「さよならマエストロ」とは、2024年の冬ドラマとしてTBS系列で放送された連続テレビドラマです。原作が存在しないオリジナルドラマとして制作された「さよならマエストロ」ですが、放送されたエピソードの視聴率全てが二桁を記録するなど、かなり人気の高かった作品として知られています。
そんな「さよならマエストロ」ですが、どのような内容のドラマなのか、主演やキャストは誰なのか気になりますよね。また、実際に視聴された方の中にはロケ地として使用された場所が気になっている方も多いかと思います。そこで今回の記事では、ドラマ「さよならマエストロ」の作品情報やキャスト、ロケ地について詳しく調べてきたので紹介します。
「さよならマエストロ」とは?
まず初めに、本記事で紹介するドラマ「さよならマエストロ」の作品情報についてみていきましょう。基本的な作品情報は下記のとおりです。
- 脚本:大島里美
- 音楽:菅野祐悟
- 主題歌:アイナ・ジ・エンド / 宝者
- 撮影・監督:神田創
- 企画プロデュース:東仲恵吾
- プロデュース:益田千愛
- 製作:TBS
- 話数:10話
- 放送開始:2024年1月14日 – 3月17日
「さよならマエストロ」の大まかなあらすじは、世界的指揮者だった主人公の俊平が、ある事件を機に妻と離れ、俊平自身も音楽業界から離れることになります。その後、ひょんなことから存続の危機に揺れる地方のオーケストラの指揮を任され、その活動を通じて家族の絆や音楽への情熱を取り戻していく物語となっています。
「さよならマエストロ」のキャスト
「さよならマエストロ」で主演を務めるのは、ベテラン俳優の西島秀俊さんです。名実ともに高いキャストが勢揃いする中、特に際立って高い評価を得たのは作中で俊平の娘・響役を演じた芦田愛菜さんです。作中で俊平と響がどのようにして親子の関係を再構築していくのか、是非芦田愛菜さんの演技とともに注目していただければと思います。
夏目俊平(西島秀俊)
才能あるマエストロ(指揮者)で音楽以外の能力はゼロ。海外で活動しており、十年ぶりに帰国、晴見フィルハーモニーの指揮をすることに
夏目志帆(石田ゆり子)
響と海の母親で画家。俊平と結婚後は画家の夢を捨て夫の世話をしていた。ある出来事をきっかけに夫の元を去ったが、とある目的で俊平を晴見フィルハーモニーの指揮者として推薦する。
夏目響(芦田愛菜)
俊平と志帆の娘役。晴見市役所総務課から文化振興課へ異動となり、あおぞら文化ホールで勤務
森大輝(宮沢氷魚)
トランぺット奏者役。晴見市役所観光課に勤務しており、響と職場仲間
倉科瑠李(新木優子)
プロのオーケストラで活躍するフルート奏者役。晴見フィルハーモニーから何度もスカウトされ断り続けていたが、俊平に誘われ晴見フィルハーモニーに参加する
古谷悟史(玉山鉄二)
響の上司で晴見市役所観光課の職員かつファゴット奏者。廃団が決まった晴見フィルをなんとか存続させるため奮闘する。
相関図について
上記は「さよならマエストロ」の公式SNSで公開された作中の相関図です。「さよならマエストロ」では、作中で父の俊平と娘の響の関係を中心に家庭内やオーケストラでの様子が描かれていきます。キャストが多い作品であることもあり、一見直接的な繋がりがないように思えるエピソードでも、放送回を重ねていくと点と点が繋がって線になるような伏線になる場面も。
俊平と響の関係もそうですが、二人の周囲の人間や出来事がどのような影響を与え、間接的に関わっていくのか。そういった点に注目するとより作品を楽しめるので、このような相関図を認知しておくと、よりスムーズに作品に入っていけるのではないでしょうか。
ロケ地は静岡県
最後に、ドラマ「さよならマエストロ」の撮影がおこなわれたロケ地について紹介します。結論から言うと、「さよならマエストロ」はおもに静岡県富士市で撮影がおこなわれました。また、その中でも特に頻繁に撮影がおこなわれた場所や施設は下記のとおりになります。
- 富士市文化会館
- 岩本山公園
- 富士市交流プラザ
- 天間親水公園
- 潤井川龍巌淵
- 富士市産業交流展示場 ふじさんめっせ
- 富士山夢の大橋
- 県営ふじのくに田子の浦みなと公園
- 道の駅アグリパークゆめすぎと
上記でも述べたように、ほとんどの撮影が静岡県富士市でおこなわれていることもあって、ロケ地の多くは富士市内に所在しています。それだけにロケ地巡りをおこなう方も比較的狭い範囲で多くの場所を回ることができるのではないでしょうか。
まとめ
以上、今回の記事ではドラマ「さよならマエストロ」のキャストや相関図、また実際に撮影がおこなわれたロケ地について紹介しましたがいかがでしたか。キャスト陣の演技力も相まって、「さよならマエストロ」はとても人間味を感じられる温かい作品ですよね。多くの人の胸に訴えかける作品なだけあって、視聴後にロケ地巡りで静岡県富士市を訪れる方も少なくないです。もし興味を持っているけれどまだ未視聴の方は、是非一度観てみることをオススメします。きっと視聴後に胸の奥底から暖かさを感じられる作品になると思いますよ。