『家なき子2』配信されない理由はコンプラ?キャストや物語を振り返る

『家なき子2』配信されない理由はコンプラ?キャストや物語を振り返る

家なき子2が配信されない理由をご存知ですか?現在「老けることを知らない40代」として再ブレイクしつつある、俳優の安達祐実さん。安達祐実さんが「天才子役」といわれるきっかけとなった作品が『家なき子』シリーズです。当時、社会現象を巻き起こし「同情するなら金をくれ」というセリフが大流行したほどの名作ですが、なぜ配信されないのでしょうか?衝撃の理由や、当時と現代の「コンプライアンス」の概念の違いについても掘り下げてみましょう。

目次

『家なき子2』配信されない理由は?

家なき子2は現在、どこのプラットフォームでも配信されない幻のドラマとなってしまいました。家なき子2は、現代の放送基準と”コンプライアンスのレベルが合わなさすぎる”という理由である可能性が高いのです。現在、家なき子2はTSUTAYAのレンタルサービスでのみ視聴することができるそうです。では、配信されない理由を見てみましょう。

https://twitter.com/1yamamoto1/status/1927711560388026746

いじめや暴力シーンが過激すぎるから

家なき子2が配信されない理由は、いじめや暴力シーンが過激すぎるからです。主人公のすず(演・安達祐実さん)がいじめを受けるシーンが放送されますが、その様子が常識の範囲を超える異常なものであり、現代のコンプライアンスにそぐわない内容として、配信が見送られているようです。特に『家なき子』の続編である家なき子2では、過激なシーンに拍車をかけるように、不快な場面が多く放送されました。

タブーなテーマが多すぎるから

家なき子2は現代の放送では到底受け入れられないタブーが多く見られる作品です。たとえば、父親に性暴力を受け妊娠するという近親相姦、ご飯にインクをかけた「インクカレー」を食べさせるなど食べ物を粗末にする演出などです。家なき子2が放送されていたのは1995年。当時はケーキを潰したり顔面に向かって投げたりする演出が「面白い」とされていた時代でした。ラブシーンや殺人シーンなども、現代と比べて過激な表現が許されていました。そのためは現代で放送できないレベルの作品になってしまったのです。

キャストの1人が芸能界を引退しているから

家なき子2が配信されない理由は、キャストの1人が芸能界を引退しているからです。そのキャストとは、本作で主人公をいじめていた主犯格を演じた、榎本加奈子さんです。

https://twitter.com/tami_8443/status/1087571988095197184

現在は元プロ野球選手の佐々木主浩さんと結婚し、一般人となっている榎本加奈子さん。佐々木さんのご婦人としてメディアに出演されることもありますが、俳優活動は行っていません。このことも『家なき子2』が配信されない理由になっているものとみられます。

『家なき子2』キャストやあらすじをまとめ

家なき子2のキャストやあらすじをまとめてみましょう。家なき子2のキャストで注目すべきなのは、主人公を演じた元天才子役・安達祐実さんだけではありません。安達祐実さん演じる娘を利用し借金を返済しようとする父親や、インクカレーを食べさせようとする友人など、実世界にいると思うと悪寒のする登場人物が多く出てきます。迫真の演技と表現力で『家なき子2』を大ヒット作にした、注目のキャストをあらすじとともに見てみましょう。

主人公すずは安達祐実が続投

家なき子シリーズのメインキャストである安達祐実さんは、中学生になった主人公のすずを演じました。アルバイトを掛け持ちし、和解・再会した父親と2人で暮らしていたすずですが、経済的に困窮し、大富豪である一条家の「孫娘」を名乗って忍び込み、遺産を狙うことに。父親に振り回され、命を狙われることもあったすずですが、最終的に母親と同じ心臓病に倒れます。父親が命懸けで血液パックを届けたことで一命をとりとめました。

すずの父親には内藤剛志

すずの父親役には、ベテラン俳優・内藤剛志さんがキャスティングされました。家なき子2では母親が亡くなり、父と娘2人で生きていくシーンも見られましたが、父親はすずに面倒を見てもらうため下半身不随のふりをしたり、暴力団組員の愛人に手を出して金をゆすられたりと、見事なクズっぷりを見せます。そして一条家にすずを忍び込ませ遺産相続をさせることで、自分の借金を返済しようと目論むのです。

すずの理解者には堂本光一

家なき子に続き、続編『家なき子2』でもすずの理解者としてそばにいたのが、堂本光一さん演じる晴海でした。

すずが忍び込んだ一条家に、かつて家族を脅され自殺に追い込まれた過去をもつ晴海は、一条家への復讐のために生きていました。イケメンで、すずのいじめの主犯格・絵里花から言い寄られ、復讐の道具にしようと婚約したこともありましたが、すずへの想いが立ち切れず婚約破棄しています。

壮絶な生い立ちをもつ謎の女性は高橋恵子

高橋恵子さんが演じるのは、すずが忍び込んでいる家であり、晴海が家族を殺されたという一条家の娘・小百合です。実は晴海の母親で、焼身自殺したはずが助かり、さらに記憶を失っていました。小百合は実の父親に強姦され、晴海を出産していました。すずが遺産を狙っていた一条家ですが、本来遺産を相続するはずなのは、一条家の主と娘の間に生まれた、晴海だったのです。

一条家の主は誰?

娘を溺愛するあまり強姦し子どもを産ませた卑劣な父親・一条泰造を演じたのは、西村晃さんです。しかし、西村さん演じる一条泰造は、小百合を妊娠させた人物ではありませんでした。この一条泰造は「影武者」であり、本物の一条泰造は森山敏男という名前で生き続けていました(演・小林昭二さん)。晴海を「自分の娘がどこかの男との間に作ってきた子ども」と勘違いしていた森山は、晴海を抹殺するため屋敷に放火。しかし、影武者の一条泰造から晴海の出生の秘密を打ち明けられ、小百合と晴美を助けに炎の中へ向かっていき、絶命しました。

まとめ

『家なき子2』が配信されない理由について解説しました。キャストたちを、壮絶なあらすじとともに振り返ってみました。とても現代で配信が許されるとは思えない、社会的タブーが多く盛り込まれた作品ですよね。現在も活躍する美魔女・安達祐実さんや、ジャニーズアイドル・堂本光一さんなど爽やかなキャストが演じたとは思えないドロドロのストーリーに、過激なシーンの数々。興味のある方は、TSUTAYAのレンタルサービスを利用してはいかがでしょうか。

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