2024年の春ドラマとして放送され、絶大な高評価を獲得したドラマ『アンメットある脳外科医の日記』。事故が原因で前日の記憶がなくなってしまう記憶障害を負った脳外科医のミヤビを描いたヒューマンドラマは、TVerのリアルタイム接続数がカンテレ史上最多となる数字を記録するなど、社会現象を巻き起こしました。
そんな『アンメットある脳外科医の日記』ですが、主演を含むキャストや物語のあらすじ、見どころはどのような点なのでしょうか。本記事ではドラマ『アンメットある脳外科医の日記』について詳しく紹介していきます。
記憶障害の脳外科医を描いた『アンメットある脳外科医の日記』とは?
『アンメットある脳外科医の日記』とは、記憶障害を負った脳外科医・ミヤビの病院を中心とした日常が描かれた作品です。前日の記憶が残らないことから医者としての存在意義を見失いかけていたミヤビは、病院に運ばれてくる患者や同僚たちとの触れ合いを通じて徐々に自分の生き方を見直していくヒューマンドラマとなっています。
患者それぞれに生まれるドラマやミヤビの葛藤など、本当に初回から最終話まで見どころの耐えない物語は、多くの視聴者の胸を打つ作品となりました。その『アンメットある脳外科医の日記』について、まずは主演などのキャストを見ていきましょう。
主演は杉咲花!
『アンメットある脳外科医の日記』の主人公であるミヤビを演じたのは、女優の杉咲花さんです。またミヤビの同僚であり、物語のキーパーソンとなった三瓶を若葉竜也さんが演じています。
その他の主なキャストは以下のとおりです。
- 岡山天音
- 生田絵梨花
- 山谷花純
- 尾崎匠海
- 中村里帆
- 千葉雄大
名実ともに申し分のないキャストが勢揃いしているところからも、製作陣の本気度が伺えますよね。
ちなみにドラマ放送中に、主演の杉咲花さんと若葉竜也さんの熱愛報道が発覚。ドラマではピッタリだと好評だった組み合わせの熱愛報道だけに、かなり大きな話題となりました。
ドラマ版の最後はどうなる?ネタバレ紹介
原作の漫画版はまだ連載が続いていますが、ドラマ版はどのような最終回になったのでしょうか。
ドラマ版では終盤、ミヤビの記憶障害が悪化してしまい、脳梗塞が完成する直前まで追い込まれてしまいます。記憶だけではなく命に関わる危機に瀕した状況で、三瓶は成功率が限りなく低い手術に挑戦することを決意しました。
限られた時間内での手術に失敗すれば命を奪ってしまう極限状態の中、三瓶は大迫と協力して無事に手術を成功させます。そしてラストシーンでは記憶を失わないままミヤビが目を覚ますシーンで幕を閉じました。
患者と向き合い、自身を見つめ直すミヤビの成長物語
『アンメットある脳外科医の日記』の最大の見どころは、記憶障害を負った医者のミヤビがさまざまな患者と触れ合うことで自身の生き方や価値観を改め、未来のために生きていく過程ではないでしょうか。当初、ミヤビは記憶障害を負ってしまったことで医者としての価値を失い、手術には一切関与しませんでした。しかし三瓶や多くの患者と出会うことでその考え方が変化し、昨日の記憶がなくても今の自分ができる行動を日々しようと心がけるようになります。その心境の変化がとても丁寧に描かれており、視聴者も感情移入して楽しめるのではないでしょうか。
まとめ
以上、今回は2024年の春ドラマとして大きな話題を集めた『アンメットある脳外科医の日記』のキャストや見どころについて紹介しました。医療ドラマでありながら、記憶障害の脳外科医の成長劇を描いたヒューマンストーリーとなっており、とても考えさせられる作品となっています。毎話感動必至のドラマですので、ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。