紹介する『流星の絆』についての作品情報からチェックしていきましょう。2008年に放送されたドラマ版『流星の絆』の作品情報は下記のとおりです。

  • 脚本:宮藤官九郎
  • 演出:金子文紀、石井康晴
  • 制作:TBS
  • 放送期間:2008年10月17日から同年12月19日まで
  • 話数:全10話
  • 主題歌: beautiful days / 嵐

冒頭でも触れましたがドラマ版『流星の絆』の主演を務めたのは嵐の二宮和也さんです。主題歌も二宮和也さんが所属する嵐が担当しています。またその他のキャストとしては、錦戸亮さんや戸田恵梨香さん、要潤さんら実力派俳優たちが数多く出演。当時の嵐の人気と相まって、最終回の視聴率は22.6%を記録するほどの大ヒットを記録しました。

脚本を担当するのは宮藤官九郎

ドラマ版『流星の絆』で脚本を担当したのは、宮藤官九郎さんです。宮藤官九郎といえばこれまでに映画「木更津キャッツアイ」や「GO」、ドラマ作品ではNHK連続テレビ小説の「あまちゃん」や「ゆとりですけどなにか」などを手掛けた日本を代表する脚本家として知られている方です。

宮藤官九郎さんにとって『流星の絆』は自身初の本格ミステリー小説だったそうですが、随所でテンポの良いユーモアを感じる会話なども散りばめられており、自身の特徴も存分に発揮した作品なのではないでしょうか。そのため、ミステリードラマにありがちな重い作風にもならず、万人受けする作風といえるのではないでしょうか。

『流星の絆』の原作とドラマの違いは?

ここからは『流星の絆』の原作とドラマの違いについて深掘りして紹介していきます。『流星の絆』の原作とドラマの違いですが、物語の大筋のストーリーに相違はありません。ただ、原作には登場しない人物や設定が多数あり、代表的な例を挙げるとドラマ版で中島美嘉さんが演じたサギは原作では登場しないドラマオリジナルの設定です。また、功一がカレー屋でバイトをしているのもドラマ版独自の設定ですね。

また、後述する物語のラストも微妙に違いが加えられています。ですのでドラマで新たに追加された設定がどのように物語に絡んでくるのか、そういった点に注目して見てみるとより楽しめるのではないでしょうか。

ラストはどうなる?

最後にドラマ『流星の絆』のラストについてネタバレありで紹介したいと思います。

結論から述べると犯人は柏原刑事で、子供の手術費用を工面するために事件を起こしたことが判明します。原作ではラストで柏原刑事は自ら命を断つ道を選んでおり、自殺して亡くなってしまっていました。しかしドラマ版では二宮和也さんが演じる功一が柏原刑事の自殺を阻止し、刑務所に入って生きることで罪を償うよう諭されます。

柏原刑事が犯行に及んだ動機や経緯もとても切ないだけに、原作と違ったラストですがこの展開に納得した視聴者も多かったようです。

まとめ

以上、今回はドラマ『流星の絆』の原作とドラマの違いを中心に紹介しましたがいかがでしたか。ストーリーの大筋に違いはないものの、随所で設定や登場人物が違っていたりラストにも改変が加えられています。こうした原作とドラマの違いを比較しながら視聴すると、また作品の違った魅力を感じられるのではないでしょうか。とても評価の高い作品なので、未視聴の方は是非一度視聴してみることをオススメします。

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